ブービエデフランダースってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ブービエデフランダースってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ブービエデフランダースという犬を知っていますか? あの「フランダースの犬」のモデル犬ともいわれているブービエデフランダース。 その性格や特徴を知るとしつけと飼い方のコツがわかっちゃうんです。

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ブービエ・デ・フランダースの特徴

Bouvier des Flandres

Erik Lam/shutterstock.com

ブービエ・デ・フランダースの特徴は、なんといってもその「見た目」です。

全身を覆っているもじゃもじゃした被毛と、長いまゆ毛やひげのような毛が特徴となったかわいらしい表情をしています。

ブービエとは「牛飼い、または牛追い」の意味があり、名前の意味は「フランドル地方の牛追い犬」といったところでしょうか。

ベルギーとフランスの国境にあるフランドル地方原産の犬種で、牧牛犬や警備犬、また運搬犬として活躍していました。

現在でもブービエ・デ・フランダースは、農場での番犬や警察犬、また盲導犬として活躍し続けています。

また有名な「フランダースの犬」に登場するパトラッシュのモデルだとも言われています。

パトラッシュも荷車をひく作業犬として働いていましたよね!

ブービエ・デ・フランダースの外見的特徴

もじゃもじゃで、グレイッシュな被毛は硬めの手触りをしており、口ひげと眉毛があるユーモラスな表情をした大型犬です。

もこもこの毛の中に隠れていますが、実は筋肉質で頑丈な骨格をしているたくましい犬種なんですよ。

体の厚みを感じるずんぐりとした体型ですが、重量感があるわけではないため威圧感のあるタイプではありません。

毛で埋もれた顔についている耳は、ちょこんと三角にたれていてかわいらしさを出しています。

以前は断耳されて立ち耳のブービエ・デ・フランダースが多かったのですが、最近では動物愛護のため断耳されなくなってきています。

長くたれている尻尾も以前は断尾されていましたが、耳と同じ理由で最近は自然な姿のまま残されています。

ブービエ・デ・フランダースの寿命・体型

ブービエ・デ・フランダースの寿命は10~12歳くらいと言われています。

大型犬の寿命が大体10歳前後なので、平均的な寿命の犬種です。

体高は、オスが59~70センチくらい、メスが58~62センチくらいです。

大人の腰から太ももの間くらいのサイズ感ですね。

体重は、オスが35~43キロくらい、メスが30~38キロくらいです。

ブービエ・デ・フランダースは本当にフランダースのモデルなの?

「フランダースの犬」の話を、本やアニメで見た方は多いのではないでしょうか。

しかし「アニメで見た犬と全く似ていない、耳が立っているセントバーナードのような色だったのに…。」と思われませんか?

本当にブービエ・デ・フランダースがパトラッシュのモデル犬なのでしょうか。

実はイギリスの作家の執筆した原作の「フランダースの犬」のパトラッシュと、日本でアニメのパトラッシュは全く違う犬種のになっているそうです。

それは監督の要望で「子供のアニメなのに、真っ黒なもじゃもじゃの犬ではかわいくない!」とデザイン変更され、毛色から体型ほぼ全て変えられた日本版のパトラッシュの姿になったとか…。

せっかく名作に出演したのに、日本デビューならずだったブービエ・デ・フランダースですが、ベルギーのホーボーケンという町にあるフランダースの犬の銅像は、原作のブービエ・デ・フランダースの姿で建っています。

そのため日本人がアニメをイメージして行くと、実際の銅像を見て「パトラッシュが違う!?」と驚く方が多いそうです。

他の犬種もパトラッシュのモデル候補にあがったりしていますが、今のところブービエ・デ・フランダースが最有力候補とのことですよ。

ブービエ・デ・フランダースの歴史

Close-up of Bouvier des Flandres, 2 years old, in front of white background

Eric Isselee/shutterstock.com

ブービエ・デ・フランダースのルーツは、まだはっきりとわかっているわけではありませんが、おそらくシュナウザー系やアイリッシュウルフハウンドなどとが血縁関係にいるのではないかといわれています。

昔ベルギーには、多くの種類の「ブービエ」がいましたが、ほとんどが絶滅してしまい、現在では「ブービエ・デ・フランダース」のみが生き残っていると言われています。

ブービエ・デ・フランダースは、ベルギーとフランスにまたがるフランドル地方で古くから農場で牛など家畜の群れを誘導する牧畜犬として働き、作業犬としても優れた能力を生かして、荷物を引っ張ったる力仕事や番犬としての役割を担ってきました。

頼もしく働き者のブービエ・デ・フランダースは、ベルギーやフランスで人気な犬種となっていきましたが、第1次世界大戦勃発によって運命を左右されていきます。

ブービエ・デ・フランダースは戦争に徴兵され、フランス軍の医療物資を運ぶ医療犬として戦場で働きました。

加えてブービエ・デ・フランダースの故郷が戦争の影響を受けた地域だったため、痛ましいことにその地域のブービエ・デ・フランダースの命も多く失われてしまい、犬種存続の危機に直面しました。

終戦後、数頭生き残ったブービエ・デ・フランダースはベルギー軍の獣医師に助けられたと言われており、この犬種を愛する人々が尽力した結果、現在も犬種として存続することができ、1922年にこの犬種のスタンダードが定められ、犬種として登録されました。

その後ブービエ・デ・フランダースはヨーロッパやアメリカに渡って、ドッグショーに出場するようになりました。

しかしベルギー国内では、現在も作業犬として働く能力を生かすことを大切に考えているため、ショードッグとしての優勝よりも、本来の特性を残すことに重きを置いた繁殖が行われているそうです。

犬種としての特性を高く評価され、ずっと愛されているからこそ、昔から変わらぬ姿を守ってもらえるんですね。

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1 名無しさん
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初めてみた犬種です!なにこの写真の子ー!すごい可愛いなぁ。ここを見てると知らない犬種も知れて勉強になります!

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