犬は汚れるのが大好き!?飼い主さんを困らせる犬の汚れ対策について

犬は汚れるのが大好き!?飼い主さんを困らせる犬の汚れ対策について

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mofmo編集部

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人間と犬は同じ感覚をしていません。人間からすると嫌な臭いや汚れも犬にとっては全く感じ方が異なります。でも犬が汚れたままだと飼い主としては困ってしまいますね。今回は犬の汚れや臭い、その対策についてまとめてみました。お互いが快適に暮らせるように参考にしてください。

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雨の日の散歩対策!

レインコートを着る犬

otsphoto/shutterstock.com

水に濡れることを嫌がる犬も稀にいますが、多くの犬は雨の日の散歩も気にならないようです。しかし、飼い主にとっては雨の日にわざわざ散歩に出かけることは大変・・と感じている方も少なくありません。もちろん、犬が散歩に行かなくても済むなら、雨の日は散歩をお休みしても問題ないでしょう。ただし、散歩へ出かけることがトイレという習慣になっている犬の場合は、散歩に行けないことはトイレに行けないことになりますので、散歩をお休みすることはできないでしょう。犬の体が汚れる原因のひとつに、お散歩中の土や砂、ホコリが被毛に付着することがありましたが、雨の日に散歩に出かけるならば、いつもよりも汚れがひどくなることを避けることはできません。そこで、できるだけ足の汚れを最小限にとどめるために、レインシューズや靴などを履かせてみるのはどうでしょうか?

犬用シューズで汚れ予防!

最近は、さまざまな種類の犬専用の靴が販売されています。もちろん、防水素材の靴も用意されているので、雨の日の汚れ対策をして利用することができるかもしれません。犬用シューズは、雨の日の汚れを防ぐだけでなく、冬場の雪にも足裏を冷やさない予防や凍結防止剤から守る役割も果たしてくれます。またメッシュ素材のシューズなら、夏の地面の暑さから足裏を保護してくれるなど利便性もあります。さらに散歩後、足の汚れを落としたあとに肉球ケアのためにクリームを塗ってあげることもできるでしょう。散歩後だけでなく、散歩前にもクリームを塗っておくなら、汚れが付きにくくなるのでおすすめです。

雨の日の散歩で気を付けたいこと!

雨の日に濡れた路面をずっと歩いていると、犬の肉球は少しずつふやけてきます。成犬の場合、歩くことに耐えられる硬さが肉球にあるのでそれほどダメージはありませんが、子犬や歩くことが習慣になっていない犬の場合、肉球が柔らかく、濡れるとふやけやすいだけでなく、傷つきやすいので注意が必要です。また、雨の日には水たまりができますが、できるだけ近寄らせないようにしましょう。なぜなら、足が汚れるということはもちろん、糞尿から溶け出した細菌が貯留している可能性があるので、感染源になる危険性があるからです。もちろん、水たまりの水を舐めることも危険です。雨の日は晴れている日よりも足は汚れますし、トラブルの危険性もありますので、十分に注意しておこなうようにしましょう。

犬は汚いものが大好き!

泥遊びする犬

Debbie Firkins/shutterstock.com

愛犬を見ていると、”犬ってどうして汚い場所やモノ、くさいものが好きなんだろう・・”と不思議に思われたことはありませんか?犬が汚い場所を好むのは、次のような理由が関係しているようです。

犬が「汚い場所」を好む理由とは?

犬は本能から、見通しが良い場所を嫌がる傾向があります。なぜなら、見通しが良いということは、敵から見られると感じるからです。また、野生時代は、狭い穴に住んでいたため、その名残りとして、小さな空間で身を隠すことができる場所が大好きです。このような理由から、犬はスッキリした小綺麗な部屋よりも、雑然とした部屋のほうが好きなのです。泥んこになれる場所が大好きな子はたくさんいます。犬を含め動物が土でゴロゴロすることには、自分のにおいを消したり、体についている寄生虫を落としたりするなどの理由があります。また、暑い時期には体温を冷やすためにゴロゴロすると言われています。飼い主側からみると、”泥だらけに汚れてしまって・・”と考えてしまいますが、犬にとっては本能なので汚れたとは思っていないのです。ですから、汚い場所に限度がありますが、ときには楽しませてあげましょう。

犬が喜ぶ汚い場所ベスト3

犬は次のような場所が大好きです。

1、散らかっている自分の小屋やベッド

犬は自分の小屋やベッド、自分のにおいが染みついているので落ち着くようです。毛布やタオル、おもちゃなどたくさんのモノが散らかっている自分の小屋やベッドが大好きです。

