ローデシアンリッジバックってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ローデシアンリッジバックってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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精悍な顔に均整のとれた体、そしてリッジと呼ばれる背中の逆毛。アフリカで猟犬として活躍していたローデシアンリッジバックは、警察犬や番犬のみならず、その性格や特徴からヨーロッパでは家庭犬としても親しまれています。日本ではあまり聞きなれないローデシアンリッジバックの飼い方やしつけ方をご紹介します。

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ローデシアンリッジバックの特徴

Studio shot of an adorable Ridgeback lying on white background

BORINA OLGA/shutterstock.com

ローデシアンリッジバックという犬はなかなか聞きなれない犬種かもしれません。

それもそのはずで日本では年間登録頭数が1~2頭と非常に希少な犬種なんです。

ローデシアンリッジバックは南アフリカの原住民ホッテントット族の猟犬リッジバックと、ヨーロッパ人が持ち込んだヨーロッパ原産の猟犬の交配で生まれました。

猟犬としての特徴がありながらも穏やかな性格のローデシアンリッジバックの体型や外見的特徴、寿命などについて説明します。

ローデシアンリッジバックの体型と外見的特徴

ローデシアンリッジバックの最大の特徴は、背中の真ん中にある逆毛の隆起線(リッジ)です。

この毛は首から尻尾の付け根にかけてみられる逆毛で、まるで蛇を背負っているかのようにも見えます。

これはホッテントット族の猟犬の特徴が引き継がれたもので、世界的に見てもこのようなリッジバックを持つ犬種は珍しいとされています。

ドッグショーではこのローデシアンリッジバックという名の由来であるリッジの特徴が審査に大きく影響します。

アフリカの言い伝えでは、この背中に生まれつき背負っている蛇により、粘り強く正確な攻撃ができるとされています。

バランスの取れた筋肉質な体と獲物を追い詰める俊敏さが特徴で、ライオンの狩りでは猟師が追いつくまでうなり声で追い詰めることから「ライオン・ドッグ」という特徴的な名前がつきました。

マズルは太くて先細りしており、非常に強いあごの力を持っています。

耳は垂れ耳で、尻尾は先細りしていてサーベル型の垂れ尾です。

ローデシアンリッジバックの平均的な体高はオスが64cm~69cmでメスが61cm~66cmくらいです。

平均体重はオスが34kg~39kgくらい、メスが30kg~35kgくらいで大型犬に分類されています。

胴体と手足が長く、見かけは非常に力強く走力にも秀でている優れた猟犬です。

アフリカの暑い気候で生活してきたので、暑さにも耐えることのできる滑らかなスムースコートを持っています。

ローデシアンリッジバックの寿命

ローデシアンリッジバックの平均寿命は10歳から12歳くらいだとされています。

最近では室内飼育で大切に愛犬を飼育する飼い主が増えてきているため、犬全体の平均寿命が伸びている傾向にあります。

もちろん個体差もありますが、この珍しいローデシアンリッジバックを入手できたとしたら、ぜひ大切にしてできるだけ長く健やかに生きてくれるとうれしいですね。

そして、肉体的にも精神的にも刺激を必要とする犬種なので、アクティブな生活によって心身ともに健康でいられるといいですね。

ローデシアンリッジバックの歴史

Beautiful dog rhodesian ridgeback outdoors

Tatiana Katsai/shutterstock.com

ローデシアンリッジバックの歴史は16世紀ごろのアフリカにさかのぼります。

アフリカの原住民ホッテントット族が古くから猟犬として飼っていたホッテントットドッグがいました。

ヨーロッパ人が入植するようになると、ホッテントット族を追い出すようになり、放浪する羽目になったホッテントット族は飼育していたこの猟犬を手放さなくてはいけなくなりました。

最初のうちは、発見されたホッテントットドッグは次々に処分されていましたが、次第に猟犬としての能力が評価されるようになりました。

やがて発見されたホッテントットドッグは、猟犬としての能力が高いものが生かされるようになり、マスティフと掛け合わせるのに用いられるようになりました。

その後も様々な犬種と掛け合わせることにより現在の姿に改良されました。

交配に用いられた犬種にはイングリッシュマスティフ、ブラッドハウンド、グレートデーン、ブレンバイザー、ポインター犬種などがいます。

もともとはカバやゾウなどの猛獣の狩猟に用いられていました。

獲物を見つけて何時間でも追いかけまわすスタミナがあり、威嚇されても怯まずに立ち向かい、獲物が息を切らして動けなくなると吠え声で主人に居場所を知らせるという狩りの仕方でした。

1870年代になると、ジンバブエ(旧ローデシア)に持ち込まれ、そこに生息していたライオンを狩るのに使用されるようになりました。

もちろんローデシアンリッジバック一頭でライオンを倒すことはできません。

それで集団で追跡し、スタミナと俊敏さによって獲物が走れなくなるまで追い詰めるという狩りの仕方で、最後は主人に居場所を教えて仕留めるという、カバやゾウの時と同じ狩りの仕方でした。

ライオンにさえ怯えることなく立ち向かうローデシアンリッジバックは、やがて捕獲したライオンと戦うというショーにも使われるようになります。

多くのローデシアンリッジバックが命を落とすことになりますが、ライオンに勝つことができた場合は称えられて、種犬として使用されました。

ライオンハウンド、ライオンドッグなどとも呼ばれることのあったローデシアンリッジバックは1920年代になると犬種基準が定められるようになり、1930年代にイギリスやアメリカに輸出されるようになりました。

1950年代にはイギリスとアメリカの両国のケネルクラブに登録されるようになりました。

南アフリカやジンバブエではペットやショードッグ、また猟犬として人気の高い犬種で、多くが飼育されています。

大型の猟犬なため、飼育は容易ではありませんが、しっかりとしつけられると家庭犬としても飼うことができることから、欧米ではペットして高い評価を得ています。

日本においては年間登録数が極めて少ない希少犬になっています。

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4 串カツ
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ぱっと見は怖そうに見えたんだけどね、しばらく見つめていると愛嬌があるように感じてきたよ。それに、性格が優しくて、子供とも仲良くできる性格っていうのを読んで、より優しそうなんだって感じつつあります。

3 名無しさん
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目一杯走れるだけの場所がないなら、ローデジアンリッジバックを買わないべきって感じた。走れないのが続くのはきついだろうから。広い庭があるようなおうちに向いてるのかな。小さいスペースじゃ縦横無尽に走れないもんね。

3
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大型犬で、ワイルドな印象があるから、ちょっと怖いのかもと思ったりもしたけど、性格は怖くなくって温和なんですね。でも、時には攻撃的になってしまう可能性があると聞くと、しっかりとした躾が必要になるなと思いました。

3 ローデシアンリッジバック
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ローデシアンリッジバックって見た目からして大人しそうなイメージがありますけど、やっぱり大人しい性格してるんですね。大型犬で性格が温厚となれば日本でも飼いやすいかもしれませんが、運動不足にならないようにドッグランは活用しないとダメですか

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