犬の爪切りの為に動物病院を利用してもいいの？料金など詳しく解説！

意外と知られていない犬の足と爪のしくみ

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犬には肉球があることはだれもが知っていますね。

でも犬の足や爪の役割となると意外と分かっていないものです。

犬の中には肉球と肉球の間に水かきがある犬がいます。

ラブラドールリトレバーやニューファンドランドなどは水かきのおかげで上手に泳げます。

そんな意外な点などを含め、犬の指や爪の役割について考えましょう。

犬の肉球の役割と形

素足で歩く犬にとって肉球は靴のような役割を果たします。

触ると柔らかいように衝撃を吸収するクッションとして関節や骨を守ります。

滑りやすい路面ではスノータイヤやブレーキのように滑り止めにもなります。

肉球のおかげで足音を立てずに獲物に近づいて捕食できます。

これは犬の先祖といわれる狼も同じですね。

犬の肉球の形は丸を描くような配置であるのに対して、狼の肉球は縦長の配列です。

狼の方が長距離を走りやすいつくりになっています。

犬の肉球の色は幼い頃はピンク色で、成犬になると黒になるのが一般的です。

犬の指と爪は何本あるの？

犬の指は前足が5本で、後足は4本あります。

犬の個体によってはまれに後足に5本指がある場合もあります。

犬の前足には4本の指と足の少し上の内側に狼爪(ろうそう)と呼ばれる爪が付いています。

狼爪は親指とか親指の名残とも言われます。

犬の爪の役割と構造

犬の爪は丸く弧を描くかぎ爪ですね。

これは、勢いよくダッシュできるように地面をしっかり捕らえる役割があります。

犬の爪の色は黒と白があります。

爪の色の違いは色素の違いによるもので問題ありません。

白と黒の爪が混在している犬もいます。

犬の爪切りをおこたるとどうなるの？

犬の爪切りを放置しておくことは良くありません。

爪切りしないので当然爪がどんどん伸びてしまいます。

愛犬のセルフケア、爪切りをしよう！

愛犬の爪切りを定期的に行いましょう。

慣れればセルフケアで十分対応することができます。

犬の健康を守る爪切りのメリット

爪が巻き爪になったり、肉球に食い込んで犬が痛い思いをします。

爪の中を通る血管や神経までどんどん伸びてゆきます。

伸びすぎた爪が何かに引っかかると折れたり、根元からちぎれたりしやすくなります。

出血したり、神経を痛めるので犬にもダメージが加わります。

愛犬が怪我をしたり、痛い思いをしないためにも定期的に爪切りすることは大切ですね。

爪切りの頻度と切り方

犬の爪切りの頻度は、少なくとも月に1回は必要です。

散歩が習慣になっている犬は後ろ足の爪が削れて爪切り不要でも、前足は必要です。

歩く時に床面にカチッと爪が当たるようなら爪切りのタイミングですね。

切り方は白い爪なら血管が透けて見えるのでその手前までをカットします。

黒い爪なら少しずつカットして、カット面が湿ってきたら血管が近いためやめましょう。

自宅で爪切りをするために必要なもの

犬の爪は人間よりも硬いので、必ず犬用爪切りを使用してください。

ニッパータイプ、ギロチンタイプなど力を入れずにカットできる商品があります。

いずれも切り口を犬の爪に当てて、爪切りを握る力でカットします。

一般的な値段は目安として1,500円から3,000円程度です。

血管部分までカットしてしまうと、出血して犬も動揺します。

止血剤を用意しておくと、即時に出血を止めることができるので助かります。

使い方は傷口にパウダー状の止血剤を塗布して数秒間押さえつけると止血できます。

購入方法はネット通販サイトで「犬の止血剤」で検索します。

値段は内容量にもよりますが、一般的に2,000円～3,000円くらいの値段で購入できます。

※表示価格は記事公開時点の価格です。