ポメラニアンのふわふわな毛を保つには?ブラッシング方法とおすすめ商品をご紹介!

ポメラニアンのふわふわな毛を保つには?ブラッシング方法とおすすめ商品をご紹介!

update

ポメラニアンといわれてすぐ思い浮かぶの何といっても、あの触りたくなるモフモフとした可愛らしい被毛ですね!気になるのは、どのようにブラッシングしたらあのようなフワフワな毛になれるのか、そのフワフワを保てるのかという点です。今回はポメラニアンのフワフワの毛を保つ方法について見ていくことにしましょう!!

update

ポメラニアンのブラッシング方法

ブラッシングをするポメラニアン

mikumistock/shutterstock.com

ポメラニアンの場合には、軽いブラッシングだけだとオーバーコートだけしかブラッシングされません。アンダーコートの手入れにはならないので、むやみやたらにブラッシングをしても、表面は綺麗に見えたとしてもアンダーコートは毛玉だらけという状態になってしまう場合もあります。

毛玉ができてしまうとブラッシングの際に引っかかる事が多くなるので、ワンちゃんにとってブラッシングは不快で痛いものというイメージがついてしまい、シャンプーやブラッシングを嫌がるようになってしまいます。

結果として皮膚にも悪いですし、ますます毛玉ができてしまうという悪循環になっていきます。そうならない為には、ポメラニアンの被毛に合わせたブラッシングをしていく必要があります。

ポメラニアンのブラッシング方法の手順をご紹介します。あくまでも方法の一つであり、ご自身の愛犬に合った他の方法もあるかもしれませんので、工夫しながら行ってくださいね。

〇手順その1 いきなりブラシを使ってとかすのではなく、まずはコームで軽くとかしてあげましょう。毛玉がないか、引っかかりはないか丁寧に見ながらとかしてあげてください。最初からブラシでとかしてしまうと、引っかかった部分などが無理やり引っ張られてしまうので、毛も皮膚も傷んでしまいます。

コームで毛をかき分けながら、根元からとかしましょう。毛玉を見つけたらコームで引っ張るのではなく、指で軽く丁寧にほぐしましょう。根元を指で押さえながらコームで優しくとかすこともできるでしょう。

大切なのは、どれだけワンちゃんに負担や痛みを与えないようにするかです。強引に引っ張り無理に毛玉をとかそうとすると、私たちが髪の毛を引っ張られているようにかなり痛い思いをします。毛玉を取る際には、ワンちゃんが嫌がっていないか観察しながら行ないましょう。

ここであまりにも毛玉があってコームではとかしきれないようならば、ハサミを使って毛玉を切り取るようにしましょう。この場合には特に慎重さが必要です。地肌近くにある毛玉は非常に取りにくく、地肌を傷つけてしまう可能性もありますので、明るい場所で集中できるときに行ってあげてください。

飼い主さん自身では難しい場合にはためらわずにプロの方にお願いしましょう。トリマーの方なら上手に安全に取ってくれるはずです。

〇手順その2 コームで体全体をとかし終えたら、今度はスリッカーブラシ、ピンブラシを使ってブラッシングします。基本的には毛の流れに逆らわず、毛の流れに沿って行ないましょう。抜け毛やフケなどを取り除き、ほつれがないかを注意深く見ながら丁寧に行っていきます。

ここで重要な点は、毛の根元までブラッシングするという事です。先ほども触れましたが、軽いブラッシングだけでブラッシングをしたつもりになっていると、毛の奥までお手入れが行き届かないということもあります。

1回だけでブラッシングを済まそうとするのではなく、毛先の数センチくらいから徐々に始めて、何回かに分けて根元に届くようにすると、体全体をブラッシングした感じになったと言えるでしょう。

毛の引っ掛かりがなくなるまでブラッシングしましょう。スリッカーブラシ、ピンブラシを使っても引っ掛かりが取れない場合には、手順その1に戻ってコームで引っ掛かりのある場所を丁寧にほぐしていきます。

こうしたブラッシングは、まずは嫌がらない背中から始めるといいかもしれません。ワンちゃんがブラッシングをされた時にあまり嫌がらない場所の順番は、1.背中、2.体側面、3.首や胸、4.お腹、5.頭部、6.足先、7.顔や耳の順番です。

これも個体差がありますので、中には顔のブラッシングが大好きだ!というワンちゃんもいるかもしれません。ワンちゃんの好きな部位から始めてあげると、素直にブラッシングさせてくれることでしょう。

ポメラニアンは特に毛の量が多い為、ブラッシングしにくく毛玉ができやすくなります。ポメラニアンの毛玉ができやすい所を飼い主さんが把握しておくならば、もし時間があまりなくても、とりあえずこの場所だけ!と集中してブラッシングする事ができます。

毛玉になりやすい場所は耳の付け根付近、脇の下、内股、お尻周り、しっぽの生え際などです。こうした部位は集中的にブラッシングをしてあげてください。毎回してあげていても毛玉ができるという場所ですから注意しましょう。

このようなブラッシングは、ポメラニアンの場合は最低でも1日に1回、換毛期であれば1日に数回行ってあげる必要があるでしょう。

次にこのようなブラッシングがワンちゃんに与える影響について考えます。

ブラッシングによる効果

飼い主にブラッシングをしてもらうポメラニアン

pattarawat/shutterstock.com

このようなブラッシングは美しくフワフワの被毛を保つ為に重要なものですが、他にもさまざまな効果があります。

例えば、皮膚の新陳代謝という細胞の活動によって、古い皮膚から新しい皮膚へと入れ替わるように促す事ができます。ブラッシングにはマッサージの効果があり、血行促進につながっていきます。また、筋肉のコリなどをほぐすこともできますので、結果的に免疫力をアップさせ健康体になります。

普通であれば気持ちいいはずのブラッシングを嫌がる場合、体になにかしらの異変が起こっている可能性があります。皮膚に炎症が起きていたり、できものができていたり、又は何かしらの病気にかかっていたりする場合があります。

普段からブラッシングをすることで、普段は痛がらない場所や嫌がらない場所を痛がるようなら、病気や怪我などを早期に発見することができます。ブラッシングは健康状態のチェックにもなるわけです。

他にも良い効果として、直接飼い主さんと触れ合う事ができる貴重な時間となります。そうしたスキンシップやコミュニケーションは、ワンちゃんにとって構ってもらっているという満足感や飼い主さんへの信頼にもつながっていきます。

ブラッシングには毛並みを綺麗にするだけでなく、このような様々な良い影響をもたらしてくれる事が分かりましたね。もしお手入れを怠ってしまうならワンちゃんの健康を害してしまう恐れもありますので、ブラッシングは定期的にするようにしましょう。

まとめ

ポメラニアンのブラッシングの仕方、ブラシの使い方などを学ぶ事ができました。長毛で被毛の多い犬種ですが、正しくブラッシングをするなら、触って気持ちのいいあのフワフワ感を保つ事ができますので、丁寧に毎日行って可愛がってあげてくださいね!

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板