ドッグフードは定期的に変えた方がいいの?ローテーションの場合のメリットを徹底解説

ドッグフードは定期的に変えた方がいいの?ローテーションの場合のメリットを徹底解説

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フードローテーションという言葉を聞いたことはありますか。愛犬家の方なら既にご存知かも知れませんね。またこれからわんちゃんを飼う予定にしている方なら是非知って欲しい言葉です。今回はドッグフードのフードローテーションについてまとめてみました。

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フードローテーションとは

job rotation concept

Wor Sang Jun/shutterstock.com

一種類のドッグフードに決めず、複数の異なるドッグフードを定期的に変更するという考え方です。

私たち人間は毎日の食事は出来るだけ違ったものを食べたいと感じます。それは毎日同じものを食べ続けると栄養が偏ってしまうという認識があるからです。

私たちの愛犬にも同じことが生じます。多くのペットフードメーカーによって宣伝されている『全てのライフステージに対応 生涯このドッグフードで・・・』などのセールスポイントのドッグフードもありますが動物栄養学的にはどうなんでしょうか。それでは長期的にみて栄養不足になったり、アレルギーの原因になったりしてしまうかもしれません。

フードローテーションのメリット&デメリット

merit&demerit

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フードローテーションのメリット

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Monster Ztudio/shutterstock.com

毎食毎食同じものを食べていると消化器系というものは不思議とその食べ物しか消化できない体へと徐々になってしまいます。本来は様々な食材を消化する能力があるにもかかわらず、使わないことによって「使用不可」の状態になってしまうのです。こうした状態で食べ慣れていないものを何かのきっかけで食べてしまった時に潜在的に持っていた病気のスイッチが入り体調を崩してしまうことが考えられます。

様々な食材を食べるフードローテーションはどんな食材でも対応できる犬本来の健康健全な消化器系の維持に貢献してくれます。

健康健全な消化器系の維持食物アレルギーの予防

犬にも食物アレルギーというものはあります。アレルギーによって引き起こされる症状は皮膚炎、鼻炎などに加え、目の炎症や嘔吐下痢などもあります。アレルギー発症の考え方として、体の中にある器にアレルギー物質がたまり、あふれた時がアレルギーの発症と考えられます。器の大きさはそれぞれと違いますので一回の摂取でも発症してしまうわんちゃんもいれば、長年の摂取で発症するわんちゃんもいます。いずれにしても同じ食事を長年続けているとわんちゃんの持っている器からアレルギー物質があふれ出し発症してしまう可能性があるというわけです。そのような発症を防ぐためにも定期的に違うドッグフードを食べさせるフードローテーションはおすすめです。アレルギーは一度発症してしまうと治りにくいということは私たち人間がよく知っていることではないでしょうか。そんな大変な思いを愛犬にはさせたくないですよね。

好き嫌いをなくす

特定の味に慣れてくると人間でも経験があるかもしれませんが「食わず嫌い」になってしまいます。そうしたことはわんちゃんにも当てはまります。常日頃から様々なドッグフードを与えることでわんちゃんの嗜好を刺激し、なんでも食べることができる好き嫌いのないわんちゃんに育てていくことができるということです。そうしておくことによって万が一災害にあった時などに、避難生活でどんなドッグフードでも食べることができる食事に順応したわんちゃんしつけておくことができます。

フードローテーションのデメリット

risk concept

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アレルギー症状の見極め

短いスパンでドッグフードを変更しているとどの原材料でアレルギー症状が出たかわからず原因究明に時間を要してしまい、ワンちゃんの内臓に負担をかけてしまいます。

最低でも2〜3ヶ月開けて次のドッグフードを試すことをオススメします。

切替による胃腸の負担

ドッグフードは切り替える際に現在のドッグフードに少量混ぜながら与えることになります。最初のうちは胃腸への負担で体調が不調になりやすいので、徐々に新しいドッグフードに切り替えることが重要となります。

アレルギーの疑いのあるドッグフードは与えないことをオススメします。どのアレルギーか知りたい場合は、検査することをオススメします。

フードローテーションのやり方

ローテーションのやり方を考えてみましょう。

動物性たんぱく質を替えてフードローテーションを行う

 Animal protein

nadianb/shutterstock.com

この方法は、異なるたんぱく源を原材料とする複数のドッグフードを、定期的にローテーションを組んで与えるという考え方です。そうすることによってそれぞれのたんぱく源から素材の持つ特有の栄養素を摂取することができるというメリットがあります。

また上記でアレルギーの発症について書きましたが、基本的にアレルギーはたんぱく質に対する反応と言われています。今はアレルギーではなくても予防のために特定の動物性たんぱく質に絞らないでローテーションをすることによってアレルギーをできるだけ発症させないようにするというメリットもあります。

例えば『チキン→ベニソン→サーモン→ラム』など・・・

もちろん既にアレルゲンが特定できているようでしたら、アレルゲンとなる食材を避けたドッグフードでローテーションをしてください。

原産国別ドッグフードのローテーション

原産国別にフードローテーションする目的はどんなものなのでしょうか。健康志向でナチュラルに作られているドッグフードは原材料や地元産にこだわっています。

例えばその「地元」で鶏インフルエンザなどが発生したらもちろん輸入がストップしてしまいますし、異常気象で原材料に含まれる素材が収穫できなかったりすると欠品になったり値上がりするなどで購入することが難しくなります。そんなリスクを回避するために原産国別にローテーションを組み込んでいる飼い主さんもおられるようです。

例えば『日本→カナダ・アメリカ産→ヨーロッパ産→南半球産』など・・・原産国別にフードローテーションするのも魅力的ですね。

季節ごとのフードローテーション

季節に合わせた体調管理のもと食材を選ぶということです。

・「春」はフィラリアやノミ・ダニなど犬たちにとっては厄介者が活動し始めます。ワクチンの季節でもあるため肝臓を酷使するかもしれません。そのためデトックスができるフードが良いかもしれません。

・「夏」は猛暑!酷暑!と言われるこの日本列島!お散歩するにも難しい季節ですからカロリー控えめなドッグフードが良いかもしれません。しかし夏バテ対策も必要ですので愛犬が好きそうなウェットフードなどを与えても良いかもしれません。

・「秋」は冬に備えてカロリー高めが良いかもしれません。

・「冬」もカロリー高めで消化効率の良い動物性たんぱく源で寒さを越すことができれば良いかもしれません。

などこのような方法でフードローテーションを行なっていくことができます。

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