「クプレラキャットフード」ってどんなキャットフード?成分や原材料、口コミも解析

「クプレラキャットフード」ってどんなキャットフード?成分や原材料、口コミも解析

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mofmo編集部

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オーストラリア産の有名な無添加キャットフード「クプレラキャットフード」って聞いたことがありますか?無添加にこだわった今注目のキャットフードの一つです。今回はそんな「クプレラ」キャットフードの原材料や成分を徹底分析して、愛猫に安心して与えることができるフードかどうか見てみましょう。

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「クプレラキャットフード」の原材料と成分

キャットフード

vandycan/shutterstock.com

では早速クプレラキャットフードの原材料と成分を見てみましょう。

今回は「ラム&ミレットキャット」の原材料と成分を分析してみましょう。

原材料は以下のとおりです。

ラム肉、魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ、トビウオ)、ひきわりミレット、ひきわり玄米、米ぬか油、カノラオイル、ひきわりフラックスシード、米ぬか、モンモリロナイト、アマランサス、ユッカ、ネトル、ブルーベリー、スリッペリーエル、西洋タンポポ、チコリ、タウリン、活性酵素、プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、機能性酵母、陽性桿菌)、多糖類、ビタミン&キレートミネラル(カロチン、塩化コリン、炭酸カルシウム、ビタミンE 、鉄、ビタミンA 、亜鉛、ナイアシン、葉酸、チアミン、ビタミンB6、マンガン、ビタミンK群、ヨウ素 )となっています。

では詳しく見ていきましょう。

肉、魚

クプレラキャットフードの第一原材料を見てみると「ラム肉」となっています。

添加物を使用しない飼料で育てられたオーストラリア産のラム肉を使用しています。

ラム肉の特徴はチキンやビーフなど他の獣肉に比べるととても低カロリー、低コレステロールでヘルシーであるということです。

コレステロール値は魚肉と同じほどといわれているのでとてもヘルシーな肉であるといえます。

それでいて高たんぱくですので、猫にとってピッタリの食材ということができます。

またカルチニンと呼ばれる脂肪を燃焼させる物質が豊富に含まれています。

ですから体内の脂肪を燃やして代謝を高める働きもしてくれるのです。

第二原材料には魚が使用されています。

「ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ、トビウオ」といった多様な魚が用いられています。

これら魚も豊富なたんぱく質が含まれています。

しかも消化が良いですし、肉に比べてアレルギーになりにくい特徴もあります。

このようにクプレラキャットフードには、肉や魚がたっぷり使用されているので猫にとって必要な動物性たんぱく質をしっかり摂取することができるのです。

しかもクプレラキャットフードで使用している肉や魚の品質も良いものということができるでしょう。

多くのキャットフードによく見られる「ミール系」が使用されていないからです。

ミール系というのは、副産物とも呼ばれる本来なら破棄するような鶏の頭や骨、羽根、血液などを乾燥粉砕して使用していることがあります。

さらに腐りかけの家畜の肉が使用されている可能性もあるといわれています。

当然こういった粗悪な原材料は消化にも良くないですし、栄養価も低いことでしょう。

クプレラキャットフードではこういった粗悪な原材料は一切使用していません。

人間の食品基準を満たしている食材のみを使用しているので安心です。

穀物

続いて使用されている食材は穀物です。「ひきわりミレット・ひきわり玄米・米ぬか 」があげまれます。

これらはすべて「イネ科」の穀物です。

イネ科の穀物は猫が消化を苦手としている原材料のひとつであります。

ですからできれば穀物は使用していない方が望ましいといえます。

クプレラキャットフードで使用している「ミレット」とは比較的消化の良い栄養価の高い穀物です。

玄米もビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な穀物ですし、米ぬかも栄養価の高い食材です。

これら穀物は主に炭水化物源、食物繊維補給として用いられています。

たしかにクプレラキャットフードでは猫が消化しにくくアレルギーを起こしやすい「トウモロコシや小麦」は使用していないことは高く評価できます。

ミレットや玄米、米ぬかは比較的消化も良いので、穀物アレルギーのない猫でしたらそこまで問題にしなくても良いでしょう。

ただし食物繊維やビタミン、ミネラルなどはその他の食材からも十分摂取することができるので、あえて穀物から摂取しなくても良いのでは?という気もしますね。

穀物の使用が気になる方は「ホリスティックグレインフリー・キャット」がおすすめです。こちらには穀物が一切使用されていません。

穀物アレルギーのある猫や消化機能が弱い猫も安心して食べることができるでしょう。

油脂

猫が必要とする栄養素には「脂肪」もあります。

クプレラキャットフードでは「米ぬか油、カノラオイル、ひきわりフラックスシード」が使用されています。

どれも上質のオイルです。

特にカノラオイルには良質なオメガ3脂肪酸やオレイン酸が豊富に含まれています。

フラックスシードは亜麻仁のことで、こちらも不飽和脂肪酸が豊富に含まれおり、毛艶や毛並みを美しく保つ助けをしてくれます。

クプレラキャットフードで使用している油脂は、すべて植物性油脂ですので動物性油脂に比べて酸化が遅いので油脂の品質も良いといえます。

添加物

クプレラキャットフードには危険な合成添加物が一切使用されていません。

一般的なキャットフードにはおいしそうに見せるための合成着色料、嗜好性を高めるための合成香料、長期保存させるための合成保存料、酸化防止剤などが大量に添加されています。

ところがこれら添加物には発がん性やアレルギー発症などの健康被害を及ぼすものもあり、食用への使用は禁止、制限されているものもあるのです。

こうした危険な添加物が大量に含まれたフードを愛猫が食べているとしたら恐ろしいですね。

活性酵素、プロバイオティクス

クプレラキャットフードの特徴の一つでもある酵素、有用菌である「活性酵素、プロバイオティクス、多糖類」が配合されています。

特にプロバイオティクスは腸内環境を整える働きがあり、善玉菌を増やして悪玉菌を減らす効果があるのでおなかの健康をサポートしてくれます。

よく下痢をしやすい子や便秘気味の子などにはぴったりです。

成分

ではクプレラキャットフードの成分を見てみましょう。以下のとおりです。

粗たんぱく質31.0%以上、粗脂肪11.0%以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分8.0%以下、水分10.0%以下、カロリー365kcal/100gとなっています。

たんぱく質、脂質ともに十分な量が摂取できます。

多くのプレミアムキャットフードの成分表を見てみると、脂肪分が20%というものもよく見かけますが、クプレラキャットフードは脂肪分が抑えめになっています。

カロリーも抑えめになっていますね。

低脂肪なヘルシーなラム肉や魚類を使用しているので、脂肪分を抑えることができているのかもしれませんね。

脂肪は抑えてありますが、上質のオイルを使用しているので必要な栄養素はしっかり摂取できるはずです。

ですから体重コントロールしたい猫や加齢とともに代謝が低下してきたシニア猫にもおすすめかもしれませんね。

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