
犬の子ども嫌いにはわけがある?その理由や克服させる方法を紹介していきます!
愛犬が子ども嫌いで困ってしまうと言う飼い主さんの声をよく聞きます。子どもが家に遊びに来る気配を感じただけで隠れてしまう賢い犬もいるようです。どうしてそうなってしまうのでしょうか?今回はワンちゃんが子ども嫌いになってしまう理由と、その対策についてまとめました!

犬を子ども嫌いにしないために

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子ども嫌いにさせない為に、飼い主さんができるいくつかの方法があります。
人間の手を好きになってもらいましょう
人間の手=良いことがあると覚えさせることができれば、子どもがいきなり手を出しても驚いたりしません。むしろ、なにか良い事してくれるのかな?と思うはずです。
手を好きになる方法としては、手からご飯やおやつをあげたり、ワンちゃんが大好きなおもちゃを手であげたり、ワンちゃんがご飯を食べている横からワンちゃんの好物を入れてあげたり、優しく撫でたりしてみるなら、人間の手に良いイメージを持つことになるでしょう。
逆にワンちゃんを叱る時に手で叩いたりしてはいけません。人間の手=怖いものと認識されてしまい、子どもが手を出した時にも攻撃的になってしまうかもしれません。
甘噛みを治しておきましょう
甘噛みといえど噛む力が強く、歯も尖っている為、大人では平気かもしれませんが子どもの場合怪我をさせてしまう危険もあります。そのため、早いうちから甘噛みの癖をやめさせる必要があるでしょう。
どのように甘噛みを治せるでしょうか?
ワンちゃんは噛んだ手が動くと、どうしても面白くなり余計に噛んでしまうという傾向があります。噛まれた時にはまずは動きを止めましょう。そして手をグーにしてワンちゃんにとって面白くないと感じさせることが大切となります。
ワンちゃんが手を離したら、手を後ろに隠して一度落ち着くまで待ちましょう。万が一子どもが甘噛みをされそうになった場合には、立ち上がってすぐに後ろに手を隠しましょう。
完全に落ち着くことができたなら、何か他に噛めるものを与えてください。手を噛まないで落ち着くと良いことがあると認識してもらう必要があります。
この順番を間違えてしまうと、手を噛む=良いことがあるとなってしまいますので、あくまでも手を噛んだけど落ち着いた時に良いことがあったと思えるように、状況を持っていくことが大切となってきます。
子犬の時は甘噛みをしたい時期、またはするべき時期ですので、手ではなく噛みごたえのあるおもちゃやガムなどを与えると良いかもしれません。
子どものイメージをアップさせましょう
子ども=嫌いという思いを変えてもらう為に、子どもは良いことをしてくれるということを覚えてもらうことにより、イメージアップを図ることができるでしょう。
子どもが騒いだり、走り回ったりする行動を止めるというのは難しいことです。ですからまずはワンちゃんをこうした子どもの声や行動に慣らしておくことで、少しでもストレスを軽減できるかもしれません。例えば子どものそばでオヤツをあげたり、散歩を子どもの多い所を通るコースにしたり…といった方法もいいかもしれません。
できるなら、子ども=良いことがあるという認識を持ってもらうためにも、子どもにオヤツをあげてもらったり、一緒に遊んでもらったりするならより効果を期待できるでしょう。
では、すでに子ども嫌いになってしまっている場合はどうでしょうか?子ども嫌いを克服する方法はあるでしょうか?見てみましょう。
犬の子ども嫌いを克服させる方法

