犬や猫につい話しかけてしまうのはどうして?動物に話しかける心理と癒し効果を解説!

犬や猫につい話しかけてしまうのはどうして?動物に話しかける心理と癒し効果を解説!

update

動物を見たときに思わず話しかけてしまうという人は少なくないはずです。不思議なことに私たち人間は、言葉が通じないと分かっているにも関わらず、犬や猫などの動物に言葉をかけてしまうものです。それはどうしてなのでしょうか。人間が動物に話しかける心理とそれによる癒やし効果について詳しく解説していきます!

update

ペットを飼っているなら毎日話しかけよう

犬と話す女性

Mila Supinskaya Glashchenko/shutterstock.com

以上のような理由から、ペットに話しかける事そのものには私達の心理状態が関係しており、ペットに話しかけるという行為は身体的・精神的に良い効果をもたらすことが分かります。

前述のように、その効果の内容や程度に関しては個人差が大いに関係するものの、文字通り世界中で肯定的な意見や報告が寄せられています。

動物に話しかける理由は人によって異なります。辛いことがあってそれをとにかく吐き出したいがためにペットに話しかける人や、まるで自分の子供のように扱って、愛情を込めて甲斐甲斐しく世話することに幸せや家庭の愛情を見い出す人、対等かそれ以上に扱うことで擬似的な人間関係を築こうとする人など、ペットに話しかける理由は千差万別です。

医学的または科学的な研究結果や、各種専門家の意見がどうであれ、動物に話しかける人に共通しているのは、それが「嫌なことではない」ということでしょう。

動物に話しかけることでストレスが溜まったとか、本当は嫌なのに半ば脅迫的に話しかけてしまうという人がいた報告はなく、実際に考えづらいものです。動物に話しかけるという行為は自主的なものであり、それは話しかける人の願いや想像力に基づいています。

繰り返しになりますが、話しかける行為やそれに類似する各種アニマルセラピーによって得られる効果は、精神的また身体的と大きな範囲に及び、効果が得られる報告や証言は後を絶ちません。心臓病のリスクが下がるなど、疾患の予防としても大きな効果を持っているようです。

加えて飼い主の自己満足とはいえ、話しかけている間は充実感や幸福感を感じるという主観的なメリットもあります。こういったことから、動物に話しかけることは全般的にメリットがあると言えます。

動物の種類に指定はありません。犬であれ猫であれ、ウサギであれハムスターであれ、蛇であれ熱帯魚であれ、自分がペットとして世話したり愛着を持ったりしていれば、それがどんなペットであったとしても同じ効果が得られます。

動物に話しかける際の心理状態や、精神的な反応についても同様です。何か一つの研究結果や効果が確立されているわけではありませんが、それがいかなる理由だとしても、動物に話しかけることは何らかの利点をもたらします。

毎日ほんの少し微笑みを込めて挨拶するだけでも構わないでしょう。愛情や敬意を込めて丁寧に扱うことで得られる動物との絆には、人間の健康や寿命をも左右する非常に強力な効果が秘めてられています。

まとめ

猫と話す女の子

Africa Studio/shutterstock.com

「人が人に話しかけるのと動物に話しかけるのでは、内容も声のトーンも違う」という指摘があります。赤ちゃんに対するかのように、簡単で簡潔な質問が多用されるようです。

自分の意図や人格を疑わない純粋さに、私たちは癒しや心地よさを感じているのかもしれません。

近年の研究では、動物側もある程度こちらの意図を認識している可能性があるとしているため、動物に話しかけることはまんざら無駄ではないでしょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板