スコティッシュストレートってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

スコティッシュストレートってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

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mofmo編集部

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愛嬌たっぷりで世界中で大人気の「スコティッシュフォールド」、それと同じ猫を祖先に持つ「スコティッシュストレート」という猫をご存知ですか? 愛らしい姿に加え、穏やかで順応性のある賢い猫です。 甘えん坊でもあるスコティッシュストレートの特徴や性格、スコティッシュフォールドとの違いについてもご紹介します。

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スコティッシュストレートの毛色・被毛

Creamy  scottish straight shorthair and fold longhair six months cats isolated on black

Roxana Bashyrova/shutterstock.com

被毛は短毛と長毛の2種類があります。

長毛種は遺伝子的に劣勢であるため、短毛種に比べて数が少なく希少品種とされています。

また、アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘア、様々な雑種と異種交配されたため、各猫種の特徴を受け継ぎ、毛のバリエーションが非常に豊富です。

そのため毛色が全色認められており、柄もソリッド(一色)からブチ模様まで様々です。

ふわふわで滑らかな被毛の魅力が増すため、ホワイトやクリーム、グレーといった柔らかな色に人気があります。

スコティッシュストレートの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

Vet doctor examining Scottish straight cat with stethoscope

Denys Kurbatov/shutterstock.com

スコティッシュストレートは他の猫に比べて難しい飼育ポイントはほとんどありません。

愛情もって日々接することが一番大切です。

日々のお手入れは、病気や異常の早期発見や予防となりますので、長く元気に生活するためにも欠かさず行なっていきたいものですね。

スコティッシュストレートの健康管理方法

スコティッシュストレートの飼育で一番気を付けたいのは、先天的な骨の疾患です。

スコティシュフォールドの特徴である折れ耳は、骨が変形する遺伝性疾患(遺伝性骨形成異常症)による影響で起こるため、立ち耳であるスコティッシュストレートのほうが遺伝性疾患のリスクが少ないとされています。

とはいえ、軟骨や骨に異常は出やすいので、負担を減らす意味でもフローリングの床にカーペットを敷くなど滑りにくくしてあげることができます。

また、太りやすいため、肥満に気を付けたいですね。

肥満は万病のもとです。

スコティッシュストレートはあまり活発に動きませんので、エサでの調整になるでしょう。

欲しがるだけあげていると、みるみる太るだけでなく、減らしたときに猫に与えるストレスも大きくなります.

飼い始めのときから、月齢、体重に合わせエサの頻度と量を調整するようにしましょう。

また、小さいときから小まめに体重を図り、推移を記録しておくといいですね。

おやつを間食としてよく与えてしまうと、フードの食いつきにムラが出てしまいます。

栄養バランスの良いキャットフードを決まった頻度で与え続けることが、健康に一番です。

「しつけを覚えた」「長時間おりこうにお留守番できた」など、ごほうびとして少しだけ与えるのがいいかも知れません。

スコティッシュストレートに必要なお手入れ

スコティッシュストレートは、柔らかでシルクのような被毛をもっており、滑らかな手触りが特徴的です。

きれいな毛並みを保つためにも、定期的にブラッシングしましょう。

被毛のお手入れは短毛と長毛で少々異なります。

短毛は週2回、長毛は週3、4回を目安にブラッシングしましょう。

ブラッシングは猫自身がグルーミングするときに毛をたくさん飲みこんでしまって起こる毛球症を防ぐことにもつながりますので、長毛種であれば、毎日行なうのもいいですね。

ブラッシングはマッサージにもなり気持ち良いものですが、個体によっては痛がる子もいます。

無理矢理押さえつけると、さらに嫌がるようになりストレスをかけることになりますので、一気にクシをいれるのではなく、毛を皮膚から引っ張らないよう段階的にブラッシングをし、少しづつ慣らすようにしましょう。

ブラッシング時に、耳掃除も定期的にできると良いですね。

耳垢や汚れがあれば、ウエットティッシュや湿らせたコットンでやさしく拭き取ります。

この時、耳の中を傷つけないように注意することと、炎症等がないか確認するならば、外耳炎の早期発見にも役に立つでしょう。

汚れや臭いが気になる場合、シャンプーすることもできます。

目安として、短毛種は3・4か月に1回、長毛種は1・2か月に1回になります。

シャンプーのあとは水気をしっかりタオルで拭き取って、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。

ほとんどの猫は体に水がかかるのを嫌がるため、最初から大人しくシャンプーできることは少ないと思います。

子猫のときから慣らしておくこと、できるだけストレスを与えないように少しずつ時間をかけて行ない、回数を重ねていくと良いですよ。

ドライヤーを怖がる猫もいますから、タオルドライをしっかりすることでドライヤーをかける時間を短くできるかも知れません。

猫の体調が優れないときはシャンプーしないでくださいね。

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2 名無しさん
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スコティッシュフォールド(立ち耳)=スコティッシュストレートって事で合ってる?

1 名無しさん
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スコ座りってどんなの?文字だけだとイメージが広がりにくいなぁ。できればスコ座りをしている最中の画像があったらいいな。もしかしてスコ座りは珍しくて写真がなかなか撮れないなんていうこともあったりするのかなぁ。