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子どもが嫌いというワンちゃんには、どのような方法で子ども嫌いを克服してもらうことができるでしょうか?個体差もありますので、全てのワンちゃんに当てはまるというわけではありませんが参考にしてみてください。
子ども嫌いになった原因を探る
大切な点として、まずはなぜ子ども嫌いになったのかを考える必要があります。先ほどもお伝えしたように、子どもの動きがわからないからでしょうか?嫌なことをされた記憶からですか?ライバル視しているからでしょうか?原因が分かれば、対処の仕方も分かってくることでしょう。
特に子犬の時から子どもと接していなかったワンちゃんは子ども嫌いになってしまう傾向がありますので、まずは仲良しの子どもを作ってあげることが、子どもは怖い嫌いという気持ちを無くさせる方法かもしれません。
少しずつ子どもと触れ合うようにする
近くに子どもがいなくても公園にはたくさんの子どもがいるはずです。その子どもたちをまず遠くから見てもらい、オヤツを上げつつお座りさせて落ち着いてもらいます。その後、もう少し近づいて同じようにします。
だんだんと子どもとの距離を縮めていってください。ワンちゃんも気分が良い日と悪い日がありますから、1日で一気に距離を縮めるということはしなくていいでしょう。飼い主さんの方が焦らずゆっくりいきましょう。
距離も縮まってきてワンちゃんもリラックスしているようなら、子どもに近づいてもらいます。子どもにも、その際にいきなり触ったり、立ち上がったり、急な動作をしたりしないようにお願いしておきます。そっとしゃがんでワンちゃんと同じ目線になり、ゆっくり触ってもらうようにしましょう。オヤツを差し出してもらうというのもよいかもしれません。
このように、ゆっくり距離を縮めていくならば子どもに慣れていくことができますし、子どもは意外と怖いものではないなと思ってくれるはずです。1人でも子どものお友達を作れれば、今度は違う子どものお友達を作り、だんだん子ども嫌いを克服していくことができるでしょう。
飼い主さんもリラックスする
訓練の際には、飼い主さんのほうがリラックスする必要もあります。ワンちゃんは飼い主さんの緊張を読み取り、ワンちゃん自身もそわそわしてしまうことになります。できる限り平静を装って、いつもと同じ様子を見せてください。
またこの訓練の注意点としては、ワンちゃんが人を噛んだりする傾向がないことが大前提となります。ワンちゃんが嫌なことがあると噛む、または噛むふりをするようならばこの訓練は向いていないでしょう。まずは人を噛まないという訓練からする必要があります。子どもが近づいてきて、甘噛みだとしても噛んで子どもに怪我をさせてしまっては大変です。
どうしても克服できなさそうな場合
こうした訓練をしても、どうしても子どもは苦手だというワンちゃんもいます。そういった場合には、ワンちゃんのストレスを考えると子どもと触れあわせない方がいいという場合もあります。子ども嫌いだからといって悪いワンちゃんというわけではありませんし、子どもに失礼だと感じる必要もありません。
大切なのは、飼い主さんが上手に断る方法を考えるということでしょう。子どもは触りたくても、ダメと一言で片付けてしまうなら子どもは傷つくことでしょう。
「このワンちゃんは臆病で触られるとビックリしちゃうからごめんね」とか「今日はあんまり機嫌が良くないみたいなの。今度会った時にはよろしくね」など理由をきちんと言って優しく断れば誰も傷つくことはないでしょう。何度かそんな会話をしていくうちに、ワンちゃんにこの子どもは大丈夫そうだと思ってもらい、触れ合うこともできるようになるかもしれません。
子どもが好きな犬種と子ども嫌いな犬種

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犬種によって、子どもが大好きなワンちゃんもいれば子どもが苦手な犬種もいます。ですから、まずワンちゃんを飼う前によく考慮するといいでしょう。
子ども好きな犬種
まずは、子どもが好きな犬種について考えてみましょう。
先ほども触れたように、子どもが奇想天外な動きをするとワンちゃんがビックリしてしまうので子ども嫌いというワンちゃんが多いです。そのため、奇想天外な動きにも物怖じのしない犬種がいいでしょう。
例えばゴールデンレトリーバーや、ラブラドールなどのおっとりとした性格のワンちゃんであれば、子どもの扱い方が上手ですし、寛大なので急に怒るようなことは滅多にないでしょう。
またサモエドという、見た目がスピッツのような犬種で、「サモエドスマイル」と呼ばれている表情が特徴となっているワンちゃんも子どもと仲良くできる犬種です。温和で遊び好きなので子どもが遊ぶのに最適といえます。
小型犬であれば、トイプードルのような運動量が必要なワンちゃんであれば、走り回る子どもとも疲れずに遊んでくれることでしょう。
子ども嫌いな犬種
では、次に子ども嫌いになりやすい犬種を考えましょう。
小型犬の中でもチワワやポメラニアンだと、子どもが急に大きな声を出したりすると恐怖に感じてしまい、子ども嫌いになってしまう可能性があります。小型犬は特に、子どもの大きな声を聴くと興奮してしまい、吠え出して止まらなくなってしまうこともあります。
チワワに関していえば、体形の中でも特に頭の部分が大きいため、子どもが抱っこしていて落とされてしまうと頭蓋骨を骨折してしまうという危険もあります。高い位置からでなくてもソファーの高さくらいから落とされてもそのような危険がありますので注意が必要です。
他にもジャーマンシェパードなどの警戒心が強い犬種は、子どもを敵と見なしてしまう可能性があるために、子どもと共存するのは難しいでしょう。
柴犬やビーグルといった犬種も気が強い子が多いですが、躾をしっかりできれば子どもが大好きになる子もいますので、小さい時から躾ていくと共に、性格も見極めながら飼い主さんが子どもを近付けるかどうかを決めてくださいね。
まとめ
今回は犬が子ども嫌いになってしまう理由について考えてきました。子ども嫌いにならないために、また子ども嫌いになってしまったらどうしたらいいのかを知ることができましたね。ワンちゃんと子どもが仲良く暮らせるようにしてあげてくださいね。