室内飼い?外飼い?ワンちゃんとネコちゃんにとってのメリットとデメリットとは一体?

室内飼い?外飼い?ワンちゃんとネコちゃんにとってのメリットとデメリットとは一体?

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あなたの家のワンちゃん猫ちゃんは室内飼いですか?それとも室外飼いですか?どちらの方が良いかについては色々な意見があるようです。両方のメリット・デメリットをよく比較考慮することで、愛犬と愛猫にとってベストな選択ができるでしょう。今回は双方のポイントを詳しく解説していきたいと思います。

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ワンちゃんとネコちゃんは室外と室内のどっちがベター?

カメラの方を見る犬と猫

SasaStock/shutterstock.com

あなたの家のワンちゃん猫ちゃんは室内飼いですか?それとも室外飼いですか?どちらの方が良いかについては色々な意見があるようです。

そこで今回は、ワンちゃんとネコちゃんそれぞれの室内飼いと外飼いでのメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。はたして、ワンちゃんやネコちゃんにとってはどちらがいいのでしょうか?

ワンちゃんの室内飼いのメリット・デメリット

飼い主と室内で過ごす犬

Pressmaster/shutterstock.com

まずは、ワンちゃんの室内飼いのメリットとデメリットについて考えていきましょう。

室内飼いのメリット

ワンちゃんの室内飼いのメリットとしては以下のような点があげられます。

・「ワンちゃんとの距離が近い」 室内だといつも一緒にいることができるので、お互いをより良く理解する事ができます。喋らなくとも、お互いに意思疎通するのが簡単になり、喜んでいるのか、怒っているのか、悲しんでいるのか、反省しているのか、表情や仕草から分かるようになります。

それはワンちゃんも同じで、飼い主さんがどんな感情なのかすぐに察知し、自分はどう行動すべきなのか考えて行動するようになります。そんな姿をみて健気に思えますし、愛しい気持ちがさらにアップしますね。特に、家族の帰宅に合わせて玄関で待って尻尾を振ってお出迎えしてくれる姿を見ると、疲れが一気に吹っ飛びますよね。

・「しつけや管理がしやすくなる」 家で一緒に過ごすということは、いつでもしつけができるという事ですから、ワンちゃんも飼い主さんが望む行動パターンを覚えやすいでしょう。「マテ、コイ、オスワリ」などワンちゃんにとって大切な指示も遊びながら24時間教えることも可能です。一方外飼いの場合は飼い主さんが外に行くときにしかしつけができません。

管理という面では、今日は元気がないなとか、歩き方がおかしい、鼻が乾いている、咳をしているなどの小さな異変も発見しやすくなります。特に飼い主さんが体調を崩していたり忙しい時にわざわざ外に行ってワンちゃんを見るのは大変です。室内飼いであれば、すぐに様子を見ることが可能でしょう。また、老犬になった時にも室内飼いであれば介護もしやすいでしょう。

室内飼いのデメリット

では、次に室内飼いのデメリットについて考えていきましょう。以下のような点があげられます。

・「ついつい甘やかしてしまう」 一緒に生活しているとついつい甘やかしてしまうということもあるでしょう。オヤツをねだられたり、飼い主さんがご飯を食べている時に欲しがったりするかもしれません。そんな時にすぐにあげてしまうならば、ワンちゃんにとっては健康被害が出てしまうこともあります。ワンちゃんが食べて危険な食材が入っていなかったとしても、人間が食べている物には塩分が多く、肝臓に負担がかかってしまいます。

ワンちゃんとの距離が近過ぎて、ワンちゃんが「分離不安」を発症してしまう場合があります。分離不安とは、ワンちゃんが飼い主さんと離れて自分一匹になってしまうことにより、強い不安や恐怖を感じパニックになってしまう症状のことです。

こうした症状は、問題行動を引き起こすだけでなく、健康にもよくありません。症状も様々で、すぐに治る子もいれば気を失いかける様な重度の症状のワンちゃんもいます。よく見られる症状としては、何時間も激しく吠え続ける、ケージの中でも暴れ続ける、足や尻尾などを噛んだり舐め続けたりして自傷行為をする、普段しない場所で排泄をする、暴れて家の中の物を壊していく、などがあります。こうした症状が一つだけの場合もあれば、様々な症状を同時に起こす子もいます。

分離不安のワンちゃんは飼い主さんへの精神的な依存度が高いです。飼い主が過保護や過干渉をしてしまうと、愛犬の気持ちの中で飼い主さんが占める位置が大きくなり、精神的に自立できなくなってしまうということもあります。

親や兄弟、以前の飼い主さんなどから引き離されたというようなトラウマから分離不安になる子もいるでしょう。

このようにならない為にはお留守番のトレーニングをしたり、飼い主さん以外の人やワンちゃんに慣れさせて安定した子に育てる必要があります。

・「誤飲、誤食や感電の危険性」 家の中にはワンちゃんにとって危険なものがたくさんあります。例えば、人間が口にしても平気な物でもワンちゃんにとっては危険なネギ類、ニンニク、チョコレートなどの食べ物、観葉植物など食べてしまうと中毒性のあるもの、小さい部品または化学薬品など、誤って口にしてしまう危険性があります。

コンセントなどは電気が通ったコードを噛んで遊んで感電してしまうということもありますので注意が必要でしょう。

こうした危険性を回避するためには、キッチンに入れないように仕切りを設けたり、観葉植物や小さい部品、化学薬品などをワンちゃんの届かない所に隠しておきましょう。

・「アトピー性皮膚炎の発症リスク」

ハウスダストがアトピー性皮膚炎の発症に繋がるというケースがあります。特に柴犬やシーズーなどの後発犬種には注意が必要です。

現に、ある飼い主さんは愛犬が重いアトピー性皮膚炎にかかり、何度も病院に行くもののなかなか治りませんでした。しかし動物病院の先生のアドバイスから一度外で飼うようにしたところ、良くなっていったという例もあります。

・「抜け毛が大変」 ワンちゃんは大抵春と夏の二回ほど毛の抜け替わりの時期があります。普段も抜け毛が多い犬種だと、この時期は本当に大変です。何回掃除してもワンちゃんが体を掻いたり、ブルブルと体をふるたび毛が落ちるので、部屋の掃除に終わりがありません。

こまめにブラッシングをしたり、シャンプーしたりして乗り切りましょう。

では、ここまでで室内飼いのメリットとデメリットを知ることができました。次に、ワンちゃんの外飼いのメリットとデメリットについて考えていきましょう。

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