危ないドッグフードもある?しっかりカロリーや中の成分が重要!

危ないドッグフードもある?しっかりカロリーや中の成分が重要!

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犬のドッグフードは、たくさんの種類があり、どれにすればいいのか迷ってしまいます。 そんな時に役立つお話をしていきます。

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危険なフードとは?栄養素から考える

Bowl of dry kibble dog food and dogs paws and neb over grunge wooden floor

Ekaterina Markelova/shutterstock.com

犬に危険なドッグフードをご存知でしょうか?ドッグフードにも良し悪しがあるのは不思議なことではありませんが、犬に危険と考えられるフード販売されてしまっています。

愛犬に危険なフードを知ることで、気づかぬうちに愛犬の寿命を縮めてしまう悲しい事態を避けられるでしょう。悪いフードの特徴は幾つかあるものの、なぜ危険と言えるのかを栄養面から考えてみましょう。

タンパク質がメインのフードを選ぼう

Husky Dog Isolated on Colored Background

Megan Betteridge/shutterstock.com

穀物、炭水化物を主原料にしたドッグフードよりも、タンパク質を中心にしたフードが理想的です。

内容を調べるには、フードの原材料名一覧をチェックしましょう。最も多く含まれている順に原材料名が記載されています。

雑食の中でも犬は肉食寄り

後述しますが、正しい理解は「犬には炭水化物も必要」ということです。犬に必要な栄養素は、「タンパク質」「脂質」「炭水化物」です。

犬は雑食でありながら、肉食性の強い動物となっています。人間も雑食の生き物代表のような存在ですが、食べ物の比率が異なっているのです。人間の感覚で犬に食事を与えるのは無理があるということです。

タンパク質不足に気を付ける

dry dog food in bowl on wooden background top view

279photo Studio/shutterstock.com

タンパク質が必要なのは、犬の体を構成するメインの栄養素がタンパク質だからです。筋肉や皮膚はもちろん、毛や爪、腱やじん帯、軟骨の原料となるアミノ酸を多く含むのがタンパク質です。

ドッグフードには、何らかの形で動物性と植物性のタンパク質が含まれています。動物性のタンパク質には、犬が絶対に必要とするアミノ酸がすべて含まれていますが、植物性のタンパク質には一部のアミノ酸が少ないと言われています。

もちろん、原材料の種類や割合によってどのアミノ酸がどれほど含まれるかは変わってきますが、動物性タンパク質を多めに含む方が犬の健康に良いと思っておいて間違いはないようです。

植物性タンパク質をベースにしたフードであれば、リジンやロイシン、メチオニン、トリプトファンなどのアミノ酸が不足しがちな傾向にあります。

いわゆる「アミノ酸スコア」、タンパク質に含まれているアミノ酸を数値化したスコアを見る必要があります。

大抵のアミノ酸は十分に含んでいても、一部のアミノ酸が少ないと良いタンパク質とは言えません。スコアが100に近ければ近いほど、すべてのアミノ酸をバランスよく含んでいることになります。

肉や魚などの動物性タンパク質はアミノ酸スコアが100に近いものが多いのですが、植物性タンパク質は40~50程度のスコアを示すものが多くなります。

人間にもアミノ酸は重要です。タンパク質に含まれているタンパク質のうち、人間は8~9種類が外部から摂取しなければならない「必須アミノ酸」となっていますが、犬は10種類を必須アミノ酸として摂取しなければなりません。

アミノ酸が不足すると、身体が十分に生育できず、体重減少はおろか生体機能が低下するなどの深刻な状態に陥ることもあります。

犬は肉寄りの雑食であるため、ドッグフードも手作りフードも肉が圧倒的に足りないと言われています。人間の世界でも、極端なベジタリアンやビーガンで健康を保てている人は少ないもので、肉を食べない生活は生命機能を維持するのに向いていません。

