犬がテンション上がっちゃうのってどんなタイミングなの？！

ご飯

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食べるのが嫌いなワンちゃんはほとんどいません。むしろ食いしん坊で、食事の時間を楽しみにしている子がほとんどですよね。

ドックフードを開けた途端に走ってきたり、お皿に注いでいる時から、生唾を飲み込みながら号令がかかるのを一心に待っている姿を見たことがあるでしょう。命を支えるのに直接関係する定期的な食事は、本能的に必要なことがわかっているのでしょう。

ですから、逆に食事に興味を示さなくなると、体調が悪いのではと心配になります。犬の年齢や体調に合わせた食事を与えるのは、飼い主としての義務でもありますので、喜んでばくばくと食べてくれる姿を見るとホッとしますよね。

時々、いつものドライドックフードにトッピングをしたり、風味豊かなウェットフードやふりかけをかけたりすると、テンションはマックスに上がり、”ヨシ”の合図と同時に、がっつき、ペロリとたいらげてくれるのではないでしょうか。

そんな姿を見ると、美味しくてバランスの良い食事をこれからも準備してあげて、いつまでも元気でいてほしいと思えますよね。

おやつ

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おやつがもらえる時のテンションの上がり方は、普段の食事の時よりも一段と高いことでしょう。

普段の食事は、嗜好性よりも栄養素やカロリーを考えてドライフードをあげていると思いますが、おやつには、愛犬が好きなガムやチーズなど、スペシャルなものをあげている飼い主さんが多いですよね。

さらに、ご褒美としておやつをあげることも多いですので、犬がもともとテンションが上がる飼い主さんに褒められている状態にプラスして、美味しいおやつが食べれているので、マックスレベルにハッピーな状態になっているのです。

遊んでいる時

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ボールやフリスピーをキャッチしたり、紐の引っ張り合いなど、飼い主さんと一緒に遊んでいる時にも、ワンちゃん達のテンションは急上昇します。

犬種にもよりますが、日本で飼育されている多くの種類は以前、狩猟犬や牧羊犬として、人間の仕事をサポートしてきた過去を持っています。

ですから、遊びを通して狩猟本能が刺激されて、本来の能力を存分に発揮したり、人とコラボレーションしてることに満足感を感じるのです。

ただでさえ、大好きな飼い主さんに構ってもらって嬉しいのに、遊んでいるうちにどんどんヒートアップして、テンションが頂点に達することもあります。

まさに本能に火がついた状態になり、ガウガウ唸ったり、吠えたり、くわえた物を振り回したりして、飼い主さんをびっくりさせることもあるかもしれません。

これらは、犬が攻撃的になっているのではなく、野生時代の名残で、獲物をしとめたり、噛みちぎっている疑似体験をしている状態ですので安心してください。

他にも、遊び中によくする姿勢は「プレイバウ」と言って、足を伸ばしてお尻を高く突き出し、腰や尻尾をフリフリする仕草です。

この仕草をしている時は、犬は飼い主さんや他の動物を「遊ぼう♪」と誘っている状態です。この姿勢をとりながら、いきよいよく回ったりする時は「遊ぼう♪遊ぼう♪遊ぼう♪」と、ハイテンションで遊びたがっているサインになります。

ただ、あまりに興奮しすぎると我を失って怪我をする可能性もありますので、遊んでいる最中にテンションが上がりすぎていると感じたなら、少しクールダウンさせた方が良いでしょう。

飼い主さんが帰ってきた時

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仕事から帰ってきたときや、旅行から帰ってきた時など、家のドアを開けた途端にハイテンションの姿が見えたり、猛ダッシュで自分に向かってくる愛犬をみて、可愛いなと思った飼い主さんは多いことでしょう。

自分の帰宅を、こんなにも楽しみにしていてくれたのか、首を長くして待っていたのかと思うと、健気で愛おしい気持ちが湧き上がりますよね。

”会えたのが嬉しくてたまらない”という気持ちを、満面の笑顔や、ジャンプ、歓迎のダッシュなど、ありとあらゆる方法で表してくれる姿を見ると、自分をこんなにも必要にしてくれていると感じることができますよね。

そして、ハイテンションの愛犬を見ながら癒され、１日の疲れも嫌なことも全部忘れて、次の日にまた頑張れているという飼い主さんも多いでしょう。愛犬の嬉しいハイテンションは、私たちに元気をくれる効果があるのです。

嬉しいことを想像した時

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とってもチャーミングなことに、飼い主さんの行動を見ていて、「ご飯かも」「散歩かも」「遊んでもらえるのかも」嬉しいことを予測してテンションをあげていることがあります。

もちろん、犬の中では、そのように予測したそれなりの理由があるわけですが、側から見ると大きな勘違いをしていることもあり、思わず吹き出してしまいそうになることもあります。

ぬか喜びに終わってがっかりしている姿を見るのもかわいそうですので、紛らわしい行動を避けたり、わざとふりをして喜ばすのはやめましょう。

犬は経験したことから予測しますので、面白いからと、犬をぬか喜びさせてばかりいると、信頼関係にもヒビが入ってしまいます。

何かを見つけた時

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犬は動くものを追いかける習性があります。飼い主さんは全く気付かないものでも、何かに興味をひかれて、急に走り出すことがあります。

よくあるのは、散歩中に鳥を見つけて、そーっと近づいたり、走って追いかけて遊んでいたり、虫や蝶などにも反応してテンションが上がっている時があります。

家の中でも同様で、転がっているホコリや毛玉などに反応して、夢中で追いかけ始めたり遊び始めることがあります。

”こんなものまで”と私たちには不思議に思えるものであっても、犬にとっては興味が湧いたり、面白いと思えることがたくさんあるようです。

中には危険なものもありますので、犬のテンションが急上昇したら、何を追いかけているのか必ずチェックするようにしましょう。