今は構わないで!猫が構われたいタイミングと構われたくないタイミングとは!?

今は構わないで!猫が構われたいタイミングと構われたくないタイミングとは!?

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mofmo編集部

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猫は気まぐれな生き物。大好きな飼い主さんであってもタイミングが悪い時に触られると不機嫌になってしまいます。猫の触れたくないタイミングには触らないようにして、猫に嫌われないようにしましょう。

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猫が嫌がるタイプを知り、猫と良い関係を維持しよう!

クールな猫

Alena Ozerova/shutterstock.com

猫は気まぐれな生き物ですが、構って欲しい時は、構わず甘えてきます。甘える時は、大抵体を摺り寄せてくるでしょう。また、人間の膝の上などに乗っかってくることもあります。猫が構って欲しいタイミングで構ってあげるならば、猫は嬉しい表情をすることでしょう。

しかし、猫のほとんどは、神経質で繊細な猫です。繊細な猫は、触られるのを嫌がるタイミング、触られたくないところなどが幾つかあります。猫は気まぐれなので難しいですが、嫌がるタイミングを知り、猫と上手に付き合う方法を知るならば、猫も飼い主も良い関係を維持できます。これから猫が嫌がる行動やタイプについて見てみましょう。

猫を追いかけ回す

猫は追いかけ回したり、無理にいじられたりするのが好きではありません。猫が嫌だと思う人間が目の前にいたり、ビックリするような状況にあるならば、猫は逃げることでしょう。

子どもはよく猫を追いかけ回すことが多いですが、逃げている猫を追いかけ回すならば、猫はさらに恐怖を覚えてしまいます。

猫を追いかけ回したりし続けることによって、相手を警戒するようになることでしょう。子猫の時に怖いと感じることをされるならば、成猫になってからも、人間になつかなくなるでしょう。猫を追いかけ回すなどによって猫に強いストレスを感じさせないためにどうすれば良いのでしょうか?それは、猫が隠れる場所を確保することです。

猫が落ち着ける場所などを整えるなどをし、猫が落ち着ける環境を作りましょう。さらに、猫はずっと見つめたりすることも嫌がります。猫は縄張り意識がある動物です。そのため、喧嘩をする時、相手の目をずっと見つめる行動をします。ですから、ずっと目を見つめられてしまうと、喧嘩を売られているのだろうか、と勘違いしてしまう怖れがあります。

また、目をじっと見つめられると、猫に恐怖を感じさせてしまうことでしょう。猫に触る際、前から近づいて触ろうとするならば、猫は嫌がります。恐怖を感じ、触らせてもらえないこともあります。これらのことを気を付けてそっと猫に近づきましょう。

無理やり引きずり出す

優しく撫でられる猫

Gumpanat/shutterstock.com

猫は、自分が構って欲しくないタイミングに、人目が付かない所などに隠れることがあります。猫がベッドやソファーなどに隠れている時、無理に引きずり出されるならば、猫はとても嫌がります。

猫が構って欲しくないタイミングで無理やり引きずり出されると、猫はとてもストレスを感じることでしょう。飼い主の友達が来客した際に、自分の猫を見せたいがゆえ、猫を引きずり出されることがあります。

しかし、見たことがないお客様の前に引きずり出されると、猫は怖いと感じてしまうものです。ですから、お客様にお披露目したい時は、猫のほうから近寄って来る時を待つ方が良いでしょう。

また、猫がのんびり日向ぼっこしている時、急に抱っこしたりしようとする時も、猫はストレスを感じてしまいます。それだけでなく、猫がトイレをしている時や、寝ている時、食事している時も猫は構われたくありません。猫が構って欲しくない時のタイミングに気を付けましょう。

大きな声や音を出す

猫の聴覚はとても優れていますので、大きな声を出したり、大きな声で叱ったりなどはしてはなりません。大きな声を出すだけでなく、急に立ち上がるなどの行動をするならば、猫は驚いてしまうでしょう。

大きな声や音を出すことを何度もしてしまうと、猫は警戒するようになります。そして、最終的には大きな声や音を出す人を見るだけで逃げてしまうことでしょう。

猫が嫌がっている時に触る

キスされる猫

KDdesignphoto/shutterstock.com

猫は気まぐれで構って欲しいとやってきたのにも関わらず、気持ちが変わってしまい、今は構わないで欲しい、触らないで欲しい、と思う時があります。猫が嫌がっている時に触ったり、構ったりすると機嫌が悪くなり、噛みついたり、猫パンチをされることさえあるでしょう。

猫が嫌がっているタイミングに触り続けるのではなく、解放してあげると良いでしょう。

猫と遊ぶ時間は、通常一回で10分から15分程度です。それ以上の長い時間、猫に構い続けるならば、猫も飼い主も疲れてしまうでしょう。猫を抱っこしている時、猫のしっぽが左右に動きだしたらそろそろ潮時、と考えた方が良いかもしれません。

乱暴に猫に触る

猫は大切な生き物です。子どもが力の加減が分からずに触るように猫に乱暴に触るならば、猫に嫌われてしまうでしょう。優しく猫に触るようにします。猫が身動きするために大切な部分である、後ろ足などは触られるのを嫌がるケースが多いようです。

初めて会う猫の場合は、猫に慣れてもらうようにします。まず、人差し指を猫の鼻に近づけます。そうすると、猫はニオイを嗅いでくるでしょう。猫が自分を認識した時に、優しく触ります。ゆっくりと焦らずに猫に慣れてもらうようにします。そうすれば、猫も安心して近づいてきますし、仲良くなれるでしょう。

猫によっても異なりますが、ほとんどの猫は、首回りやあごの部分に触ると喜びます。そして、「ゴロゴロ」という音を出すことでしょう。猫は首回りがかゆく感じることが多いため、掻くようにして触ると良いです。猫の様子を見て、少しずつ触る部分を増やしていくならば、その猫が触られるのが好きな部分が分かってくるでしょう。

頭や尻尾の付け根、背中などを触ると喜ぶ猫が多いようです。しかし、尻尾の付け根以外のしっぽを触るのを嫌がる猫が多いですので気を付けましょう。また、猫のほとんどは大丈夫ですが、背中やしっぽの付け根も嫌がる猫もいます。

その場合、嫌がる部分を触らないようにしましょう。犬はお腹を見せていると、犬が安心しているとか、ご機嫌だと考えることができますが、猫は異なります。通常、猫はお腹を触られるのが嫌いです。しかし、お腹を見せて「ゴロゴロ」という声を出す猫もいます。猫がお中を見せている時は攻撃しようとしているケースがありますので、気を付けましょう。

まとめ

撫でられて幸せに感じる猫

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

猫は気まぐれな生き物ですが、構って欲しい時は、構わず甘えてきます。甘える時は、大抵体を摺り寄せてくるでしょう。また、膝の上などに乗っかってくることもあります。

猫が構って欲しいタイミングで構ってあげるならば猫は嬉しいことでしょう。猫と触れ合うタイミングには、猫の健康状態をチェックする機会にもなります。

脱毛している部分はないだろうか、体に腫れている部分やしこりの部分があるだろうかとチェックをします。そうするならば、ケガにもすぐ気が付きますし、病気にいち早く気が付くことができるでしょう。猫とすぐに仲良くなるのは簡単なことではありません。しかし、毎日少しの時間でも触れ合う時間を共有することによって徐々に猫との絆が深まっていくことでしょう。

気まぐれな猫に振り回されることがありますが、猫の構わないタイミングを理解し、ゆっくりと触れ合い、仲良くなってみるのはいかがでしょうか?

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