昭和の面影残る堺市でワンコと自然を感じて遊べる場所4選

昭和の名残のある堺市を探検！ワンコと一緒に懐かしい雰囲気と海風を感じて歩こう！

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大阪の南にあり大阪湾に面していて潮の香りがする街、堺市。堺市で有名なのは何といっても街中の道路を車と並んで走っている路面電車ではないでしょうか。

今では田舎に行っても見ることは少なくなった路面電車が堺市では現役で運行していて、毎日多くのお客さんを目的地へと運んでいます。

休日になると路面電車をカメラに収めようとアマチュアカメラマンがたくさん登場するのも名物の街の名物になっていますね。

堺市は路面電車だけでなく、実はその他にもどこか懐かしい昭和の雰囲気を残している街としても人気です。

年配の世代の人でもし知っているお菓子を販売する駄菓子屋さん、古い映画のポスターや家電を集めた「懐かしミュージアム」など、最近の若い人にとっては逆に新鮮に感じるような面白い場所も豊富にあります。

堺市にはワンコと一緒に入ることができるドッグカフェはやや少ないのですが、海を眺めることができる広い公園などが多いのが特徴です。

ちょっと早起きして爽やかな空気を吸い込みながら愛犬と公園内をお散歩したり、夕日でキラキラ輝く海を見ながら愛犬とのんびりお散歩したりするのも素敵な時間です。

今ではもう珍しくなってしまった昭和の雰囲気を感じながら、海風の匂いのする街を探検しましょう！

明石海峡大橋を眺めながら絶景を堪能『海とのふれあい広場』

海に面した堺市の少し高台にある絶景が堪能できる海とのふれあい広場。

こちらは広さなんと27.9ヘクタールもの広大な土地の中に、バーベキュー場や魚釣りができる海釣りテラスがあり、なんとワンコが駆け回ることができるドッグランまで完備されている公園になります。

お天気の良い晴れた日には明石海峡大橋を間近に見ることができ、爽やかな海からの風を胸いっぱいに感じることができる人気スポットです。

綺麗に手入れされた青々とした芝生広場ではボール遊びや凧あげなど体を動かして遊ぶこともできますし、大きめのレジャーシートを広げてゴロンと横になって日向ぼっこをするのも良いですね。

休日になると仲間同士でバーベキューを楽しむグループや、芝生広場でお弁当を広げている家族連れがたくさん見られます。

また海釣りテラスでは安全面に配慮してしっかり柵などが設置された釣り場が設けられていて、小学生ぐらいの子供であれば保護者同伴で釣りを楽しむことも可能です。

季節によりアジ、イワシ、サバ、チヌ、ハネなどを釣ることができますが、残念ながら海釣りテラスはペット同伴不可となっています。

釣り針の誤飲や海への転落などの危険性もありますので、釣りを楽しむ時は家族で交代で他の場所でペットのお散歩を楽しむなど工夫が必要ですね。

ワンコのためのドッグランですがこちらは広さ約2100平方メートルもあり、小型犬用とフリースペースで区切られています。

小型犬もフリースペースを利用することは可能ですが、他のワンコとのふれあいは飼い主が責任を持って行うように注意してください。

海とのふれあい広場のドッグランは完全屋外にあるため屋根やひさしはありません。真夏の利用はワンコを適度に休憩させて水分補給をしっかり行いましょう。

人もワンコも青空のもと、海を眺めながら思いきり体を動かして汗を流したい時は非常におすすめの場所と言えますよ！

海沿いをお散歩！ミニ遊園地も併設『浜寺公園』

浜寺公園は堺市西区にある松林が美しい大阪湾の堤防沿いにある大きな公園です。平日、休日問わずウォーキングを楽しむ人やワンコのお散歩をする人で賑わう地元の憩いのスポットです。

こちらは見渡す限りの松林があるところが大きなポイントで、曲がりくねった松の木で木登りを楽しむ子供もたくさん見かけます。

園内はとにかく広大で、のんびりお散歩をすれば数時間すぐにたってしまうほどの広さがあります。

無料で入場できる市営公園にしては珍しく、園内を子供機関車が走っていて有料で楽しむことも可能です。

広い公園の中をガタンゴトンと進む様子はとてものどかで懐かしさを感じさせる光景でもありますね。

また園内には交通遊園広場というスポットもあり、機関車だけでなくゴーカートやその他の遊具がありミニ遊園地のような場所になっています。

いずれもワンコは乗ることはできませんが、ワンコのお散歩がてら家族で交代で楽しむのも良いですね。

さらに浜寺公園にはバーベキューができる一角もあり、こちらの方もワンコと一緒に過ごすことが可能です。

火の管理など安全面に考慮しながら一日のんびりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

園内には売店もいくつかありますが、ワンコの食べ物やグッズはありません。ワンコ用のおやつなどは自宅から持参するようにしてくださいね。

夕方になると海へ続く堤防沿いでは美しい夕日を眺めることもできます。

自由に楽器の練習をしている人もいて非常にノスタルジックな雰囲気を味わうこともできますので、ぜひ一度お出かけしてみてはいかがでしょうか。

ワンコと四季折々の花を見ながら優雅にお散歩『大浜公園』

大浜公園は堺市営の公園としては一番古い公園で、開園は明治12年。園内は毎年利用者の使い勝手を考えてしっかり整備し直されてきましたが、古さを感じさせる大きな木々がたくさんありとてものんびりした雰囲気の良い人気スポットです。

