【動画付き】猫の感情を読み解きたい!猫は何を考えている?

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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猫を飼っていると、帰宅したときに猫がお出迎えをしてくれたり、本を読んでいると邪魔をしてきたりすることがあります。そういった行動をするのは、猫に感情があるから、うれしくて、または寂しくて行っていることなのでしょうか。猫の気持ちについてご説明いたします。

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猫にはどんな感情があるの?

猫 自由

Vaclav Volrab/shutterstock.com

今まで見てきたように、猫には実に多種多様で繊細な感情を持っていることがわかりました。

一見気ままで空気を読まなそうな猫ですが、意外と人間に気を使ってくれているのかもしれませんね。

猫の喜怒哀楽の表し方を理解して、良いコミュニケーションを取るのに役立ててみてくださいね。

嬉しい、楽しい

猫が嬉しいと感じている仕草として、わかりやすいのは尻尾をゆったりと振ることがあります。 これは猫の気持ちが満たされており、満足してリラックスできている状態です。

また猫のヒゲが斜め上にピンと立っているときも嬉しいと感じ、機嫌がいいことを仕草で表しています。

喉をゴロゴロさせているのは、猫を飼っている人であれば一度は見たことがあると思います。 猫が喉をゴロゴロさせているときは、猫の表情もどこか満足そうなときが多いです。 もちろんこれは、猫が嬉しいときにする行動のひとつです。

悲しい、寂しい

何か悲しいことがあった時、文字通りの「猫背」をして、さらに下を向いてしょぼんという効果音が聞こえてきそうな仕草を見せます。

叱られた後や、がっかりした時に見せるでしょう。

またいつもより小さな弱々しい声で鳴く時も、何か悲しいことがあった時でしょう。

消え入りそうな声で短く鳴いているのは、もしかしたら飼い主さんから構ってもらえないことが寂しくなって悲しくなっているのかもしれません。

こんな鳴き方をしていたら、優しく声をかけてあげてくださいね。

他にはしっぽが力なくダラリとたれている時は、悲しい気持ちになっています。

リラックスしている時にも同じ状態になりますが、鳴き声や姿勢など総合的に判断して、どんな気持ちなのか理解してあげてくださいね。

怖い、恐ろしい

猫が怖いと感じているときは体毛を逆立てたり、特にしっぽが普段の倍近く膨らませます。

これはできるだけ体を大きく見せて「相手に近づかないで!」とアピールしています。

恐怖心から少しパニックになっている時にも同じ反応を見せるでしょう。

また、尻尾を股下に隠すのも怖いと思っている時に見せる仕草です。

猫が恐怖を感じて、怯えている時は安心させるように優しく声をかけて落ち着かせてあげると良いでしょう。

腹が立つ、怒り

猫が怒っていることを示す仕草としてよく知られているのは、しっぽを激しく振ったり、床にしっぽをバタンバタンと強く叩きつけるなどでしょう。

また猫が威嚇する時に、歯を見せて「シャー!」と激しく音を出すのも、同じくかなり怒っている合図です。

この時、目は吊り上がり、口も開いていつでも攻撃できるように構えているでしょう。

他には「ウー」と低く唸っているのも警戒中と伝えています。

この状態の猫に不用意に近づくと、たとえ飼い猫であっても本気で引っかいたりする可能性がありますので、少し落ち着くまでは気をつけましょう。

嫌だ、嫌悪

猫は嫌だと感じたら、その場から離れていなくなることが多くあります。 特に猫同士の喧嘩で見られますが、負ける喧嘩はしない主義の猫は負けそうなときはさっさと逃走します。

またきれい好きな猫は、不潔な環境に置かれることがとても嫌いで、かなりのストレスになります。

他には新しくペットが来たなど、自分のテリトリーが侵害された時にも嫌悪の気持ちを抱きやすいそうです。

そんなときの猫の様子を観察すると、きっと猫の耳が後ろに倒れているでしょう。

この仕草がみられる時はかなり強い嫌悪感をすでに持っていますので、猫が快適に生活できるよう状況を改善するなど、「嫌だ!」と思うものに極力触れずにすむようにできる限り配慮してあげましょう。

