柴犬カットってどんなカットのこと?注意点やリスク、カットの頻度まですべて解説!

柴犬カットってどんなカットのこと?注意点やリスク、カットの頻度まですべて解説!

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柴犬カットとは、毛の長い犬種などを柴犬のようにカットする手法です。ポメラニアンやトイプードルなどで柴犬カットをする方が増えてきています。ここではポメラニアンを例にして、自宅でカットする方法や注意点、カットの頻度について取り上げます。

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ポメラニアンのカットは慎重に

これは切りすぎ?

Eric Isselee/shutterstock.com

ポメラニアンは被毛の量が多い犬種となっています。そのため、カットの方法によってはイメージしていた雰囲気から大きくかけ離れてしまう可能性があります。こんなカットになるはずではなかったのにというかわいそうな結果にならないよう、慎重に取り組みましょう。

例えば、ポメラニアンの毛を短く切ってしまいますと、固い毛であるオーバーコートが先に生えてきてしまい、アンダーコートという柔らかい毛は次の生え変わる時期まで伸びてこなくなってしまいます。そうなると見た感じに影響を与えます。慎重にカットするようにしましょう。

小犬のカットはいつ頃から行えるのでしょうか。ワクチンプログラムが終わった2週間~1か月後位になると、体力や免疫力がつき始めるので、そのあたりからすることができるでしょう。それまではブラッシングなど、簡単なお手入れを続けることで、清潔に保ってあげることができます。

カットの後も気を付けよう

柴犬カットにした後も注意する必要があります。紫外線からのダメージの直撃にあわないように気を付けてあげましょう。犬の皮膚の薄い部分は、人間の皮膚の約5分の1の厚さしかないとも考えられています。

柴犬カットになった後は、それより前と比べて肌の露出度が増すでしょうから、通常であれば毛で守られていた部分が十分に守られなくなる可能性があります。そこで、日中に外出をするようなことがあれば紫外線対策をしてあげましょう。洋服を着せてあげることなどもできるかもしれません。

さらに、柴犬カットにすれば見た目は涼しくなりますが、実は肌に熱を直接感じるようになりますので、熱中症にかかりやすくなるおそれがあります。

それで柴犬カットにしたなら、特に外での散歩には注意が必要です。外での散歩ともなると、やはりアスファルトにたまってしまう熱に直にあたることになってしまうからです。

柴犬カットにしたなら、日が登りきらないような朝の時間帯や、日が完全に落ちた夜の時間帯など、熱気の影響を受けないような時間帯に散歩をするのが良いでしょう。室内であっても油断はなりません。直射日光が当たるような室内も避けるようにいたしましょう。

柴犬カットにしたことによって、風邪をひきやすくなるという恐れもあります。寒い時期であれば、その時期に毛が短くなってしまいますので、風邪を引きやすくなってしまうでしょう。

もちろん冬場だけではありません。夏場でも室内のクーラーが原因で、夏風邪を引いてしまう恐れがあるのです。

トリマーさんにお願いする場合

柴犬カットですが、少しの違いで雰囲気が変わってくるので、トリマーさんにお願いしておけば安心です。トリマーさんのカット次第で仕上がり方が変わるので、信頼できる犬の美容室に依頼するようにしましょう。

ポメラニアンにも顔立ちがあります。どの犬も同じ顔をしているというわけではありませんので、柴犬カットが似合うと思う場合もあれば、似合わないと思う場合もあります。個体差によって似合うカットが違います。

先ほどの俊介君を例に考えれば、俊介君の場合はやさしい顔立ちに大きい目ですので、柴犬カットになると愛らしいぬいぐるみのような感じに仕上がることになります。他方、目鼻立ちがはっきりとしたポメラニアンが柴犬カットになると、凛々しい感じに仕上がることがあります。

それで、信頼できる犬の美容室を見つけることができたなら、細かく具体的にオーダーを出すようにしましょう。例えば、柴犬カットの写真などをトリマーさんに見せて、こんな具合にお願いしますと伝えるなら、トリマーさんはイメージしやすいかもしれません。

毛の長さを前もって決めておいて伝えるようにしたり、バリカンは使わないでハサミのみでカットするよう、前もってお願いしたりしておけるかもしれません。

柴犬カットの費用ですが、これはペットサロンによって値段に多少の差があります。平均しますと、およそ5,000円から7,000円が一般的な料金と言えるでしょう。体全体の毛を整える必要あるため、労働力や技術を考えると普通より少し高めの費用になります。

大会での入賞経験があったり大会で優勝したりと、トリマーさんの腕によっては、先ほどの幅の中で高い方の料金になることでしょう。

一般的な話にはなりますが、柴犬カットの場合には、カット料金に加えてシャンプー料金も含まれた値段になっていることが多いので、その点は安心できます。

ポメラニアンのカットの頻度

ブラッシングをしてもらうポメラニアン

leungchopan/shutterstock.com

そもそもポメラニアンは、一定の毛の長さまでしか伸びない犬種です。そのため、基本的にはトリミングをする必要はないのですが、それでもトリミングをする場合は1か月ほどで毛がのびてきます。そのため頻度としては、月に1回程度カットするのが良いでしょう。

カットするかどうかに関わりなく、ポメラニアンには日々のブラッシングが必要となります。ポメラニアンはアンダーコートとオーバーコートのダブルコートですので、抜け毛が多く、毛玉になりやすいという特徴があるからです。

まとめ

ポメラニアン

Eric Isselee/shutterstock.com

柴犬カットとは、毛の長い犬種などを柴犬のようにカットする手法です。ポメラニアンやトイプードルなどで柴犬カットをする方が増えてきています。

ポメラニアンにとって、柴犬カットはポピュラーなカットスタイルです。柴犬カットにすると耳や顔が丸く見えて、ポメラニアンの可愛らしさが強調されます。

自宅で愛犬を自らの手でカットする時には、皮膚が露出するような短かさのカットはしないようにいたしましょう。プロのトリマーさんでも、極端に短いカットはおすすめしないことが多いようです。ポメラニアンの被毛は紫外線から肌を守ったり、体温を保ったりする重要な役割を持っています。

そのため、刈り込んだり短くしすぎたりすると、被毛の正常な機能が損なわれてしまいます。それにより皮膚への刺激が大きくなってしまい、様々な疾患を起こしてしまう恐れもあるのです。

例えば、本来のホルモンバランスを崩してしまい、脱毛症などの皮膚病にかかりやすくなってしまうかもしれません。

さらに、短くカットしてしまうと毛が生えにくくなってしまったり、毛質が変わったりする恐れもあります。毛の濃い部分と薄い部分がまだら模様になって、見た目が悪くなるリスクがあります。

柴犬カットにしたことによって、風邪をひきやすくなるという恐れもあります。寒い時期であれば、その時期に毛が短くなってしまいますので、風邪を引きやすくなってしまうでしょう。夏場でも、室内のクーラーが原因で夏風邪を引いてしまうことがあるのです。

柴犬カットですが、少しの違いで雰囲気が変わってくるので、トリマーさんにお願いしておけば安心です。トリマーさんにお願いする場合は、信頼できる犬の美容室を選んでお願いしましょう。

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