犬が恐れを感じている時の11の仕草と、怖がりワンちゃんへの対処方法!

犬が恐れを感じている時の11の仕草と、怖がりワンちゃんへの対処方法!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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愛犬とのコミュニケーションはとても大切ですね。 今回は、愛犬が怖がっている時の行動やその対処の方法、犬が怖がる理由についてまとめてみました。 犬の気持ちを理解し、正しい方法で対処していくための助けになればと思います。

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犬が恐怖心を感じることは?

夫婦げんか

Tiko Aramyan/shutterstock.com

なんとなく想像がつくようなものですが・・・

  • 大きな音(雷、花火、車やバイク、怒鳴り声、掃除機、工事の音)
  • 厳しすぎるしつけ(大声で叱る、突然の罵声、体罰を与える)
  • 苦手な特徴の人物(大柄な人、香水のきつい人)
  • 素早く動くもの(見慣れない小動物、掃除機、自転車)

などがあげられます。

そのほか飼い主さんが不機嫌なことなどはイライラが伝わってきて落ち着くことができなかったり、家族のケンカを見ることなど、とばっちりがきそうで犬自身、気が気ではないようです。

また、飼い主さんの長電話というものがあります。

長時間相手にしてもらえないことや、受話器から聞こえてくる相手の声が不気味に聞こえるようです。

この辺はかなり無意識のうちに飼い主さんがやってしまうことですよね。

そのほか、その犬独特の怖がるものというものがあります。

そうしたものがなんなのかまずは飼い主さんが愛犬が恐怖心でいっぱいになってしまっている時に周りには『どのようなものがあるのか』、『どのようなものがいるのか』をよく観察して何に怖がっているのか分析してあげてください。

そのように愛犬の気持ちを理解して対応することで飼い主さんと愛犬のストレスを軽減することができると思います。

怖がっている症状の重さの確認方法

愛犬が怖がって吠え始めたり、落ち着かないで部屋の中をウロウロと歩き回ったりし始めたりしたら「伏せ」、「おすわり」などの指示をだしてみましょう。

その指示の答え応じることができたらしっかりと褒めてあげます。

次に、愛犬のお気に入りのおもちゃを使って一緒に遊んであげます。

指示に答え応じ、一緒に遊ぶことができたら比較的症状が軽いと考えられます。

それらに答え応じることができなかったら症状は比較的重い可能性があります。

怖がりがもたらす影響

ストレスの原因

人間でもそうですが何かに怯えながら生活していくことはストレスの原因です。

ドライヤーや掃除機といった日常生活での音を怖がっていたら日々ストレスにさらされてしまうことになります。

分離不安症になる

飼い主さんの姿が見えなくなっただけで犬が大きな不安を感じてパニックを起こし、普段とらないような異常行動をとるようになり、様々な問題行動を起こしてしまうようになります。

飼い主さんが出かけるのをいち早く察知し、出かけた後しばらく吠え続け、声が枯れるまで吠えたり、最後には遠吠えするまで深刻な状況になってしまいます。

では犬が怖がった時の対処方法にはどのようなものがあるのでしょうか

犬が怖がった時の対処方法

音を怖がる場合

飛行機、雷、花火、外の工事、掃除機などたくさんあります。

また、部屋の中で何かを落とした音などにも反応してしまうワンちゃんもいます。

雷や花火、また外から聞こえてくる犬にとっての騒音など、このような音が聞こえてきた時にまずしてあげることは、窓を閉めて外からの音量を下げてあげることです。

もちろん外飼いのワンちゃんであるならば家の中に入れてあげてください。

また音をできるだけ遮断するためにもカーテンもひいてあげると良いかもしれません。

掃除機などの音に怖がるワンちゃんは慣れてくれればなんともないのですが難しいようでしたら別室で待機させるなど、どこか避難所を作ってあげると良いかもしれません。

掃除機をかける人

REDPIXEL.PL/shutterstock.com

他の人を怖がる場合

自宅に来た友人や宅急便の人を怖がるワンちゃんもいます。

子犬の時でしたらたくさん触ってもらって人との触れ合いを楽しむことができれば良いのですが、成犬になってからですと飼い主さんが抱っこした状態で噛みそうもないかなどの安全確認をおこなった上、他の人に声をかけてもらったり、触ってもらったりして人に慣れさせていくと良いと思います。

