犬の檻はストレスなの!?ケージに入れるメリットとデメリットを解説!
犬は本来野山を駆け回っていた動物?自由奔放な犬を檻に入れる場合のメリットデメリットは? ゲージに入れたらストレスってたまるんでしょうか?そんな飼い主さんの疑問にお答えします。 どうしたらちゃんと入ってくれるか、あるいはこんな時は入れちゃダメ!といったこともこれを見たら安心です。
犬のケージの上手な使い方
sommart sombutwanitkul/shutterstock.com
これは、家族が就寝する時間に利用するとか、家族のだれもが居なくなる、昼間のお買い物などに利用するのが一般的でしょう。
家族に寝る時間に家中を歩き回られては家族が気になって寝られないですし、家族が寝る時間には寝てもらいたいですよね。
つまり、その間は愛犬は食事を必要としない時間帯です。
そうすればゲージも汚れなくて良いですしね。
ただし夜はウォーター・ボトルは準備した方が良いですし、日中でも暑い日は水分補給できるようにしてあげましょう。
小型犬で室内で使用するケージなら、簡単に折り畳みできる軽量なものが便利です。
移動させやすいようにキャスター(車輪)が付いているものもありますので、時間帯によって陽が射すようであれば移動させることもできます。
ただキャスター付きは部屋の掃除の際に便利ですが、犬がケージに入った拍子に動いてしまうと犬がびっくりしてしまい恐怖心を与えてしまいます。
さらに犬がバランスを崩して転倒したり転倒しないよう踏ん張る動きを繰り返していると将来的に犬が腰を痛めてしまうおそれがあるので日常的にはストッパーをかけておきましょう。
そうすれば犬も安心してゲージに入ってくれますよ。
屋外での飼育にする場合はせっかくケージを用意するので、できれば屋根がついているものか、ついていない場合も屋根が別売されていることが多いので併せて購入するようにしましょう。
屋根がないと犬が飛び出して脱走してしまったり、飛び出すこと自体が遊びになってしまうと犬の首や腰に不必要な負担をかけてしまいます。
また、日本はどこの地方でもいつ地震に襲われるかわかりません。
地震で家具が倒れたり、高い所の物が落下したとき、ケージに屋根があると犬を守ることができます。
これは屋内飼育でも屋外飼育においても同じことといえるでしょう。
また小型犬でも、夜間や不在時の事故を未然に防ぐことができるので、多くの飼い主さんは夜間と不在時はケージに入れておくといった方も多いです。
ゲージに入れることは毎日の習慣づけが大切です。
習慣的にゲージに入る癖がついている犬は、ゲージに入ることがそれほどストレスではなく、さらに居心地が良ければ自分の居場所として認識するので普段ケージの扉を開けておくだけで必要になれば、またゲージに入る時間になれば勝手にゲージの中にはいり休むことがあるくらいです。
犬をケージに入れるためのトレーニングをしよう!
WilleeCole Photography/shutterstock.com
犬をケージに入れるためのトレーニングは、なにか行うタイミングがよいでしょう。
例えば餌や水を器で与えるときに必ずケージの中に入れて行うようにします。
そうすれば食事の時間になればゲージの中に居ればもらえると犬は認識しますし、水が飲みたくなればゲージの中に向かいますので、トレーニングとしてはやりやすく周知させるのは簡単でしょう。
これは毎日やっていれば、自然と入る様になります。
毎日やるとなると大抵は負担になりがちですがこの方法は食事とセットで行うトレーニングですので必ず行うこととなればこのトレーニングとしては決して難しくないのではないでしょうか。
犬にとっては、ケージのような狭い中に入ることになってしまいますが、それが一時的なものに過ぎない事、飼い主さんが近くにいるとわかれば、それほどストレスがたまるものではありません。
しかし、決して犬をおとなしくさせようとか、罰を与えるために利用してはいけません。
ゲージの中にはいる行為と恐怖が同時に学習してしまうからです。
これが認識されてしまうと二度とゲージの中にはいろうとはしないでしょう。
入れるべき時は、あくまでも、自分が管理できない、観察できないタイミングの時だけです。
それを忘れないようにしましょう。
ケージの正しい使い方がよくわかる動画
これまで文章で理想的なゲージをお伝えしてきましたが実際に視覚で確認して見ると一目瞭然でしょう。
それでここでは二つの事例から理想的なゲージを紹介してみたいと思います。
ちょっと知りたい犬のケージまわりの使い方 はじめて編
こちらは小型犬を室内で飼育している方の動画です。
小型犬とはいえ十分なスペースを設けたゲージになっていて鉄製の格子になっています。
またウォーターボトルを設置していたり屋根も設けいていたりと理想的なゲージになっていますね。
犬の飼育用品・ケージの選び方 しつけるサークル 静岡県浜松市のブリーダー
