
ミニチュアシュナウザーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!
ミニチュアシュナウザーは小柄で無駄吠えの少ない犬種なので、集合住宅でも飼いやすく、多頭飼いの環境でも馴染みやすいです。 数年前に大ヒットした「マルモのおきて」というドラマの中でも登場して、人気となりましたね。 今回はミニチュアシュナウザーの性格や飼い方、しつけの方法をご紹介します。

ミニチュアシュナウザーの特徴

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一見おじいさんのようにも見える、おひげと眉毛が特徴のミニチュアシュナウザー。
人気ドラマの中でも登場して、その賢さや愛らしい姿に多くの人が魅力を感じたことでしょう。
シュナウザーという犬種には、ジャイアントとスタンダード、そしてミニチュアの3種類があり、その中で一番小さいサイズのシュナウザーがミニチュアシュナウザーということになります。
なんと、ジャイアントシュナウザーの体重はミニチュアシュナウザーの10倍にもなり、体高にも2倍という差があるんです。
もともとオリジナルだったのは、スタンダードシュナウザーです。
ミニチュアシュナウザーの外見的特徴

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小型犬ながらも、がっしりとした体つきを持っているのが、ミニチュアシュナウザーです。
四角スクエア型の体型をしていて、シュナウザーの中で一番洗練されたスタイルであると言われています。
体長と体高がほとんど同じ体型をしているんですね。
体力もあります。
もともと農場に出てくるネズミを取るお仕事をしていたのもあり、1頭だけでかなり広い農場を見守ることができるほど、体力強壮な犬種です。
外見の一番の特徴といえば、やはり長い眉毛とひげですよね。
四角い体型に、まるで仙人にも見えるような眉毛とひげをもっていて、つぶらでまん丸の目とのバランスが何とも言えない可愛さなんですよね。
ドイツ語ではひげのことを「シュナウツ」と言うそうで、ミニチュアシュナウザーのことは、「小さなひげ」を意味する「ツベルグ・シュナウツァー」って呼ばれているそうです。
”小さなおひげ”の犬、なんて、とってもかわいい響きですね♪
ミニチュアシュナウザーは、耳が前方に折れているところもとても可愛いのですが、自然に立ち耳になる子もいます。
少し前までは、ミニチュアシュナウザーといえば立ち耳と短いしっぽを持っていたのですが、これは、ミニチュアシュナウザーがワーキングドッグとして活躍していた時代に、耳と尻尾を切断することがなされていたからです。
しかし、現在では動物愛護の点からも、必要性からも行われなくなってきています。
それで、短い尻尾ではなく、ナチュラルな尻尾を持っている個体が理想とみられています。
ミニチュアシュナウザーの寿命・体型

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スタンダードシュナウザーを縮小したのが、ミニチュアシュナウザーなのですが、寿命が一番長いのが、ミニチュアシュナウザーだと言われています。
JKC(ジャパンケンネルクラブ)では、ミニチュアシュナウザーの標準を「スタンダードシュナウザーを縮小したような」姿としています。
平均的な寿命は12~14歳です。
小型犬の中でも長生きな犬種です。
もちろん、個体差もありますし、飼育環境などによっても左右される寿命ですが、長生きしてくれる犬種として知られています。
先ほども紹介した通り、体長と体高がほぼ同じ長さになるようなスクエア型の体型をしています。
体高はだいたい30~35cmくらいです。
オスとメスに大きな差はありませんが、個体差はあります。
もともと、農場などでネズミを捕る仕事をしていましたので、体力もあり、もともと筋肉質で骨もしっかりとしています。
それで、見た目からもわかる通り、がっちりとした体格をしていますよね。
運動不足によって肥満になりやすいとも言えます。
食欲も旺盛なので、ごはんをあげるとだいたいすべて食べてしまいますから、飼い主さんが体重管理をしっかりとしてあげる必要があります。
成犬の平均体重は4~8㎏です。
体重もオスとメスで大きな差がないようですが、ここでも個体差があるので、その子によってどのくらいの体重になると肥満になるのかという事はちがいます。
1歳になるまでは成長期です。
それで1歳ごろ、つまり成犬になったころの体重と比較したりしながら、適切な体重管理をしてあげましょう。
ミニチュアシュナウザーの月齢による平均体重

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個体差がありますけど、生後3か月の平均的な体重は2.9㎏だそうです。
そこから4か月目には4.2㎏、5か月には5.5㎏と増えていきます。
そして、7か月目になると7㎏にもなり、生後1年たつと8㎏になったりします。
このように、徐々に骨や内臓が発達していき、体重も増えていきます。
1歳を超えて成犬になったあとは、生命を維持するためのエネルギー量を必要とします。
個体差があるので、平均を目安にしながら、その子の月齢による体重の変化についてもチェックしておいてあげると適切な体重管理をしてあげることができるでしょう。
ミニチュアシュナウザーの歴史

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ミニチュアシュナウザーはドイツが原産国です。
もともとの、スタンダードシュナウザーは、14世紀のドイツでつくられた犬種のようです。
ワーキングドッグとして、ネズミの駆除をしたり、家畜を輸送するときの誘導係としても活躍しました。
さらに、小さな荷車も引いていたようです。
足腰がしっかりとしていて、パワーもないとできなさそうですね。
そのように人間の使役犬として活躍できるほど賢く、そして主人に対する忠実さを持っていた犬種でした。
そして、警戒心も持ち合わせていて、第一次世界大戦ではドイツの軍の犬としても活躍し、情報伝達というかなり重大な任務を任されていたほどだそうです。
ミニチュアシュナウザーは、19世紀の終わりごろになって、ネズミ駆除のために小回りの利く適切なサイズの犬を作るために作出されてきたそうです。
ドイツのフランクフルトで誕生しました。
スタンダードシュナウザーにアーフェンピンシャーを交配させて、サイズを小さくしたそうです。
その後にも、アメリカに渡ってからも、プードルなどと交配し、今のミニチュアシュナウザーという犬種が固定化されていきました。
ドイツのケンネルクラブでは1899年にミニチュアシュナウザーとして成立しています。
ドイツで生まれたミニチュアシュナウザーですが、アメリカでも育ってきたと言えますね。
それで、アメリカでも常に人気の犬種として名を馳せています。
アメリカのスターや著名人の愛犬もミニチュアシュナウザーだったりするんですよ。
日本に初めて輸入されたのは、戦後だそうです。
アメリカの軍人さんが連れてきたと言われています。
しかし、そのころはまだ家庭犬として普及することはなかったのですが、1960年ごろになってから徐々に家庭犬として迎えられるようになってきて、2000年ごろからは人気の犬種として、多くの人に知られ愛されるようになってきました。