犬の場合はもっと深刻で、健康を人間の観点だけから考えてしまい、穀物や野菜ベースの食事を与えているうちにタンパク質不足と診断された、というケースが非常に多いです。

タンパク質が不足すると、筋肉量が落ちていきます。体温を保つのが難しくなるため、免疫機能が低下し様々な疾患を発症しやすくなります。がん細胞は、体温が低いと活発になるため、がん発症のリスクも高まります。

皮膚組織が弱くなることで、皮膚に関する疾患も増えます。毛が抜け落ちたり怪我をしやすい状態になるかもしれません。軟骨組織が弱ることで、関節痛が発生しやすくなります。タンパク質不足により軟骨の柔軟性が失われると、ヒザや腰などに痛みが生じて運動を嫌がるようになります。

運動不足により、新陳代謝の低下や不安定な睡眠、リウマチやヘルニアなどの疾患へと派生することもあります。

タンパク質の役割

タンパク質は、生きていくのに必要な栄養素です。前述のような、各器官を作るのに必要な材料だけでなく、各器官のエネルギーとしても機能しています。

恒常性を維持するために必要な燃料であるため、タンパク質が不足すると身体が文字通り弱ってしまうのです。これは、悪い質のドッグフードを与え続けたり、炭水化物メインの食事を与えた場合に起こります。

日本でも“昔は犬の寿命が短かった”とよく言われるのは、人が食べた食事の残りを与えていたことが原因だと考えられます。白米に味噌汁をかけた、いわゆる猫まんまを食べるのが一般的な犬の食事でしたが、それでは炭水化物と塩分しか摂取できず、どちらも犬には必須の栄養素ではありません。

後述しますが、犬は炭水化物を消化する酵素を持ち合わせておらず、塩分も人間ほどには必要としていません。そのような食事ばかり与えられていると、内臓に非常に大きな負荷がかかるため寿命も短くなってしまうのです。

過剰摂取にも注意

タンパク質を過剰に摂取するのも良くありません。タンパク質は、体内で合成と分解を繰り返して使用されるエネルギーです。

犬でも人でも、消費できるエネルギーは「新陳代謝」として算出されますが、身体の大きさや個体差などの様々な要因で決まってくるため、摂りすぎると当然タンパク質は余ってしまいます。

余ったタンパク質は窒素となり、身体の外へ排出されます。この窒素は、体内で必要なくなった場合にアンモニアへと変換されます。アンモニアは生物の体にとって毒であり、体にダメージを与えないよう“安全に包んでから”排出しなければなりません。

この機能を担っているのは尿です。肝臓によって、有害なアンモニアは無害な尿素へと変換され、腎臓で液体の尿として処理され排出されます。この過程にも、各器官の処理活動を支えるエネルギーが必要になります。

処理にかかる時間や処理量が増えれば増えるほど、肝臓や腎臓はいつも働いていなければならないことになります。各器官にかかる負荷が大きくなってしまうと、内臓疲労を引き起こし十分に消化や処理ができなくなります。

結果として、「寝ても疲れが取れない」「頭が十分に働かず意欲が出ない」などの症状を引き起こします。

特に、体力が必要な夏場などにおいて犬が内臓疲労を起こしてしまうと、以前は何ともなかったような気温や環境で栄養失調や熱中症などを発症する危険性が高くなるでしょう。さらには、尿路結石のリスクも高まってしまいます。

タンパク質の質が重要

タンパク質の質や量が劣っているフードは、いくら美味しく食べていても健康を維持することはできません。アミノ酸スコアの他に「生物価」という値がありますが、体内に留保できるタンパク質のうち、きちんと消化吸収できるタンパク質量は限られています。

その食品の生物価が100であれば、100gを食べればタンパク質を100g吸収できることになりますが、生物価が50だと200g食べなければなりません。

これも、動物性タンパク質は生物価が高く、植物性タンパク質は低い傾向になります。タンパク質含有量が少なければ、それだけ十分に犬の体を養うことはできません。やはり何かタンパク質を摂れる食材を追加して、栄養バランスを調整しなければならないでしょう。

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