好き、好意

猫が好意の感情を持っている時、目を細めて親愛の情を示してくれることがあるでしょう。

目を合わせることがタブーな猫社会において、敵意がないことを表すボディランゲージで、「あなたと仲良くしたい」と伝えてくれている仕草です。

あなたがこの仕草をされたなら、猫からかなり信頼され、仲間と認められているのでしょう。

同じように目を細めて見つめ返し、こちらからも好意を伝えてみましょう。

また抱っこされている腕やお気に入りの毛布などに前足でフミフミすることがあります。

これは子猫の頃に母猫に甘えたのを思い出して、飼い主さんのことを母猫のように思って甘えたいときに行う仕草だと言われています。

また好き嫌いのハッキリしている猫は好きな人にしか挨拶しに行きません。 人に顔や体に自分の体を擦りつける猫の挨拶をされたら、猫から好意的に見てもらっているのでしょう。

そんな時は急に動いたりすると驚かせてしまいますので、静かにじっとして猫からの好意のこもった挨拶を受けましょうね。

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13 名無しさん
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猫は感情を顔に出さないんじゃなくって、筋肉の関係で表情が作れないから出せなっていう方が正しいんだね。常にポーカーフェースだなとは思ってたけど、自然にそうなってただけだったんだね。筋肉が関わってるとはびっくり仰天。

12 名無しさん
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人間の脳と9割似た構造をしている、これには大きく頷けます。人間の感情を猫が読み取ってくれていると感じる場面も何度かありました。ちゃんと足音も聞き分けてくれていて、私が帰ってくると、いつも玄関のドアの前で待ってくれていて、これもすごいなと感心しています。

11 名無しさん
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動物にだって感情はあるんだよね、素晴らしい事だと思います。まさに家族って感じでいい!

10 はにわ
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感情はあるに決まってますよ!ヤキモチみたいな行動したり、寂しそうな顔したり、その状況にあった表情や行動をよくするので、感情はありますよね。でもあんまり感情を出さないことの方が多いので、たまに見ると、おぉって。

10 スズメ
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感情が猫にもあると昔から信じてたんで、感情があるかどうかなんて考えたこともありませんでしたね。こうして活字で目にすると、やっぱりそうなんだなと改めて思わずにはいられないです。感情があるもの同士、仲良くやっていきたいものです。

10 フムス
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猫にも感情があると私は思っています!いろんな行動からも、こちらが感じ取れることが多いですし、動物の映像特集を見ていると、「やっぱり猫にも感情があるんだよね」と思えるのが数多くあります。感情面は猫も人も同じですね。

10 サブラクセイション
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猫にも気持ちがあるんですね。気まぐれさは、猫の特徴かもしれませんが、一瞬で感情が切り替わるのはすごいとおもいます。

6 粘る
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感情といえば表情と思って、私はいつも猫の顔ばかり見てました。でも、顔を見ても感情を読み取れなくて断念してしまってました。なので尻尾を見ると感情が分かると知って驚きました。見るところが全然違っていましたね。もう、反省しきりです、、。

5 名無しさん
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猫の視線や、しっぽの動きなどからもその子の気持ちを読み取ることができますね。日頃の何気ない仕草も気持ちを知ろうと、よく観察してみるのも楽しみですね。

4 華子
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猫にも感情、ありますよ。うちは3匹の子を飼ってるけど、性格はバラバラだし、感情表現も違いますね。一番上の猫は凄く甘えん坊で、私にべったりするし、二番目は夜中にこっそり布団に潜り込んで甘えてきます。一番下はヤンチャでどじで、失敗したときなんかに見せる「やっちゃったー」って顔は人間そっくりですよ

3
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猫は犬よりも感情表現が豊かだとはあまり実感はないですが、よく考えながら行動しているなって気はとても感じます。そこらへんがスマートに見えるのかもしれませんね。顔の表情や尻尾の振り方など色んな体の動作を使って感情を表現してきますから、一つ一つ楽しみながらよく理解してあげたいですね。

2 進化
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猫の大脳皮質は犬の2倍も発達しているから、猫は記憶力が高いと言われるんですね。合点がいきました。そして猫は言葉を発することができない分、行動で感情を示しているんですね。仕草や行動の意味を知ることで、飼い主さんと猫の会話が成り立つと思います。

1 アビ
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猫ほど感情豊かなペットはいないと感じていました。犬よりも分かる気がしていましたが、やはり犬より2倍感情表現があるんですね〜!!表情には出さないけど、体全体で表現してくれるところが本当に愛らしいですね〜。