震災からペットを守ろう!ペットの防災に必要な知識を覚えておきましょう!

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mofmo編集部

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災害大国とも呼ばれるほど自然災害が多く起こる日本では日頃から災害から身を守る準備が必要です。ペットを飼育しているなら自分だけではなく、ペットの身も守るように日頃から準備しなくてはいけません。今回は災害対策についてまとめてみました。

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日本は災害大国ともいわれているほど、日々災害が発生しています。ですから学校や会社、地域でも定期的な防災訓練が行われているはずです。

特に東日本大震災以降、災害時にペットと離れ離れになって会えなくなる、ペットが放浪してしまうという事態が多く報道されるようになりました。

そこで今回はペットを飼っている方必見です!災害に備えてペットのためにどんな準備をしたら良いかを見ていきたいと思います。

災害への心構え

災害への心構え

hxdbzxy/shutterstock.com

「災害なんていつ起こるかわからない」「自分の住んでいるところでは災害なんて起きない」などと災害を気楽に考えないでください。

近年、日本は地震、津波、台風、洪水など多くの自然災害に見舞われています。これまで災害が発生していなかった地域でも災害が見られるようになっており、これは決して他人事などではないのです。

そして災害が発生すると多くの犬や猫も被災し、亡くなってしまったり飼い主と離れ離れになってしまうということがあります。

ですから災害時には私たちの安全と共に、愛する家族の一員である犬や猫の安全も確保しましょう。

そのためにもまずは災害に対する心構え、そして災害に備えて準備をしっかりするようにしましょう。

防災の事前準備

災害に備えて事前準備を行うことができます。

普段からペットの行動を観察し、非常事態にどんな行動をとるか見てみましょう。きっとそれは災害時にもとる行動のひとつでしょう。

もしも非常時にいつも隠れる場所があれば、その場所を強化することができます。

室内飼いをしている場合は、棚が倒れないように、また棚の中のものが落ちてこないようにすることができるでしょう。屋外で飼っている場合は愛犬がいる周りに危険なものを置いておかないようにすることもできます。

またあらかじめ犬や猫が逃げることができる場所をこちらから準備しておくこともできます。ハードタイプの丈夫なキャリーケースなどを準備しておくなら、災害時にそこへ逃げ込むことができます。

避難するときはペットと一緒に避難

地震が落ち着いたら、すぐにペットを探し出して抱いてあげましょう。

しかしパニックを起こしている場合は、予想外の行動をとることがあります。特に猫の場合はわずかにできたすき間や高いところから脱走するなどの予期しない行動をとることがあります。

そんな時に役立つのが洗濯ネットです。身動きが取れなくなっておとなしくなることがあります。こうして落ち着かせることができます。

落ち着いたらキャリーへ移動させる。犬の場合もキャリーを活用したり、リードでつないで必ず一緒に避難を始めましょう。一度でもはぐれてしまったら再会は非常に困難です。

家の倒壊、津波、二次災害による立ち入り禁止地区になってしまう、そして脱走など様々な理由で犬や猫が迷子になったり、再び会うことが難しくなる状況は多々あるので避難時には一緒に避難することは絶対です。

避難中はいつもの散歩コースと違うこと、いつもと違う街並みに興奮するかもしれません。倒壊した家屋や倒れた看板、電信柱、電線など猫や犬にとっても危険がいっぱいです。安全に気を配りつつ避難しましょう。

災害時に必要な事を事前に準備しよう

水害に合う犬

khlongwangchao/shutterstock.com

上記でも少し触れましたが、まずは災害が発生する前から、日ごろから準備しておきたいことについて見てみましょう。

犬や猫がいる場所の安全確保

私たちも災害に備えて家の中の家具に突っ張り棒や転倒防止の工夫をおこないますね。

でしたらペットのためにも安全な空間を確保してあげましょう。窓や倒れる恐れのある本棚、食器棚の近くにペットのベッドやゲージを置かないことができます。外で飼っている犬でしたら、倒壊の可能性のあるブロック塀や小屋の近くに犬小屋を置かないなどの工夫ができます。

こうした安全確認を定期的にしてあげましょう。

しつけ、健康管理

災害が起きて避難生活が始まった場合、他の避難住民との共同生活となります。中には犬や猫が嫌いだという住民もいることでしょう。そんなときにしつけのなっていない犬や猫が来てしまっては、ますます彼らに嫌な思いをさせてしまいます。

周りに迷惑をかけないためにも「無駄吠えをしない」「決まった場所でトイレをする」「待てができる」などの基本的なしつけはきちんとできるようにすると良いでしょう。

そしてクレートトレーニングをしておくと良いでしょう。

特に普段家の中で自由にしている猫や小型犬などは必要です。災害時には小さなキャリーバッグやクレートの中で過ごさなければいけません。これは犬や猫にとってストレスとなる状況でしょう。

しかし普段からクレートに慣れさせておくことで、クレートがストレスではなく安心できる空間とすることができます。おとなしくしていることができれば、他の避難者への迷惑も軽減できますね。

もしも普段病院に連れて行くときのみキャリーを使っているという場合は、「キャリー=嫌なもの」という印象がついてしまい、キャリーに入りたがらないかもしれません。そういった意味でも普段からなれさせておくと良いでしょう。普段から部屋に設置しておき、安全な場所だと思わせると良いですね。

健康管理に関しては、常に清潔にしておくことは大切でしょう。定期的に予防接種をしておくことやのみやダニ駆除をしておなら、動物アレルギーの方への迷惑も軽減できます。また狂犬病の予防接種済み票を身に着けておくようにしましょう。

マイクロチップの装着

マイクロチップとは直径2㎜長さ10㎜の円形状のICチップです。このICチップの中にはペットの個別識別や飼い主の連絡先といった個別情報が入っており、もしもペットが飼い主と離れたとしても、再会する可能性が出てくるのです。

マイクロチップにはGPS機能はついていないので、はぐれてしまって今どこにいるのか?と思って探し出すことは不可能です。しかし保護された迷子犬や迷子猫にマイクロチップが装着されていれば、飼い主情報から飼い主を探し出すことができるでしょう。

マイクロチップはペットショップですでに装着されている場合もあれば、動物病院でも簡単に装着することが可能です。生後2週間程度後から装着可能ですので、もしもまだであれば検討してはいかがですか?

マイクロチップに抵抗のある方は、迷子札も有効です。

※表示価格は記事公開時点の価格です。

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