その時は少人数から始めてくださいね。

他の犬を怖がる場合

お散歩中によくあることですが、他の犬を怖がった時には決して無理して近づけないでください。

子犬の時からのふれあいが理想的ですが成犬になってからですと徐々に少しづつ慣れせていくのが良いと思います。

まずは色々なところに連れて行って他の犬は危険ではないということを教えてあげてください。

では、お散歩の最中に他の人やワンちゃん連れの人が近づいてきたらどのように対応したら良いのでしょうか。

怖がりな愛犬を守ってあげる方法

お散歩の最中に

愛犬と散歩をしている時に愛犬に近づいてくる「人間」はたくさんいます。

怖がりのワンちゃんからすれば「かわいい〜」なんて近づいて来られるのは大きなお世話であってビクビクとストレスがたまるだけです。

できればこちらの緊張感を感じて遠巻きにすれ違ってくれれば良いものなのにと愛犬は思っているにもかかわらず・・・こちらに近づいてくる「人間」・・・

そんな時には飼い主さんが愛犬に代わって近づいてきて欲しくないということを言葉で伝えてあげなければなりません。

飼い主さん自身、近づいてきた人に愛犬が吠えたらどうしようとか、噛み付いたらどうしようというマイナスな気持ちで近づかないでという雰囲気をかもし出してしまうかもしれませんが、それでは近づいて来る人に対して悪い印象を与えてしまうかもしれません。

お散歩している人は皆さん地域の方ですから出来るだけスマートに対応したいものです。

怖がりの愛犬に近づいて来た人がいるのなら、愛犬におやつをかじらせながら「この子、知らない人が苦手なんです」と明るくさわやかにお伝えすると良いかもしれません。

ワンちゃん連れの方にも同様にさわやかにお伝えすると良いでしょう。

お散歩中のワンちゃんに近づいてくる方は皆さん犬好きの方ですのでさわやかに伝えると大抵の方は笑顔でさっていってくれます。

相手の方が通り過ぎるまで愛犬にはおやつをかじらせておいて愛犬の注意を飼い主さんの側に向けておくようにしておくと良いと思います。

こんな感じでお散歩ができれば愛犬にとってもすれ違う方にとってもスマートに気持ち良くお散歩が楽しめると思います。

犬の散歩

thka/shutterstock.com

まとめ

今回は犬の怖がっている時の行動について考えてみました。

子犬の時に社会化を培うことなく育ってきたワンちゃんが、成長した後の社会に馴染んでいくには多くの時間が必要です。

すでに「怖い」ということを学習してしまっているわけですから、学習前より難しくなるのは当然です。

犬の「怖がり」とか「臆病」という面は逆にいうと「用心深く」、「警戒心が強い」というわけですので、決して悪い性質ではないのですが常日頃、恐怖で心が支配されてしまっているのはワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても良くないことです。

今回は『犬が怖がっている時の11のしぐさ・行動』をあげてみました。

この他にも愛犬特有の怖がっている行動や仕草というものがあるかもしれません。

愛犬が怖がっている理由に早く気づき、愛情をかけて接することによってより固い絆で結ばれると思います。

【犬の気持ち】犬って泣くの?こんな行動をしている時、犬は悲しんでいる!

犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。

https://mofmo.jp/article/889

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1 名無しさん
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小さい頃、よく吠える犬を玄関に飼っているお宅があって、前を通るのが嫌だった。

怖がっているワンちゃんだったのかもね。飼い主さんがちゃんと様子を見て、対処してあげて欲しかったなあ。