こちらの動画はブリーダーがおススメするゲージの紹介動画になっています。
このゲージはトイレもあるのですがきちんと分けられた構造になっていて犬でも認識できる作りになっていますね。
また屋根も全面覆われていますので理想的といえます。
まとめ
犬をゲージに居れるのは一見すると狭い空間に入れることになりますので可哀想と思うこともあるかもしれません。
しかしここで考えたように飼い主側にとっても家を留守にしたり夜間時などに家中を汚される心配がありませんし、犬にとっても安心できる自分の居場所になりますので決して可哀想とは思わなくてよいことがわかります。
もちろんデメリットもありますのでしっかり把握して対処していくことが必要です。
設置場所やサイズ感をしっかりとってあげて理想的なゲージで快適なスペースを作ってあげましょう。
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ケージに入れられること自体より、暇なことがストレスになるなら、暇にならないようにしてあげないとですね。人間も、暇なのは辛いですもんね。することが何もなくてぼーっと。これが長く続くとストレスになるのは想像がつくので、おもちゃを入れておいて、退屈させないようにしたいです。
ケージに入れるのがダメというのではなく、ケージの使い方ということですね。トレーニングをして、犬自らがケージに入ってくれるようになれば、ストレスにもならずに済みそう。無理やり入れようとするからストレスになるんだよ。
犬を飼育していない人はケージに入れるのは可哀想って思うみたいですね。確かに24時間狭いケージに閉じ込めて散歩に行く時だけ出すっていうなら可哀想だなって思うけど、そういう使い方しないでしょ、普通。寝る時だけどか外出時だけとかだよね。
犬を飼ったらケージが必要なのは前々から把握してたんですけど、なぜ必要なのかまでは知らなかったです。だから、今回すごい学ぶことが多くて、充実した内容の記事で良かったです〜。犬を飼う前にこういうことは頭に入れとかないと!
犬を飼っている方の特集を見たことがあり、その時、犬用のケージの中に水入れを置いていました。ですが、それは本来好ましいことではないのですね。水入れを置いているのをよく目にしていたせいか、そういうものだとばかり思っていました。正しい知識が得られました。
走り回ることが大好きなワンちゃんにとって、ケージは嫌なものという印象を勝手に抱いていましたが、そうではなくて暇なことが嫌なんですね。退屈は辛いものがあるので、ケージの中で暇を持て余さないように、充実した空間を提供しなくちゃと思っています。
1人で留守番しなきゃいけない状況が多くある今は、やはりケージが必要かな〜と考えます。いたずらにしたり、何かを誤飲したり、地震の時とかいろいろ心配なことありますし…。ケージの使い方は賛否両論あると思うけど、飼い主さんが愛情を込めて考えたなら、だれも文句は言えないのではないかな?
ケージで犬を飼うのは普通のことだと思ってました、放し飼いにはできませんし外飼いでも部屋飼いでもケージがないと犬の家が定まりませんよね。家の中をウロウロさせる育て方をする人もいますけど、あれじゃ人間と犬の空間が被ってしまうんじゃないかなって思ってました。
犬にとって、ケージ=嫌なスペースとならない様、快適な空間を作ってあげるのが大事なんですね。ケージの中が快適な場所なら、ケージに入っていても不満に感じることがないですよね。トレーニングを行うのも実践してみたいと思いました。
難しいですね〜…小さい頃から慣れさせておけば大丈夫かもしれないけど、大人になって急にはストレスでしょうね。ケージのデメリットとメリットを知れたのでよかったです。ワンちゃんそれぞれの個性に合わせて決めていく必要がありますね〜。
ケージの中でする事がなく暇だからストレスになるんですね。窮屈で自由に動き回れない事が犬にとってストレスになると考えていたので驚きです。暇にさせないように、犬の好きなおもちゃを置くなどすれば、ケージをストレスに感じなくなるんですね。ケージを使わなければならない時も出てくると思うので、知る事ができてよかったです。
犬を飼おうと思っているのですが、やっぱりゲージは必須ですね。普段は室内で放し飼いにする予定ですが、外出するときや夜間などには犬の寝室として利用するつもりです。購入するゲージはL字のものが良いのでしょうか?トイレは別にするというのは知らなかったので、これは取り入れようと思っています。
ゲージにはメリットとデメリットがあるんですね。記事にもあったように、デメリットのことを考えがちになってしまいます。檻に入れると、窮屈でストレスが溜まってしまうのではないかと。でもメリハリをつけて入れたり、出してあげたりすることが大切ですね。犬の為にも檻を買って、檻に入ることを習慣づけられるようトレーニングしたいと思います。