猫が立つのはどうして?猫が立つ6つの理由を紹介します!

猫が立つのはどうして?猫が立つ6つの理由を紹介します!

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猫が立つ姿を見たことがありませんか?立つ猫を見るとユニークに感じてしまいますよね。それにしてもどんな理由で猫は立つのでしょうか?この記事では、猫が立つ理由として考えられるものを6つご紹介したいと思います。

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猫が立つことに関して生じる疑問

向かい合って立っている二匹の猫

Andrey_Kuzmin/shutterstock.com

猫は4本足で立つのが普通なため、2本足で立つことは大丈夫なのだろうか?と疑問に思う方もいることでしょう。

猫ってそもそも立っても大丈夫なの?

猫の後ろ足の筋肉は非常に発達しているので猫にとって立つことはそれほど無理なことではありません。後ろ足の筋肉を最大限に活用してかなり高いジャンプをすることさえできるほどです。ですから、猫が後ろ足2本で立つことは猫にとってそれほど難しいことでも負担になることでもありません。

さらに猫はバランス感覚にも優れています。三半規管が発達しているため、フラフラすることなくしっかりと立つことができます。高いところでも軽くジャンプしたり、高いところから落ちても上手に着地したりできるのは三半規管が発達していてバランス感覚がいいからです。そのため猫は2本足で立つだけでなく、そのままの姿勢で前進することさえできます。

理由があって猫が立つ分には何の問題もないのでそっとしておいて大丈夫です。写真やビデオに収めて後で見て楽しむこともできるでしょう。

ただし、てんかんが原因で立っている場合は注意が必要です。てんかんは脳内神経の異常によって起こる発作で、体のコントロールができなくなってしまう病気です。てんかんによる痙攣で立っている場合は動物病院で診察してもらう必要があります。

猫がてんかんによって立っている時は少し距離を取って様子を動画に収めるようにしましょう。近寄り過ぎると無意識に攻撃されることがあるので注意が必要です。周りに猫にとって危険なものがないかどうかも確かめてください。猫が発作を起こしたときはとにかく落ち着くことが大切です。発作が収まったら動物病院に連れて行って獣医さんに動画を見せてください。

立つ猫はかわいいが無理矢理立たせても大丈夫?

立つ猫の写真や動画を撮りたいと思うかもしれませんが、撮影目的だけのために猫を無理矢理立たせるのはやめてください。運動能力に優れていて後ろ足の筋肉が発達しているとはいえ、無理矢理長時間立たされていると猫も疲れてしまいます。4本足で生活するのが普通の猫にとって、無理矢理2本足で立たせることは少なからず負担になる可能性があります。

立つことによる負担よりも、猫にとってストレスになることのほうがよくありません。嫌なことを強要すると猫はストレスを感じてしまいますから、無理矢理立たせるのはやめましょう。撮影をしたい場合は猫が自然な形で立つように仕向けて、立つまで根気強く待つようにしましょう。あくまでも猫のペースで行うことによって猫にとって負担にならないようにできます。

愛猫に立ってほしいがためにおやつを与え過ぎることにも気を付けてください。立てばおやつがもらえると認識するずる賢い子もいます。おやつを与え過ぎると肝心の食事が食べられなくなって栄養が偏るようになります。それにおやつばかり食べていると肥満になる子もいます。肥満は万病のもとなので体重管理に注意しなければなりません。

我が家の猫は立たないけれど何か問題はあるの?

立つ猫の写真を見るとかわいいですが、「そういえば我が家の猫は立たないな~」という飼い主さんもいることでしょう。猫は4本足で生活する動物ですから、立たないからと言って問題があるわけではありません。立つような機会がなく、何不自由なく生活しているのでしょう。ですから先ほども述べたように、立たないからと言って無理矢理立たせる必要はありません。

ただし、立たない理由が体の痛みによるのであれば問題です。関節炎を起こしているのかもしれません。立つと痛いので我慢している場合もあります。足を引きずるなど歩き方に異常を感じたならすぐに動物病院に連れて行きましょう。特にシニア猫になると関節への負担が大きくなり、痛みを感じるようになります。できるだけ早く解決して快適に過ごせるようにしたいですね。

肥満が原因で上手に立てない場合もあります。前述の通り肥満は万病のもとですし、足腰に負担を与えることにもなるので、体重管理は意識的に行うようにしましょう。完全室内飼育をしていると運動不足やご飯の食べ過ぎが原因で肥満になりやすいので注意が必要です。また、去勢・避妊手術をした猫も太りやすくなるので体重管理をするようにしましょう。

立つ猫の写真を撮ってみよう

猫の写真を撮ろうとしている女性

goodluz/shutterstock.com

何かの理由があって立っているとはいえ、観察している側としては思わず笑ってしまうような面白い姿ですよね。立つ猫の姿をSNSで公開している飼い主さんもいて、それを見る私たちも楽しませてもらっています。愛猫が立っているのを見たことがあるという飼い主さんがいたら、ぜひその瞬間を写真に収めてみてください。

猫が立っている理由にもよりますが、できればそっとしておいてほしいことがあるので、その場合は邪魔をしないようにしましょう。遠くから写真が撮れればいいですが、そうでなければ別の瞬間を待ちましょう。一緒に遊んでいるときは絶好の機会かもしれません。無理矢理ではなく自然な形で最高の一枚が撮れるといいですね。

まとめ

猫が立つ理由を6つにまとめることができましたが、いかがでしたか?今度愛猫が立っているのを見かけたら、どの理由があてはまるのか観察してみてください。理由によってはシャッターチャンスになることもありますよ。かわいい、または面白い写真が撮れたらみんなで見て楽しむことができますね。

猫が立っている理由には、関節の痛みや肥満が原因で猫が立つことができない、またはてんかんの発作が原因の場合もあります。愛猫の様子を普段から観察して、異常があったらすぐに動物病院に連れて行けるようにしましょう。

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