マレンマ・シープドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

マレンマ・シープドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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マレンマ・シープドッグの性格や飼い方や歴史についてご説明します。

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Portrait of gorgeous maremma sheepdog. Big white fluffy dog posing in the field in a sunny day

Anastasiia Cherniavskaia/shutterstock.com

名称:マレンマ・シープドッグ 性格:自尊心が高い、飼い主に従順 寿命:10~12歳 体重:30~45kg 体高:60~73cm 毛色:ホワイト 値段相場:希少犬種のためペットショップ不明、ブリーダー50万(輸入になる)

マレンマ・シープドッグの性格

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブによると、マレンマ・シープドッグの祖先はイタリアで家畜や領地を守るために活躍していました。

牧羊が盛んなアドリア海沿岸のアブルーツェ地方のシープドッグとイタリア半島の中西部に位置するマレンマ地方、ラティウム地方のシープドッグがルーツと言われています。

これらの地方のシープドッグが1860年以降の家畜の移動によって、自然交配しマレンマ・シープドッグの祖先が生まれました。ルーツは古いですが、イギリスのケネルクラブに公認されたのは1936年です。

マレンマ・シープドッグは護衛犬のルーツがあるので、頭がよく飼い主に従順で良く懐きます。ただし、テリトリーに入ってくる見知らぬ人間には攻撃的になることもあります。独立心が強い一面があり、根気よくトレーニングをする必要があります。

フランス原産の護衛犬のグレート・ピレニーズと外見がよく似ています。どちらの犬種も白い被毛が特徴的ですが、マレンマ・シープドッグの方がひと回り小さいサイズをしています。

マレンマ・シープドッグの平均寿命

マレンマ・シープドッグは大型犬で、平均寿命は10~12年ほどです。

2018年のデータでは大型犬の平均寿命は13年ほどなので、マレンマ・シープドッグは平均よりやや短命と言えます。

マレンマ・シープドッグの平均体重

マレンマ・シープドッグの平均体重は30~45kgです。オスは35~45kg、メスは30~40kgほどが理想体重になります。

マレンマ・シープドッグの平均体高

マレンマ・シープドッグの平均体高はオスが65~73cm、メスが60~68cmです。

体高よりも体長が長く、バランスの取れた体型をしています。

マレンマ・シープドッグの毛色(カラー)

ジャパンケネルクラブに認められている毛色は、ホワイトの単色です。ただし、アイボリーや淡いオレンジ、レモンのシェードは一定の制限内で許容されています。

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Portrait of pregnant maremma sheepdog standing in the summer field on a blue background. Big white fluffy dog is on the moss

Anastasiia Cherniavskaia/shutterstock.com

  • ホワイト

マレンマ・シープドッグが成犬になるまでの期間

犬は一般的に身体のサイズが大きくなるほど、成長期も長くなります。大型犬のマレンマ・シープドッグは約15~18カ月かけて成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

マレンマ・シープドッグの鳴き声

マレンマ・シープドッグは護衛犬のルーツがあるので、警戒心が強く見知らぬ人や犬などに対して吠えることがあります。

無駄吠えさせないようにするには、子犬のころからさまざまな刺激に慣れさせる必要があります。

マレンマ・シープドッグがかかりやすい病気

マレンマ・シープドッグの子犬がかかりやすい病気
病名時期や症状治療費
股関節形成不全股関節の形に異常が起きる。両側の股関節に起きることが多い。4~12か月ごろに特に多く発症。約40万円

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

マレンマ・シープドッグの成犬がかかりやすい病気
病名時期や症状治療費
皮膚病湿疹やかゆみ、脱毛などの症状を伴う炎症が起こる。原因は、細菌やダニ、アレルギーなどさまざま。約7千円/1回
外耳炎耳が蒸れて垢が溜まったり痒くなったりする。臭いを発生することもある。約3千円
関節炎関節の軟骨がすり減って痛みを生じる。歩くのを嫌がったり歩き方に異常が生じる。肥満や過激な運動、加齢などが原因になることが多い。不明

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。

マレンマ・シープドッグは被毛が多く暑さに弱い犬種なので、特に注意しましょう。真夏の散歩は日中を避け、朝夕の涼しい時間帯に十分に水分補給をさせて行いましょう。

真夏以外でも車内や室内でも熱中症になることがあるので、室温には気を付けてください。

マレンマ・シープドッグの体臭

マレンマシープドッグ

Grezova Olga/shutterstock.com

マレンマ・シープドッグは、ダブルコートの犬種で被毛が多いので臭いがこもりやすいです。垂れた耳は汚れが溜まりやすく、しっかり掃除しなければ臭いが発生する可能性があります。こまめに掃除してあげましょう。外耳炎になると、さらに臭いが強まることもあります。

