猫のための手作りおやつのレシピをご紹介！

猫に手作りおやつを与える時の注意点

pixabay.com

手作りのおやつは確かに市販のものと比べ、添加物が入っていないので安心して与えることができます。

飼い主さんとしても大切な猫のためにおやつを手作りする事は、猫を飼育する上での楽しみの一つでもありますが、ところがその一方で気を付けなければならないこともあります。

あげすぎに注意

最初にお話しした通り、普段の食餌だけで栄養バランスがとれるようにしてあるため、いくらカロリーが低い手作りおやつであっても、与えすぎればカロリー過多になり、肥満になってしまう可能性があります。

手作りのおやつはカロリー計算が難しいのではっきりとした数字は言えませんが、おやつを与える場合には食餌量を少し減らしたり、運動をたくさんさせるようにしましょう。

与えてはいけない食材がある

人間が食べられて猫が食べられない、あるいは食べさせない方がいい食材は、実は意外なほどたくさんあります。

「タマネギ」は食べさせてはいけない、ということを知っている人は多いと思いますが、有名なタマネギ以外にも

・チョコレートやココアなどのカカオ類 ・ぶどうやレーズン ・人用の牛乳 ・香辛料などの刺激物 ・生のイカやタコ

などは中毒を起こしたり、体調不良を引き起こしてしまうことがあります。

摂取量によっては痙攣や意識混濁などの重篤な症状を引き起こし、緊急の処置が必要になる場合や、あるいは死に至る可能性のある食材もあるので、自己判断で食べさせるのは避けた方がいいでしょう。

また猫自身の持病の有無や、子猫や老猫などの場合は、わずかな量でも症状が強く出る可能性があるので注意が必要です。

さらに食べてすぐに症状が出ないとしても、たとえばマグネシウムやミネラルを多く含む鰹節やノリなど、長期的に過剰な摂取をすると腎臓に負担をかけ、尿結石などの原因になる事もあります。

同様にアジやサバなど青身の魚は、食べ過ぎると黄色脂肪症（イエローファット）になる可能性があるので、量には気をつける必要があります。

ですので、おやつを手作りする際にはその食材を食べさせても大丈夫かどうか、安全な作り方や与えてもいい量など、あらかじめ確認するようにしましょう。

適切な材料と作り方で、猫に喜んでもらえるようなおやつを作ってあげてくださいね。