【行動を予知】ワンちゃんが人間を観察しているポイントと飼い主が気をつけるべき行動

【行動を予知】ワンちゃんが人間を観察しているポイントと飼い主が気をつけるべき行動

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mofmo編集部

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犬は毎日私たちの仕草や表情、行動や声などを私たちが思っている以上に観察して気持ちを汲み取っています。私たちの様子からやって良いことや悪いことを学んでいきます。普段の自分が愛犬にどのような印象を与えているのか見ていくことにしましょう。

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6.黒いコーディネートを避ける

Beautiful sad girl in black clothes, black hat and leather gloves outdoor on moody winter day.

Sasa Prudkov/shutterstock.com

黒い色は、犬にとって認識しづらい色と言われています。上下黒のいで立ちで近づいていくと犬は近づいてきていることを認識することが遅くなってしまうことがあり、急に撫でられるとびっくりしてとても怖い思いをさせてしまうことになります。嫌な記憶が愛犬に残ってしまうのです。

犬は観察し、たくさんの情報を得ることによって安心感を持っていくことにつながっていますので、怖い思いをさせてしまわないように黒ばかりのコーディネートは避けるほうがよいでしょう。

7.ニオイの強いものを避ける

Dog nose isolated on white

sbko/shutterstock.com

人間にとって心地よい香りでも、犬にとってはそうでないということも覚えておきましょう。犬の嗅覚は、刺激臭に対してであれば、人間の1億倍あると言われています。つまり、香水1プッシュで、1億プッシュくらいと考えるとニオイの強さに私たちもその場にはいられないということを予測できます。

このことを考えると犬と接するときには、ニオイの強いものを避けることができるでしょう。またタバコやお酒のニオイが苦手な犬が多く、特定のニオイを犬が苦手であることも知られています。酔った状態で近づくのは避けたほうがよいでしょう。

犬に嫌われないために避けること

犬が好むことを知って実践していくというだけではなく、犬が警戒心や緊張につながる嫌なことを避けることも必要です。犬は飼い主さんのどのような行動にストレスを感じてしまうのでしょうか。

1.大きな声で驚かす

Young businesswoman yelling over megaphone

conrado/shutterstock.com

犬は嗅覚だけでなく、聴覚もとても優れているので、音にとても敏感です。

人間のおよそ4倍の聴力があると言われている犬は、高い周波数の音を聞き取る能力に長けていて高い音には特に敏感です。そのため大きな音だけではなく大きな声にもとてもびっくりしてしまいます。

女性の高い声も苦手で「可愛い~」と大きな声で近づくと驚いてしまいます。突然高い声で近づくようなことを繰り返していると愛犬は飼い主さんは「何をしでかすか分からない人」と思うようになります。

そうなると信頼関係が崩れてしまうことになります。人が大声で近づいてくることに緊張と恐怖を感じて顔を背けたり逃げたりするでしょう。飼い主さんが軽い気持ちでしていることも犬にとっては訳が分からくなくなっていることを飼い主さんが理解してあげましょう。

また低く大きな声は、犬からしたら威圧されているのような気持ちになり、居心地が悪くなります。低い声であるならば、少し声を高めに穏やかに話かけてあげるようにしましょう。

2.しつけのために叩く

Man holds a stick in hand and he wants to hit the dog - dog abuse

andriano.cz/shutterstock.com

しつけの際に叩いて悪いことを教えようすると、犬は飼い主さんに対して大きな恐怖感情を抱いてしまいます

「こういう事をすると怖いことが起こってしまう」という仕組みをしてしつけをすることは悪いことではありませんが、感情に任せて叩いてしまうのは避ける必要があるでしょう。

「こういう事をすると怖いことが起こる」の「怖い」という部分が飼い主さんとして認識されてしまうことにもなりかねません。飼い主さん=怖い存在として記憶に刻まれてしまうと今後家族としての信頼関係を築いていく上で障害となってしまう可能性もあります。

もしも叩いたことによって言うことを聞く犬になったとしても、それはしつけとなっていないことが多く、ただ単に飼い主さんが怖いから大人しくしているという心理状態で大人しく言うことを聞く態度になっているかもしれません。

3.いきなり触る

woman gently caresses her dog

FCSCAFEINE/shutterstock.com

犬は観察することによっていろんな情報を得ています。犬にとって突然、自分の見えないところから手が出てくると驚かされることになり恐怖心につながってしまいます。特に、頭の上は犬自身からは見えない部分なので、頭上に突然大きな物体が覆いかぶさろうしているとなると本能的に自分を守る行動をするでしょう。

犬に触れるときには、少し距離を置いた状態から犬が認識できるようにしてあげて、そっと手を出して匂いをかいでもらうことによってまずは距離を縮めてから優しく声をかけて犬の首筋から撫でてあげることができるでしょう。

まとめ

犬が飼い主さんの情報を知るために表情や声、言葉や行動をよく観察して、飼い主さんがその後にどんなことをするかまで愛犬が考えていることが分かりました。

いつもしている行動が愛犬にとって記憶されて、ストレスにつながることがないように飼い主さんが自分の行動を見直すこともできるかもしれませんね。

愛犬との信頼関係を築くためにも警戒心や緊張感につながり嫌われるような情報を与えないようにすることもできるでしょう。

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1 名無しさん
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うちのわんちゃんは、私が餌をやると出かけてしまうことが多かったから、餌を食べずについてこられて困ったよ。

帰ってきたら食べてるんだけど笑

犬は思った以上に人間の行動観察してますよね。賢いと思う。