
ターキッシュアンゴラってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!
ターキッシュアンゴラの代表的な容姿は、白いもふもふな体に神秘的な左右で異なる青い目とアンバー(茶色)の目です。高貴なお姿の割に気さくな性格で、遊び好き、人懐こい性格です。オスは甘えん坊、メスはマイペースな性格のターキッシュアンゴラについてまとめました。

ターキッシュアンゴラの性格
ターキッシュアンゴラの性格は、ちょっと神経質なところもありますが、遊び好きで賢く人懐こいと言われます。
白い毛に青い目のオッドアイをもつ猫は、青い目の側の耳に聴覚障害が出やすいことが知られています。
これは瞳のメラニン生成を阻害する遺伝子が、同様に耳の器官形成を阻害するためです。
猫は獲物を探すのに、嗅覚より聴覚に多く依存する動物です。
片方の耳が聞こえにくいと、音を拾うことはできますが、2つの耳を使って音源の位置を特定することができません。
このため、本来オッドアイが出やすい白毛のターキッシュアンゴラは、生存競争にはハンデがあります。
この血統が生存競争を勝ち残ったのは、人間の嗜好(トルコでは宗教的理由。ほかでは外観の好み)によって選別されたからです。
このため、やや神経質ながら人間に依存しやすい性格形成がされたと思われます。
ターキッシュアンゴラの飼いやすさ
自由気ままな性格を持っていますのでほおっておいてもかまいませんが懐かなくなってしまう可能性がありますのでコミュニケーションは欠かせません。
遊ぶことは好きですので一緒に遊んであげれば懐いてくれるでしょう。
オスは甘えん坊な気質がありますので同じ時間を共有できれば仲良くなれるでしょう。
基本的に忠実です。
それでしつけをしやすいので子猫のうちからしつけをしっかり行っていればトイレなども覚えてくれますのでその後は飼いやすい猫だと実感できるでしょう。
ターキッシュアンゴラの飼育環境と飼い方のコツ
ターキッシュアンゴラを飼育するのに向いているのは室内です。
とはいえ広いスペースを取ってあげるようにしましょう。
高さもあるといいですね。
飼育にはしつけが欠かせませんがターキッシュアンゴラは物覚えの良い猫種です。
それで早いうちから、してはダメなことはしっかりダメと言い、トイレの場所もきちんと教えてあげましょう。
ターキッシュアンゴラの飼育環境
ターキッシュアンゴラは配合種のほとんどない純粋な野生に近い猫種であるため自由に動き回ることを望みます。
そのためいったん外に出すとどこへ行くか予想が付きません。
場合によっては戻ってこないということもあるでしょう。
そのためターキッシュアンゴラを飼育するのは室内だけにとどめておくことをお薦めします。
しかし運動することも好きな猫種ですからある程度のスペースの中で飼育することが必要です。
また冒険心も強いので遊び場の工夫も必要です。
出来れば高いところのスペースも作ってあげて登ったり下りたりできる空間を作ってあげましょう。
キャットタワーは備えてあげると喜んで昇り降りしてくれますよ。
ターキッシュアンゴラのしつけのコツ
しつけはなるべく小さいときから行うのが覚えてもらうよい方法です。
とくにターキッシュアンゴラは賢い猫種で戸棚の扉や部屋の引き戸などを開けることができるくらい物覚えがよい猫です。
そのためしっかりしつけておかないとあちこちの部屋にはいってしまったり、場合によっては食料が入った扉を覚えてしまい、開けては食べるといった習慣を身につけてしまうかも知れません。
そうならないために開けてはいけない扉を開けようとしたときにはきちんと怒って、ダメ!と言って聞かせましょう。
このしつけによって賢いターキッシュアンゴラは覚えてくれますよ。
また太りすぎはターキッシュアンゴラに限らずすべての猫にとって病気の元になりますので食事制限はしっかり行う必要があるでしょう。
とくに食事の量はきちんと決めて与えるなら比較的バランスの取れた体重を維持できるでしょう。
そしてトイレは覚える必要のある習慣です。
子猫の時からトイレの場所は決めてしまって位置を変えないようにしましょう。
一度覚えればその後はそこでしかしなくなりますよ。