犬のしっぽにはどんな機能があるの?しっぽの動きから分かる犬の気持ちや感情とは

犬のしっぽにはどんな機能があるの?しっぽの動きから分かる犬の気持ちや感情とは

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犬はしっぽを小刻みに振ったり、ゆったり大きく動かしたり、くるりと内側に丸めたりなど器用に動かすことができます。では、犬のしっぽにはどんな機能があるのでしょうか。今回は、意外と知られていない犬のしっぽの機能について、またしっぽの動きから読み取れる愛犬の気持ちや感情について取り上げたいと思います。

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犬のしっぽの基本情報を解説

垂れ下がっている犬のしっぽと上に丸まっている犬のしっぽ

ayorch/shutterstock.com

犬をすでに飼育している方はもちろん、多くの方が犬はしっぽを振って感情を表現していることをご存知のことでしょう。

愛犬がしっぽをブンブン振ってお出迎えしてくれる姿は、とてもかわいく、こちらも嬉しい気持ちになるのではないでしょうか?そんな犬のしっぽは、実は感情を表すだけでなく、ほかにもさまざまな役割を担っていることをご存知でしたか?

この記事では、犬のしっぽとその機能や役割について解説していきます。

犬のしっぽの構造はどうなってる?

犬のしっぽは、どのように構造されているのでしょうか?犬は人間同様、哺乳動物なので、骨の種類はわたしたち人間とほとんど同じです。

しかし、その中で大きく異なっているのが「尾骨」、つまりしっぽの骨です。しっぽが退化している犬の場合、尾骨は数個しかありませんが、たいていの犬種のしっぽには6~23個の尾骨があります。尾椎がしっぽの先端に行くほど細くなっているので尾骨も小さくなり、犬のしっぽは先が尖っています。

犬にはしっぽの種類がある

犬のしっぽには種類、つまり、さまざまな形が存在しています。犬種標準に適合させるために人為的にしっぽをカットされてしまう犬種もいますが、どんな形のしっぽが存在しているのかみていきましょう。

・垂れ尾(たれお) 垂れ尾は一般的なしっぽで、お尻の下にしっぽが垂れ下がっています。

・スクリューテイル(corkscrew tail) スクリューテイルとは、コルク抜きのようにくるくるとらせん状に巻いたような形をしているしっぽの形をしています。代表的な犬種として、ブルドッグやパグ、ボストン・テリアなどがスクリューテイルになります。

・飾り尾(かざりお) 飾り尾はブリュームテールとも呼ばれており、毛がふさふさとしっぽ全体を覆っている状態のしっぽをしています。代表的な犬種として、ゴールデン・レトリバー、ペキニーズ、ポメラニアンなどが挙げられます。

・ボブテイル(bob tail) ボブテイルとはしっぽが全くない、もしくはごく短いものしか生えていないしっぽのことです。代表的な犬種としてウェルシュコーギー・ペンブローク、オーストラリアンシェパードなどが挙げられます。

・立ち尾(たちお) 立ち尾とは、お尻の上に垂直にしっぽが立った状態のしっぽです。代表的な犬種としてビーグルなどがいます。

・鎌尾(かまお) 鎌尾はシックルテールとも呼ばれており、生まれつき鎌の刃のように緩やかな曲線を描いたような形をしています。代表的な犬種としてチワワやシベリアンハスキーなどが挙げられます。

・リス尾 リス尾は、まるでリスのしっぽのようにしっぽが毛でふさふさと覆われており、体の上に巻き上がった状態をしています。代表的な犬種としてパピヨンなどが挙げられます。

・巻き尾(まきお) 巻き尾は、しっぽが身体の上にくるんと巻き上がった状態をしているしっぽを指します。代表的な犬種として柴犬、秋田犬などが挙げられます。

犬のしっぽの機能とは?

犬はそれぞれの犬種によってしっぽの形は違いますが、その機能や役割はほぼ同じです。

犬はしっぽを小刻みに動かしたり、くるりと内側に丸めたりなど器用に動かすことができます。なぜなら、しっぽの周りにはいくつもの筋肉があり、それぞれの筋肉が収縮するので、さまざまな動きが可能なのです。さらに、一部の筋肉が損傷したとしても、別の筋肉がその機能を補うこともできるほど、しっぽには大切な役割があります。

では、さまざまな動きが可能なしっぽの役割について、一つずつ見てみましょう。

役割①体のバランスコントロールや舵をとる しっぽの基本的な役割は、体のバランスコントロールを維持することです。歩くときはもちろん、走るときなどにしっぽで下半身のバランスをとり、転倒しないようバランスをとっています。

また、急に曲がるときや方向転換するとき、泳ぐときなどはしっぽが舵となり、体のバランスをコントロールしています。

役割②体を温める 長くてケガふさふさしたしっぽを持つ犬種の場合、寒い冬などは体を丸めて、寝ている姿をよく目にします。しっぽには寒さから身を守って体を保温する役割があります。

役割③呼吸器を保護する 寒いときに丸くなって寝る際、鼻先にしっぽをのせて、冷たい空気が鼻から直接入らないように呼吸器を保護する役割もしています。

役割④虫などを追い払う 犬のしっぽも牛や馬のように、ハエなどの虫をしっぽで追い払う働きをします。

役割⑤コミュニケーションを図る 犬はしっぽを使って、感情や意思を伝えます。しっぽの動きをよく観察するなら、犬の気持ちを把握することができるでしょう。

また、犬同士のコミュニケーションにも、しっぽを道具として使っています。犬同士の挨拶をする際、お互いにしっぽをあげてお尻のにおいを嗅ぎ合うことで情報交換をしています。

肛門のやや下部の左右には”肛門腺”という袋があり、そこに個体情報が凝縮された液体が分泌されているからです。

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