茶トラはどんな性格の猫?茶トラ猫の飼育法やかかりやすい病気について解説していきます!

茶トラはどんな性格の猫?茶トラ猫の飼育法やかかりやすい病気について解説していきます!

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茶トラは、人懐っこく穏やかな性格の猫です。そのため初心者の方でも飼いやすく、日本猫の代表格であるトラ猫の中でもとても人気の猫です。今回はそんな茶トラ猫の性格・飼育法・かかりやすい病気にフォーカスを当てたいと思います。是非茶トラを飼おうと検討なさっている方は、迎える前の参考になさってくださいね。

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茶トラ猫を飼育するには?

猫用ベッドの上でお腹を見せている子猫

Africa Studio/shutterstock.com

茶トラ猫を飼うことを検討しているなら、茶トラ猫の性格を考慮した上で、飼育する環境を整えることは大切です。

茶トラ猫を迎える前に、次の点を改めて考えましょう。

茶トラ猫の飼育に適した環境

茶トラ猫を迎える前に、自分の家が猫を飼育するのに最適な環境なのかどうかを確認しましょう。もし賃貸住宅に住んでいるなら、ペットの飼育が可能かどうかを改めて確認してみましょう。

 猫の飼育に適したある程度の広さが部屋にあるでしょうか?  ストレス解消をサポートするおもちゃや爪とぎを設置するスペースはあるでしょうか?  トイレやお水、フードトレイなども忘れずに置きましょう。

茶トラ猫に限らず、ペットを新たに迎えるということは、ひとつの命を預かるということでもあります。生涯にわたって面倒をみる覚悟で受け入れましょう。

茶トラ猫はとてもさみしがり

日本猫の中でも、茶トラ猫はとても甘えん坊なことで知られています。そのため、家を留守にする頻度が高い家庭には、茶トラ猫の飼育は向いていません。茶トラ猫の多くは、常に飼い主さんと同じ空間で一緒に過ごしたい!という気持ちがとても強いので、ひとりでのお留守番の時間が長いとストレスになります。

ストレスを溜めさせない

猫にとってストレス発散法は異なりますが、多くの茶トラ猫の場合は、飼い主さんと遊んでもらうことと、食べることがストレス発散になるようです。

ペット保険に加入していない場合は、病気にかかると莫大な費用がかかります。ストレスが溜まると病気につながるので、ストレスが溜まらないように常に健康面でも注意するようにしましょう。

茶トラ猫がかかりやすい病気

病院で診察を受ける茶トラ猫

Africa Studio/shutterstock.com

茶トラ猫に限ったことではありませんが、猫がかかりやすい病気には次のようなものがあります。

糖尿病

糖尿病は、オス猫の7割近くに発症している病気です。特に肥満度が上がるにつれて、糖尿病になる確率も高くなります。ですから、肥満には十分気を付けるようにしましょう。

尿路結石

尿路結石もオス猫がかかりやすい病気のひとつです。なぜなら、オスはメスよりの尿道が細く、S字にカーブしているので、たとえ結石が小さいとしても詰まりやすいので発症しやすい傾向にあります。病気を予防するために、たくさん水分を飲ませるために、水飲み場を増やすことができるでしょう。

猫エイズ、猫白血病

猫エイズと猫白血病は感染症です。交尾や噛まれることで感染し、発症する病気です。メス猫よりもオス猫の方が喧嘩をすることが多いので、これらの感染症にかかりやすいと言われています。

茶トラ猫の多くは温和で喧嘩を好まないのでこれらの病気にかかる確率はほかの猫と比較すると低いですが、気を付けるに越したことはありません。完全室内飼いにしたり、予防接種をするなどして予防するようにしましょう。

卵巣や子宮などの病気

メス猫の場合、卵巣や子宮内の腫瘍、子宮蓄膿症などの病気にかかる可能性があります。しかし、避妊手術を受けるなら、これらの病気を予防することが可能です。

乳ガン

メス猫のお腹全体には、乳腺が広がっています。この乳腺にしこりができやすく、猫の場合は約90パーセントが悪性と言われています。転移や再発の可能性もある危険な病気です。

発情期を迎える前に避妊手術を受ければ、乳がんの発症率を下げることが可能なので、愛猫にとってベストな道を選ぶことは飼い主さんの責任と言えるでしょう。

細菌性膀胱炎

メス猫の尿道はオス猫よりも太いので結石が詰まりにくいというメリットがありますが、その反面、細菌が侵入しやすいというデメリットがあります。

膀胱炎は症状がでないこともあるので、特にシニア猫の場合は、定期的に尿検査を受けさせてチェックすることができるでしょう。

茶トラ猫を迎えるには?

三匹の茶トラ猫

Ilike/shutterstock.com

マンチカンやアメリカンショートヘアなどの茶トラ風の猫は、ペットショップなどで手にすることが可能ですが、本物の茶トラ猫はペットショップなどでは販売されていません。

茶トラ猫を迎えるためには、野良猫の茶トラ猫を保護するか、里親募集から探すことが一般的です。茶トラ猫はとても警戒心が低いので、野良猫でも懐きやすく、ごはんをあげるなどして保護猫として迎えることができるでしょう。

また、里親募集に茶トラ猫が出ていれば、確実に迎えることが可能です。ただし、茶トラ猫はとても人気があるので早めに問い合わせするようにしましょう。

まとめ

茶トラ猫の性格を中心にみてきましたが、いかがでしたか?

茶トラ猫には魅力がたくさんあるため、人気がある理由がご理解いただけたのではないでしょうか?すでに茶トラ猫を飼っている方は、この記事を読みながら納得されたことでしょう。一方、茶トラ猫が欲しくなった方もいるのではないでしょうか?

茶トラ猫はほかの猫よりも甘えん坊で、人懐っこく、おっとりしているので、初心者の方でも安心して飼うことができる魅力的な性格をしています。この機会に相性のいい茶トラ猫を見つけ、癒しのある生活を送ってみませんか?

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