
アイリッシュセッターってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!
エレガントなマホガニーレッドの被毛を持つアイリッシュセッターはアイルランド原産の犬です。 その優雅に走る姿が魅力的で,全犬種の中でも最も美しい姿を持つと評されています。 そこで、ガンドッグとしても素晴らしい能力を兼ね備えているアイリッシュセッターの性格や特徴、しつけと飼い方のコツを解説します。

アイリッシュセッターの毛色・被毛
アイリッシュセッターの毛色は、マホガニーレッドです。
JCKでは、リッチ・チェスナットつまり栗色で、ブラックのトレースが見られない個体が認められる、とされています。
胸やのど、さらに指趾に白い毛が入っているのは認められています。
他にも、前頭部や鼻や顔の狭いところに小さい白やブレーズが入っていることも失格にはなりません。
シルキーな被毛を持ちます。
風になびくその毛はとても美しいです。
シングルコートなので、寒さには弱いです。
アイリッシュセッターの健康管理とお手入れ
セッター種の中でも長生きのアイリッシュセッターですが、気を付けたい病気もあります。
特に皮膚病になりやすかったり、大型犬に気をつけたい病気もありますので理解しておきましょう。
アイリッシュセッターの健康管理方法
アイリッシュセッターのような大型犬が急死する原因の一つに胃捻転があります。
これは、胃の一部がねじれて血流が止まり、そのままにしていると命を落としてしまう病気です。
もし、落ち着きがなくなったり、腹部をなめていたり、水を大量に飲んでいたりなどのいつもとは違う症状が見られたらすぐに病院に連れていきましょう。
さらに、股関節形成不全にもかかりやすいと言われています。
生後6か月くらいからこの病気がわかってきます。
歩行が左右に揺れている様子だったり、座っているときに後ろ足が上手にたためていないようだったりするようなら、その可能性があります。
予防するためには、肥満にならないように十分に気を付けてあげる必要がありますので、運動量をしっかりと確保するようにしましょう。
アイリッシュセッターに必要なお手入れ
抜け毛の量は普通ですが、換毛期にはかなりの量が抜けます。
そのままにしていると皮膚病になりやすいので、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
アイリッシュセッターは皮膚病になりやすい犬種ですので、アレルギー検査などもしてあげるとよいでしょう。
シルキーな被毛を持つので、毎日グルーミングをしてあげて、毛が絡まったままにならないようにしましょう。
伸びた毛は整えるようにしてあげましょう。
そして、耳が垂れていますので外耳炎にもなりやすいですので、正しい耳のお手入れも定期的にしてあげましょう。