【行動を予知】ワンちゃんが人間を観察しているポイントと飼い主が気をつけるべき行動

【行動を予知】ワンちゃんが人間を観察しているポイントと飼い主が気をつけるべき行動

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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犬は毎日私たちの仕草や表情、行動や声などを私たちが思っている以上に観察して気持ちを汲み取っています。私たちの様子からやって良いことや悪いことを学んでいきます。普段の自分が愛犬にどのような印象を与えているのか見ていくことにしましょう。

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愛犬は飼い主さんの表情・声・行動、さらには飼い主さんが手にする物など、細部までしっかり観察していることが分かりました。それに基づいて飼い主さんの感情やその後の飼い主さんの行動の展開まで予測していることもあります。

そのため「ある行動を起こす前には必ずこの行動をとっている」というように毎日の行動パターンが同じであればあるほど、その行動パターンを確実に記憶して、予測することができてしまうことになります。そのために外出前には鳴き出してしまったり、足元について回ったりするという行動を起こす犬も珍しくありません

嫌な記憶によって犬が問題行動を起こすようになってしまうことが、飼い主さんの行動によって起きてしまうのは避けたいですよね。このような行動を減らすためには、飼い主さんが毎日同じ行動をするのではなく、行動パターンに変化をつけることができるでしょう。

ここまで愛犬に観察されていることを知ると「変なことはできないな」と自分の行動について考えさせられますね。愛犬の行動は飼い主さんの行動に反応していることを自覚して、自分の行動を見直してみることができるでしょう。

犬に好かれるためにできること

A very little puppy is running happily with floppy ears trough a garden with green grass. It almost looks like he can fly. He smiles and shows his tiny canine teeth.

Bastiaan Schuit/shutterstock.com

犬は飼い主さんを観察した情報によって、様々な感情を感じたり行動を起こしたりします。

犬に好かれる行動や仕草にはどのようなものがあるのでしょうか。愛犬との絆を深めたりしつけをする際にも飼い主さんの表情や声や行動が大切になりますので、犬が受け入れやすい人になれるようにしていけたらいいですね。

ここからは、犬に好かれる・なつかれるためには飼い主さんはどのように行動したらよいのか幾つか見ていくことにしたいと思います。愛犬が飼い主さんとの信頼を深めて安心して生活するために気を配ることのできることを見つけてくださいね。

1.落ち着いた仕草や雰囲気を心がける

Beautiful brunette female in pyjamas sits on bed in bedroom with her jack russell terrier dog, holds tablet computer, enjoys morning weekend, watches video online, has good relationships with pet

VK Studio/shutterstock.com

基本的に犬に好かれる人はというのはあまり自分から犬に構いません。なぜなら犬のほうから寄ってくるからです。犬を見たとたん、両手を広げたり小走りに走って駆け寄ったりすることは犬にとっては嬉しくありません。

犬はせわしなく動く人が苦手で、身振りや動作が大きいことも警戒心をあおるものとなります。落ち着いた動作を心がけましょう。そっと近づいて、ゆっくりと優しく声をかけるようにしましょう。大きな声や甲高い声も犬は苦手ですので覚えておきましょう。

とにかく犬の前ではゆったりとした仕草で優しく声をかけるようにしましょう。はやる気持ちを抑えて、犬のことをそんなに気にしていないふりをしておくならば、犬のほうから寄って自分から距離を縮めてきてくれるでしょう。

2.犬からリーダーとして認めてもらえるようにする

A gold retriever, chinese crested dog and a bulldog on a winners podium isolated on white background

Ljupco Smokovski/shutterstock.com

犬は家族の中でランク付けをします。人間のペットになった犬は、犬同士で構成された群れでは暮らしていませんが、犬は人間の家族を群れとみなします。

人間との暮らしでは犬がリーダーになってはいけませんし、犬のほうが人間よりも上位になってはいけません。犬に平等という感覚はありません。

あるのは自分より上か下かのみです。犬は誰がリーダーなのか周りの人や犬の様子をよく観察しています。飼い主さんがリーダーになり、信頼関係が築かれることが犬に心を許してもらえ安心して一緒にいられる条件になります。

3.嫌がることをしない

Lovely woman and dog at home

FernandoMadeira/shutterstock.com

犬も人間と同じです。嫌がることをするならば嫌われてしまいます。犬が好きだからといって、急に駆け寄っていって、急に抱きあげられたりすると犬はとてもびっくりしますし嫌がります。

落ち着きのない予想不能な行動を犬は嫌がることを覚えておくようにしましょう。犬もそれぞれ個性があるので考えていることも違ったりしますが、とにかく犬の気持ちになって考えてあげるようにしましょう。

時によっては嫌がることが違うことがありますが、犬が嫌がっているときに人間がしている行動からこれは嫌なことだということが分かるでしょう。犬が嫌がっているときには犬の気持ちを優先させることが重要なカギと言えるでしょう。

4.無理して犬のペースに合わせない

犬は基本的には人に合わせてくれる動物です。人間のことを観察して読み取って行動することからも分かりますね。犬にとっても合わせることが穏やかに安心して生活することにつながっているのです。

ですから、犬が可愛いからといって常に犬中心に生活するのではなく、あくまで人間である飼い主さんのペースで生活していくことができるでしょう。犬だって放っておいて欲しいときもありますし、むやみに見つめるとプレッシャーになることがあります。

犬はリーダーがいて守られているという信頼関係があると安心することができます。飼い主さんが自分のペースを保って行動し、犬が寄ってくるまで落ち着いて待つことも必要でしょう。近寄ってきたら、優しく笑顔で迎え入れてあげることができるでしょう。

5.マスクやサングラス、帽子で顔を隠さない

犬は表情だけではなく、頭の形も見ているそうです。帽子をかぶってしまうと頭のシルエットが変わってしまいます。

さらに、サングラスやマスクで顔を隠してしまうと表情が見えなくなり、犬にとって飼い主さんの気持ちを観察して読み取ることが難しくなります。私たちも帽子・マスク・サングラスをした人が突然自分の前に現れたら、恐怖や緊張を感じますし逃げてしまうことでしょう。

同じように、犬によっても恐怖や警戒心、緊張につながるようなことが顔や目を隠すことによって起きてしまうことを覚えておきましょう。驚いて反射的に攻撃的な行動にでてしまうことにもつながるかもしれません。

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1 名無しさん
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うちのわんちゃんは、私が餌をやると出かけてしまうことが多かったから、餌を食べずについてこられて困ったよ。

帰ってきたら食べてるんだけど笑

犬は思った以上に人間の行動観察してますよね。賢いと思う。