マレンマ・シープドッグの飼い方

マレンマ・シープドッグは力が強く警戒心も強いので、しっかりとコントロールできる体力が必要になります。また、毎日朝晩と合計2時間以上の散歩や運動をさせる時間を確保できなければないけません。世話の時間の確保や、体力に不安がある方には飼育するのは難しい犬種と言えます。

飼育には屋内外問わず広いスペースが必要になります。暑さに弱い犬種なので、なるべく室内で飼育するようにしましょう。

股関節形成不全になりやすいので、フローリングで滑らないようにシートなどを敷いて対策する必要があります。

ドッグフードの量・回数

ドッグフードは、成長に合わせた総合栄養食を与えてください。子犬と成犬、老犬では必要な栄養素やカロリーが異なります。大型犬は消化器官がデリケートな傾向にあるので、消化しやすいフードを与えましょう。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。

ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので注意しましょう。

マレンマ・シープドッグ皮膚病になりやすい犬種なので、EPAやDHAといったオメガ3系不飽和脂肪酸を含むフードを与えて健康な皮膚を維持しましょう。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分け、ふやかして与えます。

成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。グレート・ピレニーズは胃捻転になりやすいので、可能であれば成犬時にも1日3回に分けてフードを与えてください。

フードを与えすぎると肥満になってしまいます。肥満はマレンマ・シープドッグがなりやすい股関節形成不全の原因にもなるので、注意しましょう。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく、ニラ、玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
犬は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

  • 柑橘類
  • 酢類
  • スパイス類
  • クセのある葉物野菜

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

マレンマシープドッグ

Grezova Olga/shutterstock.com

マレンマ・シープドッグはダブルコートの犬種で、春と秋にある換毛期には被毛が多く抜けます。こまめにブラッシングをして、抜け毛を取り除いてあげましょう。

通常時にも抜け毛はあるので、週1~2回を目安にブラッシングしてください。マレンマ・シープドッグは皮膚病になりやすいので、ブラッシングをしながら皮膚の状態をチェックしましょう。

被毛が長く量が多いので、ブラッシングには主にスリッカーブラシを使用して、コームやラバーブラシで毛並みを整えてあげましょう。

お風呂の入れ方

マレンマ・シープドッグは2~3週間に1度シャンプーをしてあげましょう。シャンプーの頻度が高いと、必要な皮脂まで洗い流してしまって皮膚によくありません。

身体が大きく被毛の量も多いので、一人では大変な場合は複数人で洗うようにしましょう。あらかじめブラッシングをして抜け毛をとっておくと、スムーズに洗うことができます。

シャンプーと同様にドライ作業も時間がかかりますが、完全に乾かさないと皮膚病になってしまう危険性があるので、しっかりと乾かしましょう。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

マレンマ・シープドッグの子犬のお風呂の入れ方

  1. お風呂を怖がる場合があるので、おもちゃを使うなどしてお風呂場に慣れさせてから始めましょう。
  2. 38度くらいのぬるま湯で、身体全体を濡らします。顔回りは目や耳があってデリケートなので、水を含ませたタオルなどで優しく濡らしてあげましょう。
  3. シャンプーを手で泡立てて、身体→頭の順に優しく洗います。皮膚までしっかりと洗いましょう。
  4. 頭→身体の順にシャンプーを流します。シャンプーが残っていると皮膚炎になる危険性があるので、しっかり流しましょう。
  5. タオルで全体的に拭いたら、ドライヤーで完全に乾かします。ドライヤーは犬の身体から30cmほど離して使用してください。被毛が長くドライに時間がかかるので、犬が熱がっていたら温風と冷風を交互に当てましょう。

マレンマ・シープドッグの成犬のお風呂の入れ方

  1. 子犬と同様に38度くらいのぬるま湯を身体から濡らしていきます。顔まわりはデリケートなので、水を含ませたタオルなどで濡らしてあげましょう。
  2. シャンプーを手で泡立てて、身体→頭の順に優しく洗います。
  3. 頭→身体の順にシャンプーを洗い流します。流し残しには注意してください。
  4. タオルで全体的に拭いたら、ドライヤーで完全に乾かします。ドライヤーは犬の身体から30cmほど離して使用してください。被毛が長くドライに時間がかかるので、犬が熱がっていたら温風と冷風を交互に当てましょう。

最適な散歩時間

マレンマ・シープドッグは、大型で体力があり散歩が好きな犬種です。毎日1回1時間以上の散歩を2回しましょう。散歩以外にもドッグランなどで定期的に運動をさせてください。

十分に運動ができないと運動不足でストレスが溜まったり肥満になったりします。肥満はマレンマ・シープドッグがかかりやすい股関節形成不全の原因にもなるので、しっかりと運動をさせてあげましょう。

