猫が飼い主の後ろに来るのはなぜ?猫の7つの心理を詳しく解説します!

猫が飼い主の後ろに来るのはなぜ?猫の7つの心理を詳しく解説します!

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猫はときどき「いったい何でこんな行動を取るのだろう?」と不思議に思う行動を取ることがあります。その不思議な猫の行動の中に「飼い主の後ろをやたらぴったりついて来ようとする」というものがあります。猫はなぜ飼い主の後ろに来ることがあるのでしょうか?猫が飼い主の後ろに来る心理を詳しくご紹介します。

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しつこいほどに猫がまとわり付いて来る時はどうしたらいい?

不安げな猫

Maistet/shutterstock.com

上記で取り上げたような理由で猫が後ろを付いて来る場合は、その猫の要求や気持ちをある程度満たしてあげれば、猫は後ろをついて回ることはしなくなります。

しかし、あの手この手を尽くしていろんな方法を試してみたのに「猫がずっと飼い主にまとわりついて離れようとしない」とか、「ちょっとでも飼い主がそばを離れると、大きな叫び声で鳴き続けたり暴れたりする」といったような場合は「分離不安症」になっている可能性も考えられます。

「分離不安症」とは何でしょうか。「分離不安」というのは「分かれたり離れたりすることで不安を感じる」ことを言います。こうした症状は、特に飼い主が長い時間留守がちであるとか、忙しくてほとんど構ってあげられずに猫がひとりきりの時間が多い場合に見られることがあります。

もっと遊んでもらいたいとか、もっと飼い主に構って欲しいなど、寂しさを感じていてそれがなかなか満たされない時に、分離不安症になる猫がいるようです。

猫の分離不安症に見られるおもな行動チェック

・飼い主に過剰にまとわりつき、しつこく後を付いて来る ・大声で鳴き続ける ・不安げにウロウロ歩き回り、落ち着きがない ・トイレを引っ掻き回す、ものを落としたり、破壊したりする行動に出る ・家具や柱、壁など至るところにマーキングやスプレーする ・異常にグルーミング行動を取る、またはそれによる脱毛の症状が見られる ・食欲が無く、元気がない ・下痢や嘔吐の症状が出る ・トイレの場所でないところで粗相をする

分離不安症の症状の一つに、飼い主に過剰にまとわりつき、しつこく後を付いて来ることも含まれています。常に飼い主の後を付いて回るという行動は、またどこかに行ってしまうのではないか、もっと自分に飼い主さんの関心を惹きたいという気持ちの表れなのかもしれませんね、

あまりに症状が悪化してしまうとものを破壊するとか、引っかいたり噛みついたりするといった「パニック発作」のような症状、食欲が無いとかトイレの粗相、異常なグルーミング行動や脱毛などの「抑うつ症状」も出てくることがあるようです。

猫は本来群れることを嫌い、ひとりで過ごすのが好きという自立心の強い性格を持つ動物です。しかし子猫の頃から家猫として育てられた猫の場合、そうした猫本来の性格や気質は持ち合わせていない場合がほとんどかもしれません。

猫は変化に敏感で、穏やかに過ごすことを好みますから、あまり変化があり過ぎる生活を送らせないように心がけましょう。「飼い主が家にいる時は過剰に愛情を示してくれるが、家にいない時間が多い」といった変化は、猫の不安を増長させてしまいます。

愛情を向けることは大切ですが日頃から適度な距離を保つことや、留守の時間を最初は数分から始めて少しづつ数時間に増やしていくなどして、離れる時間を徐々に伸ばしていくことも良い方法かもしれません。

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