犬が恐れを感じている時の11の仕草と、怖がりワンちゃんへの対処方法！

５．あくびをする

人間は眠いとき、疲れたとき、退屈なときにあくびをします。

それは犬であっても同じです。

しかし犬はそれらに加えて不安や緊張、ストレスを感じたときにもあくびをして相手や自分を落ち着かせようとします。

例えば初対面の人に犬がなでられたときに犬があくびをしたのならば犬は決して眠いわけでもなく、退屈なわけでもなく不安や緊張を感じている可能性があります。

人間の感覚で「眠い」「退屈」などと軽く判断するのではなく犬の微妙な感情をしっかり理解してあげてください。

６．しっぽの毛が逆立っているのと同時にしっぽが下がっている

「怖い！やめて！」というのをしっぽを逆立てることで表現しています。

とても怯えている状態で逃げるか噛み付くかのどちらかの瀬戸際です。

今以上に近づかないようにして、「関心ない」という態度を示してあげると良いかもしれません。

似たような態度で「しっぽの毛が逆立っているのと同時にしっぽが上がっている」時には怖いというよりは、すでにケンカモードにスイッチが入っていて攻撃する一歩手前です。

威嚇表現として唸り声も伴っています。

よくある場面としては他の犬に出会った時などにこのような状況に陥ります。

むやみなことをすると逆に刺激になり乱闘になることもあるので気をつけてください。

しっぽの毛が逆立っている状態が上がっているか、下がっているかで犬の感情は異なりますので愛犬を良く観察してあげてください。

７．小刻みに体がブルブルと震えている

寒さで体が震えることはありますがその震えとはもちろん別です。

例えば近くに犬がいて震えていたら怖がっている可能性が大きいと思われます。

その犬との間に以前何かがあったのかもしれません。

過去の嫌な記憶を思い出してしまい怖くなりブルブルと震えてしまっている可能性があります。

また、交通量が多い道路を通る時などにも同じようなことが起こる可能性があります。

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８．視線をそらしながら遠回りして近づく

関心はあるものの怖がっている様子です。

例えばほかの犬に近づく時に弧を描くように遠回りしようとするワンちゃんがいます。

「近づきたいけどちょっと怖いから・・・自分には敵意はないですよ〜」といった感じで恐る恐る近づこうとしている様子です。

９．視線を合わせない。縮こまって低い姿勢になる

視線を合わせないでいることも、縮こまって低い姿勢になり自分を小さく見せる体勢も服従を表しています。

ほかの犬とすれ違う時や飼い主さんに叱られた時にこのような体勢になることが多く、攻撃しないでほしいという気持ちの表れです。

「攻撃するのはやめて」と訴えています。

１０．床や地面のにおいを嗅ぐ

犬は情報収集のために地面のにおいを嗅ぐことがありますが、それ以外にも人や他の犬が近づいてきた時など不安や恐怖心をを感じた時に、床や地面のにおいを嗅いで気持ちを落ち着かせようとすることがあります。

１１．脱糞、おしっこを漏らす

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恐怖の程度は最高ランクで、自分の体を自分でコントロールできなくなり脱糞や脱尿をしてしまうほど恐怖心で心が支配されています。

このような状況で排泄してしまった時には叱らずにそっと片付けてあげましょう。

いかがでしたか？

ブルブルと震えるとかへっぴり腰になる、視線を合わせないようにするなどは、私たち人間であっても学校の先生や上司に怒られた時などにしてしまうしぐさと同じではないでしょうか・・・。

恐怖心というものにはできれば遭遇したくない感情です。

まして人間より小さな愛犬たちにはそのような気持ちにさせたくないですよね。

では、具体的にどのようなことにワンちゃんたちは恐怖心を抱いてしまうのでしょうか。