ロットワイラーってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

ロットワイラーの特徴

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ドーベルマン ロットワイラーの体高は58～69cmで体重はメスが37～45kg、オスが40～59kg。 大型犬に分類されます。 ドーベルマン・ピンシャーを作出する際に用いられた犬種としても知られています。

体高よりも体長が少し長く、特徴である被毛は粗い直毛が密に生えています。 色がほぼ黒だという事と、筋肉質な見た目から威圧感を感じる方も少なくないようなので、間違ってもリード無しでの散歩はやめておきましょう。 その堂々とした歩きはとても逞しく、並外れた力強さと俊敏性、忍耐力をも持ち合わせている特徴があります。

力が強く持久力がある犬種です。

ロットワイラーの外見的特徴

見るからに、強そうなイメージのあるロットワイラーですが、しっかりとした骨格と力強い筋肉を持つ、とてもカッコいい犬種ですね。

とはいえ、コンパクトな見た目で落ち着きを感じさせます。

頭は大きく、耳が垂れています。

尻尾は断尾されていると短いですけど、もともとは長いです。

近年では断尾されないことが多いです。

とても堂々としていて、自身に満ち溢れている姿はとてもカッコいいですよね。

体重以上に力が強くて、持久力もあり、敵にも恐れずに立ち向かっていく姿はとても勇敢です。

ロットワイラーの寿命・体型

ロットワイラーの平均寿命は、8～10年といわれています。

少し短いように感じる方もいるかもしれませんが、大型犬としては平均的な寿命になります。

命を脅かすような病気になりやすい犬種ですので、できるだけ元気に長く過ごせるように飼い主として健康管理をしてあげたいものですね。

ロットワイラーの歴史

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ロットワイラーの原産国はドイツです。

その祖先となったのは、西暦1世紀にローマ軍がスイスに侵攻するときに、南ドイツを通りその際に持ち込んだ犬と考えられています。

スイス原産のマウンテンドッグであるバーニーズは、毛の色や骨格などの特徴がロットワイラーととてもよく似ています。

このバーニーズもローマ軍がスイスに侵攻する際に持ち込んだ犬が祖先と考えらえていますので、ロットワイラーとバーニーズは近縁である、というふうに考える人たちもいます。

ところで、「ロットワイラー」という名前ですが、その由来はドイツの南西部にある「ロットワイル」という町に由来しています。

ロットワイルはローマ人によってつくられた、歴史ある街で、農業や酪農が盛んでした。

ロットワイラーは、そこにあった肉屋で品物を運ぶための犬として活躍していたようです。

それまでは、家畜たちを移動させるための牛追い犬として活躍していたそうですが、20世紀になって電車による輸送が始まると、その職を失うこととなったようです。

それで、お肉屋さんで働く犬として、ロットワイルで大きな荷車を引くなどの仕事をしていたんですね。

しかし、20世紀の急激な近代化により、ロットワイラーはまたしても職を失うこととなります。

なんと、畜産業が近代化したことによってその地では、どんどんとロットワイラーが姿を消し、1頭のメス犬だけしかいなくなったこともあったようです。

1899年の時点では、小さで簡素なロットワイラークラブというものがあり、1901年にスタンダードが発表されています。 しかし、数がどんどんと減少していく様子を見て、そのロットワイラークラブはスタンダードを改め、育種に取りかかりました。

そのような取り組みもあってか、ロットワイラーは絶滅の危機を逃れ、その体力と勇敢さが評価されるようになり、なんと警察犬や軍用犬として活躍するまでになりました。

今でも、税関などでも犯罪が入り込まないように守っていたり、あるいは山岳救助犬としても人名を救う大切な仕事をして、大活躍しています。

とても勇敢で賢くて力が強いので、とても優秀な作業犬として活躍できる犬種なんですね。