2、泥んこでゴロゴロできる場所

泥んこの場所で愛犬がゴロゴロしている姿には”・・・汚れちゃって・・”と引いてしまいますが、犬はゴロゴロすることでリラックスしています。大好きなひとときなので、怒らずにやさしく見守ってあげましょう。

3、ゴミ捨て場付近

拾い癖のある子の場合、ゴミ捨て場付近はなるべく避けて散歩したいものですが、犬にとってはゴミ捨て場は宝の山のような誘惑の場所と言えるでしょう。

犬の理想とする場所とは?

自分用のベッドでくつろぐ犬

Ivonne Wierink/shutterstock.com

犬にとって理想の場所は、上記でもみたように自分の身体を隠せるところです。室内飼いをしているなら、部屋の真ん中にコタツがあれば体を暖めることができるだけでなく、隠れることもできるので最適な場所と言えるでしょう。また、犬には大事なものを隠す習性があります。野生時代はエサを隠していましたが、人間と生活している現代の犬は、お気に入りのおもちゃやおやつなどを隠します。いろいろ場所に、大好きな飼い主のにおいがついた洋服が山積みになっていれば、物を隠すこともできるので楽しいことでしょう。さらに部屋の中を走り回る際にも、多少の部屋が散らかっている障害があるほうが遊びが楽しめます。それに加え、明るいよりも少し暗くすることで安心感も得られます。もちろん、その場所には大好きな飼い主がいることが前提です。是非、愛犬が喜ぶ理想的な場所を提供してあげましょう。

犬が「汚いモノ」を好む理由とは?

靴下を噛む犬

kamilpetran/shutterstock.com

飼い主さんの靴や靴下などを好む犬はたくさんいます。なぜ犬は汚いモノを好むのでしょうか?犬には、汚いモノという認識がないため、基本的に人間を含め生き物の出す汗や排泄物など有機物のにおいを好みます。犬の祖先とも言われている狼は、獲物を狩る際に自分の居場所がばれたら困るため、自分のにおいを消すためには有機物においを利用したと言われています。そのため、犬も大好きな飼い主さんの脱いだ靴下などには有機物のにおいがついているので、安心感が得られると考えられます。

犬が喜ぶ汚いモノベスト3

犬は次のような汚いモノが大好きです。

1、使用済みの靴下

家族の靴下は、犬にとって大好きなモノです。特に1日履いたにおいが染みついているものは、大喜びすることでしょう。

2、使用済みのパンツ

洗濯カゴに入れていたパンツを、いつの間にか愛犬が楽しそうに咥えて持ってきた・・という経験をしたことはありませんか?犬は靴下同様、使用済みのパンツも大好きです

3、長い間洗濯していない自分のベッド

毎日使っている自分のベッドは、多少汚れていても、洗剤のにおいがするよりも落ち着きます。

犬が「くさいモノ」を好む理由とは?

女性の靴下にすりすりする犬

Albina Glisic/shutterstock.com

上記でも触れましたが、犬は有機物のにおいを好む傾向があります。つまり、汗をかいた後の足や頭皮、便などのにおいを好むことは不思議なことではありません。ただし、犬にとって刺激臭はキライなものです。それにはアルコール系、メントール系、酢などが挙げられます。実際、酔っぱらってアルコール臭プンプンさせている飼い主さんには、少し距離を置くのではないでしょうか?

犬が喜ぶくさいモノベスト3

ボールで遊ぶ犬

Mila Atkovska/shutterstock.com

犬は次のようなくさいモノが大好きです。

1、ミミズのにおい

犬はミミズのにおいが大好きです。そのため、ミミズを見つけるとその場所に寝て、全身をスリスリとさせます。

2、足のにおい

1日靴を履いていた足は、くさい!と思うことがあるものです。でも、犬にとってはそのにおいがたまらないほど、いいにおいなのです。

3、男性の汗のにおい

犬は女性よりも男性の汗のにおいを好みます。

洗剤や消臭剤は苦手・・

犬は洗剤や消臭剤、芳香剤などを苦手とします。においを消すことや、いい香りに包まれたいというのは、あくまでも人間側の都合です。もちろん、飼い主さんが快適な気持ちになることは、愛犬の快適な環境にも影響してきます。使用する場合は、ペットに安心なもので安全性が確認できるものを使うようにしましょう。

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