公園内ではおサルを飼育していたり小さいながらも稲荷神社があったりと見どころもたくさん。

動物園に連れていくことが難しいワンコにとってはおサルとの対面はとても貴重な瞬間になるかもしれません！愛らしいおサルに癒されに行く時は、餌をあげないなどのルールをしっかり守って楽しみたいですね。

また大浜公園では非常にたくさんの花が管理されていて、季節ごとに美しい花を心行くまで堪能することも可能です。

特に春先はパンジーやサクラが美しく、梅雨ごろになると花菖蒲園では様々な品種の菖蒲の花が遊歩道を取り囲むように咲き乱れ、あちらこちらでワンコと花を撮影している愛犬家を見ることができます。

植物園にきたような贅沢で優雅なお散歩を楽しめるのが大浜公園が人気スポットである理由です。

通い続けるうちにいつのまにかお花の種類について詳しくなったという方も出てくるかもしれませんね！

夏になると大浜公園内ではプールもオープンするため日中は子供の笑い声が絶えることがなく、とても活気のあふれる公園になります。

公園内にはところどころにベンチも設置されているため、ワンコのお散歩で疲れた時は木陰のベンチで休憩するのも良いですね。

自然の中で、その時々の空気や景色をゆっくりワンコと感じるのも至福の時間となるはずです。

公園内は入場料金はかからず、車でお出かけしても駐車料金も非常にリーズナブル。

お金をかけずにワンコとのんびり歩いたり、暖かい日差しの中で本を読んだりするのに最適の場所です。

たくさんの地元のワンコもお散歩に訪れていますので、仲良しのお友達ができることも珍しくないようですよ。

大泉緑地公園

最後にご紹介するのは堺市北区金岡町にある大泉緑地公園です。堺市は自然あふれる公園がたくさんのですが、こちらの公園も池や林がたくさんあってまるで避暑地のような公園です。

園内にはワンコの肉球や足に優しいと言われている木片チップを敷き詰めた散策路があったり、600本ものサクラの木が植えられているサクラ広場があったりと自然派好きな方にはたまらないおすすめエリアが多いのが特徴です。

草の匂いや木片の匂い、花の匂いや水の匂いなどワンコにとってはどんどん冒険したくなるようなとても素敵な公園です。

人が少ない林エリアなどであれば、ロングリードを利用してワンコとボール遊びやフリスビーを楽しむこともできますよ。

また小さな子供が遊べる船の形をした遊具や競技用自転車のコースなども設置されていて、ワンコ連れだけでなく様々な人が休日を満喫しに訪れます。

公園内はとても広く歩くと人もワンコもかなりの運動量になりますが、公園管理事務所ではレンタサイクルの貸し出しも行っています。

自転車の貸し出し台数に限りはあるものの、大人用自転車だけでなく子供用自転車もあります。

ワンコと一緒にランニングする家族をサポートしながら自転車でのんびり追いかけながらサイクリングするのもまた楽しいかもしれませんね。

こちらの公園内にもバーベキューを楽しむことができるエリアも完備されています。

利用するにあたっては簡易コンロの使用やゴミの持ち帰りなど色々と決められたルールがありますが、ぜひ仲間と一緒に屋外での食事を楽しんでみましょう。

大泉緑地公園は春のお花見の時期や夏のバーベキューの時期は広い駐車場もかなり込み合うことが結構あります。

駐車場は24時間オープンしていますので、お出かけする時は一日のスケジュールをしっかり立てて時間に余裕を持って計画的に行動することをオススメします！

まとめ

大阪湾に面した昭和の面影残る堺市でワンコと自然を感じて遊べる場所をご紹介しましたが、いかがでしたか？

堺市はドッグランやドッグカフェなどワンコがメインとなれるお店が少ないのは少し残念ですが、そのかわり海を眺めたり林の間のお散歩を思い存分楽しむことができる広い公園がいくつもあります。

市営公園は基本的に入園料金などが無料のところがほとんどですので一日リーズナブルに過ごすことができるのも嬉しいですね。

浮いたお金でワンコにちょっぴり贅沢なごはんやオヤツを買ってあげることもできちゃいます！

普段デスクワークで体を動かすことが少ない人は、時間のある時にぜひワンコと色んな公園を巡って気持ちの良い汗を流してみてはいかがでしょうか。

ワンコの笑顔を見ながら遊ぶ時間は最大の充実した時間になります。

ただし！お出かけの時はワンコの糞の始末はしっかり飼い主が責任を持って行い、人のいる場所でノーリードにしない、吠え癖のある子はしつけをきちんと行うなど愛犬家としてのマナーを厳守することも大切なことです。

周囲の人に配慮しながら楽しいお出かけタイムを満喫してくださいね。