犬がチーズを食べるのは大丈夫？食べさせ方も解説！

適切なチーズの与え方

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以上の点からも、おやつとしてチーズを与えるのは良いことです。 ですが、気をつけるべきはチーズの与えすぎです。

チーズを与えすぎると、「犬用チーズ」を与えていたとしても塩分の過剰摂取になってしまいます。 人間は塩分を過剰摂取したとしても、汗をかいて塩分を発散させることができます。 ですが犬は発汗により塩分を排出させることができず、体のなかに塩分が溜まってしまうのです。 おやつの場合も、一日の摂取量を守り、あげすぎないようにしましょう。

チーズを与えすぎると、生活習慣病のリスクも高まります。 塩分の過剰摂取は高血圧、心臓病のリスクも上げてしまうのです。

またチーズはカロリーも高いので、肥満に繋がります。

肥満も糖尿病、動脈硬化など様々な健康被害を引き起こします。 小型犬の場合、肥満は関節への負担につながり、そこからヘルニアなども起こしてしまいます。

おやつを与えすぎる事は、普段の餌を食べたがらなくなる可能性もあります。 おやつを食べ過ぎることで空腹感をかんじなくなり、通常のドッグフードを食べなくなってしまうのです。 ドッグフードは犬の体に１日に必要な栄養素が計算されて作られています。 そのドッグフードを食べなくなると、いくら高たんぱくなチーズを食べていても栄養過多になってしまいます。

そしてもうひとつ気をつけたいのが、「乳製品アレルギー」です。 「乳製品アレルギー」とは、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品を食べることで犬がアレルギー症状を起こすことです。

発作、蕁麻疹、嘔吐、下痢などの急症状を起こすこともあります。 初めてチーズをあげる時には、少しだけ食べさせて様子を見ましょう。

もし目が充血したり発疹が出たりという症状が出たらすぐに止めましょう。 その後は牛乳なども控えたほうが良いでしょう。

まとめ

犬にチーズをあげても大丈夫です。 栄養価的にも、犬に利点があると言えます。 高タンパクのため、栄養を補うために与えることもできるでしょう。

ですが、気をつけるべきなのはチーズの与えすぎです。

もし与える量が多すぎると、生活習慣病を引き起こしてしまいます。 また肥満の原因にもなり、他の疾病の原因ともなってしまいます。

犬にチーズをあげる場合は、その量に気をつけましょう。 そして犬用のチーズをあげるならば、より良いです。

与え方に気をつけて、チーズを上手に使いましょうね。