猫の尿検査にかかる費用ってどれくらい?検査方法や検査で分かる病気も合わせて紹介!

猫の尿検査にかかる費用ってどれくらい?検査方法や検査で分かる病気も合わせて紹介!

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猫の健康を維持するために健康診断をすることは、健康管理に役立ちます。健康診断は病気を早期発見したり、生活習慣を改善して病気を予防したりすることにもつながります。ここでは健康診断の中で尿検査について調べました。費用の目安や検査方法、検査で分かる病気についてまとめています!

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尿検査の方法

おしっこをする猫

absolutimages/shutterstock.com

尿検査は自宅で採取した尿を持参することもできますし、病院で採取することもできます。病院によってどちらも可能な場合もありますし、病院で採取するようにしているところもあります。

病院で採尿

尿検査の予約を取る際に、病院でも採尿しているか、どんな採取方法があるか尋ねておくと安心です。病院で採尿する場合は、トイレのタイミングが合わないと膀胱を圧迫して採尿したり、膀胱に針を刺して採尿したりという方法になる可能性もあります。

これらの方法だと猫の体への負担が大きくなるかもしれませんので、自宅で採尿して持っていくのがおすすめです。

自宅で採尿

自宅で採尿する方法としては、猫がおしっこをするタイミングで紙コップに採尿するか、トイレをプラスチックの受け皿と網目の二段式にしておくという方法があります。また、トイレシートを使用するとオシッコが吸収されてしまいますので、シートの上にスポンジを置いて採尿するという方法もあります。

自宅で採取した尿を検査に使用する場合、2.3時間以内に病院へ持っていくようにしましょう。時間がたつと結石の原因となる結晶ができているかどうかが分かりにくくなります。

猫への負担が一番軽いのは、自宅で飼い主さんが採尿するという方法かもしれませんね。猫のトイレのタイミングを見計らって採尿してみましょう。

自宅でうまく採尿できなくても、病院で採尿をしてもらうこともできます。検査の予約を取ったり費用を確認したりする際に、病院での採尿方法を確認しておくと良いと思います。尿検査をするにあたっての注意事項なども尋ねておくと安心です。

検査する頻度

検査の頻度は年に一回、10歳以上の猫は半年に1回が理想的です。高齢になると病気を発症しやすくなります。半年前と健康状態が大きく変わることもありますので、半年に1回ほど健康診断を受けるのがおすすめです。

初めての健康診断は、避妊・去勢手術のタイミングという場合が多いようです。生後4カ月から6か月ごろに避妊・去勢手術をする子が多いようです。手術をする際には健康チェックを受けますので、その時から1年ごとに健康診断をしているという方もいらっしゃいます。

一つの方法としては、生後半年くらいで健康チェックを受け、その後1年に一回診断を受け、10歳を過ぎたころからは半年に一回診察を受けるというのもありです。

もちろん、猫の体調や様子を見ながら頻度を調整するのは大切です。前回の健康診断から1年もしくは半年経っていなくても、不調が見られる場合は病院へ連れて行くのが良いですので、猫の様子を見ながら判断しましょう。

尿検査の費用は1000円から2000円と、とても高額なわけではありません。大事な猫の健康維持のために、1年に1回検査を受けてみるのを検討してみてはいかがでしょうか。

愛猫の健康を保つには

食事をする猫

Africa Studio/shutterstock.com

愛猫の健康を保つには、毎日の食事内容を見直したり生活習慣を改善したり、またはストレスの原因を取り除くことが大切です。具体的にどんなことをするといいのでしょうか?

くつろげる環境づくりをする

猫が安心してくつろげる環境づくりをして、ストレスフリーな生活をサポートしてあげることが健康維持につながります。猫と暮らしながら、知らずに猫ちゃんにストレスをかけないよう猫の習性を知っておきましょう。

猫ちゃんは動くものに敏感です。物音がしたり何が動くものが目に入ったりすると、何が起こったのか把握するために警戒体勢に入ります。猫がそばにいる時に飼い主さんが急に立ち上がったり急な動きをしたりすると、猫ちゃんはビックリするかもしれません。怖がらせたり不安にさせないように、猫がそばにいる時はゆっくり動くようにしましょう。

また、猫は気分屋な一面もあります。相手が飼い主さんであっても、「今は気分じゃない」のであれば全然触らせてくれません。無理に触られるとストレスに感じてしまいますので、猫の気分に合わせましょう。また、撫でてあげるときはしっぽを触らないようにしましょう。

猫のイヤなことや苦手なことをしないようにして、くつろげる空間を作ってあげましょう。

栄養バランスの良い食事をさせる

私たち人間が健康を保つためには、栄養豊富な食事をすることは大切ですよね。猫ちゃんにも毎日栄養バランスの良い食事をさせてあげましょう。

猫の体と人間の体では構造や必要とする栄養素が少し違っています。猫の方が私たちよりも肉類を多めにとる必要があります。反対に野菜や果物類は猫の健康維持に良さそうですが、猫はたくさんの量を消化することができません。猫の食事バランスとしては、野菜・果物類は少なめで、お肉やたんぱく質系を多めにするのがおすすめです。

バランスよく栄養を吸収するためにおすすめなのは、キャットフードを活用することです。キャットフードには必要な栄養素がバランスよく配合されていますので、毎食きちんと食べていれば必要な栄養を取ることができます。食事をすべて手作りにするお家もありますが、その場合はたんぱく質を多めに取ること、野菜や果物は少なめにすることを意識すると良いと思います。

たまにおやつとして果物をあげるのもありです。おやつをあげる場合は、糖分・脂肪分の多いクッキーより新鮮な果物を少量あげるほうが健康的です。もちろん果物にも糖分が含まれていますので、少量に留めておきましょう。

基本はキャットフードで栄養を摂り、たまにおやつとして果物を少量あげるくらいが良いと思います。尿検査をした際に食事内容のアドバイスをもらえるかもしれませんので、健康管理の参考にしましょう。

健康診断を活用する

猫の病気を早期発見したり、健康を維持したりするのに健康診断も役立ちます。病気の症状が出ていない場合でも、検査で早期発見できることもあります。病気はなくても、生活習慣や食事内容の改善点が見つかるかもしれません。大事な愛猫には健康を保っていてほしいものですから、健康診断を受けて猫の健康状態を把握しておくのも良いのではないでしょうか?

まとめ

健康で幸せそうな猫たち

bombermoon/shutterstock.com

尿検査にかかる費用は1000円から2000円ほどでした。動物病院によって検査費用に幅がありますが、高くても2000円ほどのようです。動物の健康診断は費用がかかるイメージもありますが、尿検査だけの場合は比較的費用がかかりません。

尿検査だけでも、猫のかかりやすい病気である腎臓病や尿石症、糖尿病などが見つかることが多いようです。病気は早期発見と適切な治療が大切ですので、愛猫の健康を守るために尿検査を受けることも検討してみてはいかがでしょうか?

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