【獣医師監修】猫にじゃがいもはOK!じゃがいもの知られざるメリットを解説!【2023年版】

【獣医師監修】猫にじゃがいもはOK!じゃがいもの知られざるメリットを解説!【2023年版】

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頼定 大和

獣医師

頼定 大和

日本獣医生命科学大学卒。大学卒業後、沖縄の病院にて臨床経験を積み、関東、北陸で動物病院の院長として病院経営を行う。 現在は企業病院およびペット関連事業のコンサルティングに携わる。 また、猫の感染症や遺伝病の分野において大学と共同研究に取り組んでいる。講師歴:広島アニマルケア専門学校、日本獣医生命科学大学 動物病院経営学etc. https://okinawa-ahg.com/

じゃがいもは子どもから大人まで広く愛されている食材です。そのため好奇心旺盛なネコちゃんがじゃがいもに興味を持ってパクリと食べてしまうとしても不思議ではありません。でもそうなると気になるのは安全性ですよね。 今回はネコちゃんにじゃがいもをあげても大丈夫かどうかを解説していきたいと思います。

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じゃがいもを使ったレシピを見てみよう!

テーブルに用意された美味しそうなマッシュポテト

Karpenkov Denis/shutterstock.com

猫は本来肉食動物のため、野菜を食べなくても生きていくことができます。しかし、じゃがいもにはたくさんの栄養素が豊富に含まれており、猫の健康にも役立つということが分かりました。そのため、野菜も食べさせたいという飼い主の中には、キャットフードにじゃがいもを添えて与えたいという方もおられることでしょう。では、じゃがいもを使った料理にはどんなものがあるのか代表的なものをご紹介します。

マッシュポテト

マッシュポテトの作り方は以下の通りです。 1.まず、じゃがいもの皮をむき、アク抜きのため10分程度水にさらしておきます。 2.その後ザルにあげ、水から煮るか蒸して調理します。電子レンジで温めることもできます。

中まで火が通っているかを確認したいときは、はしや竹串などで何個か刺してみると分かりやすいでしょう。竹串がスッと通れば中まで火が通っています。

3.火が通ったらじゃがいもをつぶして、マッシュ状にしていきます。 4.十分冷ましたあとはいつも与えているキャットフードに混ぜたり、キャットフードに添えれば完成です。キャットフードと一緒に与えるなら、栄養価も一層高くなるでしょう。

じゃがいものスープ

じゃがいものスープの作り方は以下の通りです。 1.鶏のささ身を細かく刻み、火にかけた鍋に入れて、沸騰させます。 2.それから、じゃがいもやレタスを細かく刻んで鍋に入れ、柔らかくなるまで煮ていきます。 3.じゃがいものスープが冷めるまで待ちます。

じゃがいもスープが冷めたら、完成です。じゃがいものスープは、食材をきちんと細かく刻むことにより、猫が喉を詰まらせる危険を少なくするようにします。じゃがいものスープを食べることによって水分をあまり摂取しない猫には、嬉しいメニューと言えるでしょう。

じゃがいも以外の食材でも代用できる

じゃがいもの代わりに、サツマイモを猫に与えることもできます。サツマイモを猫に与えても問題ありませんが、サツマイモはじゃがいもと比べて糖質やカロリーが高いため、猫がサツマイモを食べ過ぎてしまうと肥満の原因になる可能性があります。そのためじゃがいもの代わりにサツマイモを与える際には量に注意しましょう。

じゃがいもは、他の食材と混ぜて猫に与えるならば、さらに効果的です。たんぱく質が含まれているお肉などと取り合わせると良いでしょう。また、じゃがいもとサツマイモなどを混ぜるならば、猫の腸内健康に役立ちます。

猫の食事に大切なのは、バランスの良い食事です。そのため、栄養を意識した食事を猫に与えるよう心掛けるようにしましょう。そうするならば、大切な家族の猫となるべく長く一緒に生活することが可能になります。

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