マレンマ・シープドッグのしつけ方法

マレンマ・シープドッグは頭がよく飼い主の指示をよく聞く犬種ですが、独立心が強く頑固な一面もあるので、しつけは根気よく行う必要があります。

警護犬のルーツがあり警戒心が強いので、見知らぬ人や犬に対して攻撃的になってしまうことがあるかもしれません。興奮したときにしっかりと制御できるように子犬のころからしつけを始めましょう。

大型犬は何かあってからでは遅いので、大型犬を得意とするしつけ教室へ預けたり、プロの手を借りましょう。
飼い犬が言うことを聞かないから感情的に怒鳴りつけたり、暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。

犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、根気よく繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

トイレのしつけは、マレンマ・シープドッグを家に迎えたらすぐ開始しましょう。開始時期が遅れると、勝手に排泄場所を決めてしまって矯正するのが大変になります。

大型で排泄量も多いので、トイレのしつけができていないと衛生的にもよくありません。

1歳以上のマレンマ・シープドッグにトイレのしつけをする場合も子犬と同様の方法でトレーニングしますが、習得には時間がかかる傾向にあります。

多頭飼いの場合は他の犬とトイレを共有する方法がありますが、犬のストレスになるようなら個別のトイレを用意しましょう。

  1. 専用のトイレを用意します。
  2. 落ち着かない様子が見えたら排泄をしたがっているサインです。トイレまで誘導してあげましょう。
  3. トイレが成功したら大げさに褒めて「トイレで排泄すること=良いこと」と認識させます。
  4. 2~3週間ほどで覚えることができます。

無駄吠えのしつけ方法

マレンマ・シープドッグはテリトリーに見知らぬ人間や動物などが入ってくると吠えることがあります。大型犬は鳴き声が大きいので、無駄吠えは近隣トラブルに発展してしまう可能性があります。

子犬のころからトレーニングを始めましょう。無駄吠えのしつけは、まず吠える原因を探るところから始めます。

  1. 見知らぬ人や犬に対して吠えさせないようにするには、子犬ころから他人や犬に対して慣れさせることが大切です。
  2. チャイムなどの音に反応して吠える場合は、わざと原因の音を鳴らしてご褒美を与えるトレーニングをします。
  3. 飼い主に甘えたり、要求をして吠える場合には無視をしましょう。「吠える=構ってもらえなくなる」と認識して吠えなくなります。

噛み癖のしつけ方法

子犬のころの甘噛みは、エスカレートして噛み癖になってしまうことがあります。大型で力が強いマレンマ・シープドッグに噛み癖がつくと、ケガやトラブルの原因になることもあります。子犬のころから、しっかりとしつけをしましょう。

歯が生えかけの時期は、歯茎が痒みを抑えるために甘噛みをすることもあります。噛んでもいいおもちゃなどを与えてください。

  1. 甘噛みをしてきたら大きな声で「ダメ」と言います。
  2. 「ダメ」と言いながら、犬が嫌がる大きな音を出すのも効果的です。
  3. 構ってほしくて噛んでくる場合もあるので、無視をして構わないようにしましょう。

待てのしつけ方法

力が強いマレンマ・シープドッグをコントロールできるように、「待て」は必ず覚えさせましょう。散歩をしていて他の犬が見えたら待機させて近づかせないようにしたり、興奮したときにクールダウンさせるのに「待て」が役立ちます。

その他にも病院や信号待ちのときなどにも便利なので、子犬のころから「待て」のトレーニングをしましょう。

  1. ご褒美を手にもって飼い主の正面にお座りをさせます。
  2. 「待て」と指示して数秒間動かないでいられたら「よし」といってご褒美を与えます。
  3. 「待て」と「よし」の間隔をだんだん伸ばしていきましょう。
  4. ハンドシグナルで指示をする方法もおすすめです。

留守番のしつけ方法

普段は大人しく飼い主に従順な犬も、飼い主がいなくなって不安になると粗相や家具をかじる、無駄吠えをするといった問題行動を起こすことがあります。

マレンマ・シープドッグは身体が大きいので、不安になって問題行動を起こすと被害が大きいだけでなく、ケガをしてしまうかもしれません。

留守番をさせるシチュエーションは避けることができないので、子犬のころから徐々に留守番に慣れさせていきましょう。

  1. 留守番中にリラックスして過ごせるケージやサークルを用意してあげます。
  2. 外の物音に対して不安になる場合があります。あらかじめさまざまな音に慣れさせておきましょう。
  3. 「待て」をさせて飼い主がしばらく隠れるトレーニングで、飼い主が近くにいない状況に慣れさせましょう。
  4. 「待て」の時間をだんだん伸ばしていきましょう。

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