
トイマンチェスターテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!
根強い人気を誇る超小型犬種であるトイ・マンチェスター・テリア。イギリス原産の、とってもスタイリッシュな小型犬です。トイ・マンチェスター・テリアは、どういった性格や特徴をしているのでしょうか?トイ・マンチェスター・テリアの性格や特徴から考えられる飼い方やしつけのコツについて紹介していきたいと思います。

トイマンチェスターテリアの特徴

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トイ・マンチェスター・テリアは、イギリスで作出された犬種で、体重2.7~3.6㎏、体高25~30㎝の超小型犬種に分類される非常に小さい犬種です。
「イングリッシュトイテリア」とも呼ばれています。
テリア・グループに属する犬種で、もともとは狩猟犬として作出された犬種です。
テリア・グループの「テリア」というのはフランス語で、もともとラテン語で「地面」とか「大地」を意味する言葉からきています。
それで、地面に生息しているネズミやキツネなどの小動物を狩るために改良されてきた犬種のことを指しています。
それでトイ・マンチェスター・テリアは超小型犬なのですが、とてもスタイリッシュで活気のある犬種です。
身体は小さくても、体力もありますし、運動能力は高く、力もあります。
被毛のカラーはブラック&タンの1つしかないという特徴があります。
トイマンチェスターテリアの外見的特徴

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外見の特徴としては、引きしまった身体をしています。
首とマズルが長いので顔はシュッとしています。
そして、手足や胴体、しっぽも長めです。
しっぽの形は、先にいくほど細くなっていています。
耳の形はろうそくの炎のような形をしていて、直立しています。
シュッとしたお顔に、大きなろうそくのような形をした耳が可愛いですよね!
瞳はアーモンド形です。
ミニチュアピンシャーとの見分け方

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ミニチュアピンシャーととてもよく似ているので、ときどきどちらなのか、ちょっとわからなくなることがあるかもしれません。
以前は、断尾をしているのがミニチュアピンシャーで、していないのがトイマンチェスターテリアだと言われていましたが、現在は断尾はしないことのほうが多いので、見分けるのはかなり難しい時があります。
ミニチュアピンシャーはドイツが原産で、ブラックとタンだけでなく、レッド、チョコレートとタンという毛色の子もいます。
ということは、レッドまたはチョコレート&タンの毛色の子はミニチュアピンシャーですね。
もし、ブラック&タンの毛色の子だった場合、つま先を見るとどちらか見分けることができます。
トイマンチェスターテリアには、特徴の一つとして四肢のつま先に「ペンシルマーク」という、黒い線があるんです。
しかし、ミニチュアピンシャーの中にもまれに「ペンシルマーク」を持っている子がいるみたいです。
それで、顔を見てみましょう。
トイマンチェスターテリアのほっぺには丸い形の模様が入っているのですが、ミニチュアピンシャーには口元からほっぺに繋がる模様が入っているのです。
そして、最後に前脚のパスターン(手の関節と指の関節の間)に小さな黒い班があるかどうかを見てみましょう。
これは「サムマーク」とか「ダイヤモンドマーク」と言われています。
マンチェスターテリアにはこの「サムマーク」があるんです。
しかし、これもまたミニチュアピンシャーももっていることがあります。
それで全体をみて、ほっぺにある丸い模様と、つま先の「ペンシルマーク」と、「サムマーク」があるかどうかを見て判断すれば、きっとトイマンチェスターテリアを見分けることができますよ♪
トイマンチェスターテリアの寿命・体型
平均寿命は14~16歳と、犬種の中では長寿と呼ばれるほどしっかりと体調や健康を管理すれば生きる犬種です。
トイマンチェスターテリアは、スタンダードテリアを小さくした犬種なので、その体格は似ています。
トイマンチェスターは、スリムな体で体長が長めです。
少し、アーチ型のフォルムをもっています。
トイマンチェスターテリアの歴史

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19世紀にマンチェスターテリアを小型化して作出された割と新しく作出された犬種です。
また、マンチェスターテリアを単に小型化しただけでなく、より耳を立たせ、より速く走れるように改良が行われました。
作出目的は、現在のような愛玩目的ではなく、ギャンブルの1つであったネズミを殺すゲームに使用する為だったといわれます。
ネズミを殺すという賭博は、労働者階級の人たち人気で、ウィペットやグレーハウンドなどが掛け合わされてつくられたのがマンチェスターテリアでした。
但し、このギャンブルが衰退した後は現在のようにコンパニオン・ドッグとして人気を博しました。
人気を博した結果、残念ながら人気犬種の宿命といえる乱繁殖が行われ、更なる小型化や体重制限により健康を害するようになり、19世紀後半には人気が衰退し、絶滅の危機に瀕してしまいました。
よってスタンダードの緩和が行われ、安定した犬質の確保が行われて、人気が回復しています。
日本でも、根強い人気を持っていますし、国内でのブリーディングが行われています。
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耳がコウモリみたい。ピンっとしてて大きいのが特徴だね。ここまでツンっと立ってる耳の犬ってあまりないんじゃないかなって思うんです。一度見れば忘れられないようなインパクトがある犬だと感じたかな。
根強い人気を誇ると書いてあるんですが、トイマンチェスターテリアは知りませんでしたね。あっ、こういうわんちゃんがいるんだぁって具合です。寒さに弱いそうなので、いつでも温かくしておいてあげないといけませんね。今の時期だったら、暖房とかで、適温をキープみたいな感じでしょうかね。
テリアっていうとヨークシャーテリアとかスコティッシュテリアとか毛の長い犬を想像するけど、トイマンチェスターテリアは毛が短いんですね。ちょっとドーベルマンの子供にも似てるよね?耳の形とか違うけど、カラーリングとかそんな感じがするな。ていうかミニチュアピンシャーか!それに似てるね。見分けつかないかも。