柴犬の毛色は変化するの?変化後の色についても解説

柴犬の毛色は変化するの?変化後の色についても解説

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

柴犬と言えば赤柴を思い浮かべる方が多いですが、実はそのほかにも毛色があり、時期や年齢によって毛の色が変化するといわれています。ここではそんな柴犬の毛色の変化を、変化する理由や時期と合わせてご紹介します。飼ってから色が変わってびっくりしないために、柴犬の毛色の変化について詳しく知っておきましょう。

update

柴犬の毛色について

柴犬

supercat/shutterstock.com

柴犬といって思い浮かぶ毛の色と言えばやはり茶色ではないでしょうか?しかし実は茶色以外にも様々な毛色の柴犬がいます。見たことあるというものから、幻と言われている被毛など、柴犬の毛色は魅力満載です。

毛色の種類

柴犬の毛の色には、「赤毛」「黒毛」「白毛」「胡麻」があり、一般的には短毛です。まれに各色の長毛が生まれてくることがありますが数はとても少なく貴重です。

各色ごとの生まれる割合は、

赤毛:黒毛:白毛:胡麻=8:1:0.8:0.2

くらいの確立と言われており、短毛と長毛の割合は

短毛:長毛=9.7:0.3

と言われています。

毛色はあくまでも見た目だけの差ですので、各色の柴犬で性格が変わったり、しつけがしやすいか、しやすくないかに差が出ることはありません。

勘違いされやすいのは、白毛の柴犬は「アルビノ」で短命であるという話です。白毛の柴犬はアルビノとは限りませんので、目が赤いなどアルビノ特有の症状がない場合、寿命の差が生まれることはありません。

柴犬の毛色は変化するの?

柴犬

hiroworks/stock.adobe.com 

飼い犬を選ぶ際にもポイントとなる毛色ですが、購入した時期や年齢などによって毛色が変わってきてしまいます。この現象は他の犬種にも表れますが、短毛で毛の色がしっかりしているダブルコートだからこそ、特に柴犬の毛色の変化が目立ちます。

変化する理由

柴犬の毛の色が変化するのには、はっきりとした理由があります。その理由とは「遺伝」です。

遺伝は人間にも起こるもので、遺伝子の染色体によって生まれた個体の特徴が変わるというものです。柴犬には、「赤毛」「黒毛」「白毛」「胡麻」の4色の毛色があり、それぞれの個体がこのどれかの遺伝子を持っています。

遺伝子の強さは、柴犬全体の約8割を占めている「赤毛」が一番強く、続いて「黒毛」「白毛」「胡麻」となっています。しかし、「赤毛」×「赤毛」など、ただ単純に同色の交配を行った場合にも、「黒毛」などが生まれてしまうことがあります。

これは学生時代に学んだ、「優勢の法則」に基づいているものであり、一度に生まれた子でも色が違う場合があるのです。飼ってから毛色選びに失敗したと思わないように、購入先では親の毛色だけではなく、親の親までの毛色確認を行いましょう。

変化する時期

柴犬 

Svetography/shutterstock.com

犬の毛色が変化しやすい時期は春や秋などの季節の変わり目です。ダブルコートの犬にとっては、ちょうど毛の生え変わりの時期となっており、抜け毛が大量に出る時期でもあります。

その他に大きく毛色が変わる時期が2度あります。それは、成犬になる約2歳までのあいだと、老犬である8歳を迎えてからです。成犬になる柴犬は色がくっきりはっきりと、老犬になった柴犬はぼんやり白っぽい色へと変化していきます。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (12件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

12 アンバー
通報

毛色が変わるなんて知らなかったけど、説明を読んで納得。遺伝なんですね。毛色は生まれた時の色そのままでいくかと思ってたよ。徐々に変化していくなら、その過程を注視したいね。どんな感じで変わっていくんだろう

11 ももねこ
通報

柴犬の経路って変化するんだ。確かに子供の頃に天然パーマだった人が大人になると直毛になったりするし、体質は変化するのと一緒かぁ。最初は母親似でも大人になるにつれ父親似になっていったりするしね。そう考えると不思議はないね。

11 サイト
通報

赤柴の毛色の変化はヒトと変わらないなと感じます。黒髪がだんだんと白くなっていくのと同じですね。髪の色が少しずつ変化していきますから、そこは犬も同様だと気付きました。柴犬の中でも、変化の仕方が異なるようで、これもまた興味深いですね。

9 アイロンビーズ
通報

柴犬の毛色が変化するんですか?知らなかったので、大きな衝撃を受けましたよ。変化することを知らずに柴犬を飼っていたら、きっと驚くでしょうね。あらかじめ知っておき、毛色の変化を待つというのも楽しそうですね。徐々に変わっていく姿をみたいです。

8 名無しさん
通報

それぞれの元の色でも違った変化が見れて柴犬はいいですね。すべての色の毛色の変化を見てみたいなと思いました。きれいなんだろうな~

7 名無しさん
通報

柴犬の子が年齢とともに毛色の変化がみられるのは興味深いですね、楽しみが増える気がします。毛色の特徴について知りたいなら、その子の親の親にまでさかのぼって調べる必要があるんですね。どの毛色の子でも、また毛色が変化していっても、その子の性格に変化はないので、ずっと可愛がっていきたいですね。

6 名無しさん
通報

柴犬って毛色が変わるんですね。いろいろな毛色があることは知っていましたが、長毛種があることも知らなかったです。一種類でも、バラエティーに富んでいますね!いろいろな種類の柴犬を飼ってみたくなります。

5 スペアリブ
通報

毛の色が変わるなんて初めて知りました。生まれた時の色でずっとそのままかと思ったら違うんですね。毛の色の変化を楽しむことができますね。変化する度に写真を撮って記録しておき、将来、どのように変わったのかを振り返ってみるのも面白いと思います。

4
通報

親の、さらに親の代までさかのぼってみると、その子の毛色のバリエーションが分かるのは面白いですね。土の毛色でも柴犬は愛嬌がある犬種ですね。ゴマ柴っていうカラーの毛色もいるんですね。見てみたいです。興味深いですね。

3 名無しさん
通報

毛色が変化する犬っていいですよね。毛を染めるということもできると思いますが、それでも毛が傷んでしまうので、どちらかというと自然に変わってくれるならうれしいですよね。柴犬が毛色が変わるなんて知りませんでした。

2 ビール
通報

毛色が変わる犬がいるというのは知っていましたが、柴犬も毛色が変わるんですね。知らなかったです。急に変わってビックリすることもあるんですね(笑)

1 リトル
通報

柴犬というと毛の色は赤を連想しますが、言われてみると黒色もいますね。赤色の柴犬が多いので、柴犬イコール赤色というイメージが私の中で濃くなってしまったのではと感じました。毛の色に変化が起きるというのも意外でした。遺伝の影響が生まれた時だけではなく、成長に伴って現れることもあるんですね。