猫は預けられるとストレスを感じる!ストレスの理由と軽減方法を紹介

猫は預けられるとストレスを感じる!ストレスの理由と軽減方法を紹介

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「借りてきた猫」という言葉があるように、猫はいつもと違う環境に預けられるとストレスを感じることがあります。今回は猫がストレスを感じてしまう理由と、ストレスを少しでも軽減するために行える点について解説します。

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帰宅後のケア

飼い主に甘えている猫

Alena Ozerova/shutterstock.com

飼い主さんが旅行や出張から戻ってきたら、猫ちゃんのケアをしてあげましょう。猫ちゃんは慣れない環境で過ごして、ストレスが溜まっているかもしれません。猫と過ごす時間を取って、安心させてあげましょう。具体的にはどんなことをすると良いのでしょうか?

普段来ている服を着る

猫は匂いに敏感な生き物ですから、新品の服ではなく前から着ている服で迎えに行くのもいい方法です。猫にとって慣れない匂いのする飼い主さんには、ちょっと緊張するかもしれません。猫ちゃんを安心させてあげるには、普段から着ているいつもの服でお迎えに行くのがおすすめです。

普段でも、外出先から帰ってきたときなど、飼い主さんがいつもと違う匂いがすると、ちょっと避けられたり警戒されることもありますね。長期間猫と離れて過ごしていると、猫もストレスで敏感になっていますので、いつもと同じ香りで迎えに行きましょう。香水をつけている方は、いつもと同じ香りで迎えに行くのがおすすめです。

また、猫は香りだけでなく飼い主さんの服の形や特徴を気に入っている場合もあります。フードのヒモや裾のフリンジがお気に入りで、じゃれついたり遊んだりしていることもあります。そんな猫のお気に入りの服を着て迎えに行くのもありです。馴染みがあり、お気に入りの服を着ている飼い主さんが迎えに来てくれると、猫もほっとするかもしれませんね。

おやつをあげる

やっぱり、猫のご機嫌をとるにはおやつが有効です。猫は食べ物をくれる人やおやつをくれる人によくなつくものです。猫のお気に入りのおやつがあれば、いつもよりちょっとだけ多めにあげてみるのもありです。もちろん、カロリーオーバーには注意ですが、外泊から帰ってきた日くらいは甘やかしてあげても良いかもしれません。

無理に触らない

猫の性格にもよりますが、猫は飼い主さんに会えてうれしいのに、わざと距離をとることもあります。遊んであげたりおやつをあげたりするより、一人の時間をあげる方が良い場合もあります。1週間ぶりくらいに猫に会うと、なんだか避けられたり、そっけない態度をとられてしまうこともあります。飼い主さんとしてはちょっとショックですが、飼い主さんの事を嫌いになったわけではなく、拗ねているだけなのでしょう。

猫は普段から、かまってほしいときと、一人にしておいて欲しいときがありますよね。無理に飼い主さんがかまってしまうと、不機嫌になってしまうものです。近づくとすっと離れて行ったり、おもちゃで遊ぼうとしたりしないときは、一人でいたいのかもしれません。そんな時は無理に触らず自由にさせてあげましょう。

離れていようとする場合は、無理に触らずそのままにしておきましょう。自宅に帰ってきて一人で過ごしているうちに、落ち着いてくると思います。猫の様子を見ながら、好きなおやつをあげたり遊んであげたりして、ちょっとずつご機嫌をとってみましょう。

やっぱり大好きな飼い主さんには甘えたくなるものですので、ある程度時間が過ぎると猫の方から寄ってくると思います。それまでは、猫の気持ち優先で、好きなように過ごさせてあげましょう。

まとめ

出張や旅行、帰省など、長期間家を空けるときには、猫のお世話をしてくれるペットホテルやシッターさんがいると、とても助かりますよね。それでもやはり猫は、ペットホテルや家族・友人宅に預けられると、ストレスを感じてしまいます。

ご飯やトイレのお世話、一緒に遊ぶなど、しっかりお世話してもらえたとしても、いつもと違う環境だと落ち着かないものです。大好きな飼い主さんの姿が見えないこと、慣れない音や匂いがすること、生活サイクルが変わることなど、ストレスの原因となることはいろいろあります。

猫を預ける場合は、できるだけいつもと同じ生活スタイルで過ごせるように、ごはんの時間帯や遊ぶ時間を伝えておくといいかもしれません。また、猫のお気に入りの寝床やタオル、おもちゃなどを一緒に預けるのもおすすめの方法です。飼い主さんが戻ってきたら、猫の馴染みのある服で迎えてあげるのもありです。自宅に帰ってきたら、いつもと違う環境で過ごしてストレスを感じている猫ちゃんを、安心させてあげましょう。

帰宅後は外泊のストレスや疲れで、いつもと猫の様子が違うかもしれません。猫が一人で居たいようなら、無理に触らずそっとしておいてあげましょう。ちょっと時間が経って落ち着いてきたら、お気に入りのおやつをあげたり、おもちゃで遊んであげたりして、たっぷりコミュニケーションをとりましょう。

猫にとって負担となる外泊ですが、工夫することでストレスを最小限に抑えることもできます。猫を預ける必要がある場合は、今回ご紹介した猫が預けられて感じるストレスと緩和方法も、役立ててみてくださいね。

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