犬もオナラをすることがある?オナラの原因と改善策を紹介!

犬もオナラをすることがある?オナラの原因と改善策を紹介!

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犬でもオナラをするって知っていましたか?オナラが人間の健康状態を示すものでもあるように、犬の健康状態を示すものでもあります。これから、犬のオナラと健康との関係について考えてみます。犬がオナラをする原因が分かれば、トラブルに事前に対処することもできますよ。

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犬もオナラをすることがあるの?

オナラをした?

WilleeCole Photography/shutterstock.com

犬でもオナラをするって知っていましたか?人間の感覚でオナラは「恥ずかしいもの」と考えている人も多いでしょう。生理現象ではあるものの、積極的に話題として取り上げたいものではないですよね。

しかし、犬のオナラが健康状態を表すって知っていましたか?オナラはその人の健康を測ることが出来るものです。オナラが人間の健康状態を示すものでもあるように、犬の健康状態を示すものでもあります。

犬のオナラを聞いたことがありますか?犬のオナラがどんなものかを知っておくなら、愛犬の異変に素早く気付いてあげることが出来るでしょう。

これから、犬のオナラと健康との関係について考えてみます。犬がオナラをする原因が分かれば、トラブルに事前に対処することもできますよ。

犬のオナラって?

犬のオナラってどんなものなのでしょうか?基本的には人間と同じ仕組みでオナラが出るようになっています。オナラとはおしりから出てくるおなかに溜まっていたガスの事です。

犬のオナラは人間と同様、臭かったり、音がでたり、音もなく出たりと様々です。オナラが出ること自体はおかしなことではないので、愛犬がオナラをした場面に遭遇したからと言って心配する必要はありません。

ただし、オナラは犬の健康状態を表わすものです。犬のオナラに変化があるなら、健康状態や習慣に変化があったと考えると良いでしょう。

犬のオナラには原因がある

人間のオナラと同様、犬のオナラにも原因があります。

おなかにはどのようにしてガスが溜まるのでしょうか?大きく分けると2つの方法によっておなかにガスが溜まります。1つは口から空気をおなかに吸い込む方法です。もう1つはおなかの中でガスが発生することによって溜まります。

どちらも基本的には自然なものなので、口から空気を吸い込んだり、おなかの中でガスが発生したりしても不安に感じる必要はないでしょう。

ただ、中には犬の健康状態が悪化したことが原因でガスがより多く溜まることがあります。ですから、犬のオナラがいつもと違っているなら、それは何か異常事態が起きているのかもしれないのです。

犬のオナラで異常を発見できる

いつもの愛犬のオナラについて知っておくようにしましょう。頻度やニオイなどには敏感であってください。オナラの回数が増えたり、ニオイがきつくなったりしたなら、犬の健康状態を疑ってみましょう。犬のオナラに変化が生じる場合、病気などが関わっているかもしれないからです。

これから、犬のオナラの原因をいくつかご紹介したいと思います。それぞれの原因に応じた改善策がありますから、原因を見極めて対処してくださいね。

犬のオナラの原因①:パンティング

犬のパンティング

Eric Isselee/shutterstock.com

犬のオナラの原因として、まずはパンティングが挙げられます。パンティング自体は特に問題のないものですが、犬のオナラの回数が増えてしまうなら、パンティングが過剰になっていないか観察してみる必要があるでしょう。

パンティングとは?

パンティングとは、犬が口を開けてハアハアと呼吸をする行為を指します。犬は汗腺が非常に少ないので、パンティングをすることによって体温調節を行っているのです。

パンティングは口呼吸ですから、パンティングをしているとどうしても空気をおなかに吸い込みやすくなってしまうのです。

犬にとってパンティングは正常な機能です。犬がパンティングをしているからと言って特に心配する必要はありません。また、パンティングによって多少はおなかに空気が入ってしまうものなので、それがオナラとして出ても問題はありません。

ただ、オナラの回数が増えているなら、パンティングの頻度を観察してみると良いでしょう。愛犬が絶えずパンティングしているなら、それが原因でオナラの回数が増えている可能性があります。

改善策

犬が絶えずパンティングしてしまうのは、どうしてでしょうか?いくつかの原因が考えられます。

一つには、体温が高いことが挙げられるでしょう。夏場などでは直射日光が当たっていないとしても犬の体温が上昇してしまうものです。体温を調整するためにパンティングをずっと行わなくてはいけないのです。

体温を下げてあげるならパンティングは収まるはずです。風通しのいい涼しい場所に移動させてあげましょう。室内で飼育しているのであれば、クーラーなどで室温を調整してあげるのも良いですね。

心臓や鼻にトラブルを抱えていることが原因でパンティングが多くなることもあります。病気を治療することで収まりますので、病院に連れていくと良いでしょう。

犬のオナラの原因②:早食い

ガツガツ食べる犬

AVAVA/shutterstock.com

犬はもともと早食いですが、犬の性格によっては更に早食いしてしまう子もいるようです。早食いしてしまう犬はオナラの回数も多いようです。どうしてそう言えるのでしょうか?

早食いとオナラの関係

早食いの犬はオナラの回数も多い傾向にあります。それは、早食いの際にごはんだけでなく、空気を一緒におなかに入れてしまうからです。

人間でも同様です。ガツガツと早食いすると、その後にゲップが出てしまうことがありませんか?またそんな場面を見たことがあるのではないでしょうか?

これは、急いで食べようとするあまり、食べ物だけでなく空気も一緒に飲み込んでしまっていることが原因です。溜まった空気が口から出た場合はゲップになりますが、おしりから出た場合はオナラになります。

犬も早食いする傾向があるので、どうしても空気を飲み込んでしまいオナラの回数が増えてしまうのです。

犬が早食いするのは習性です。犬はもともと野生動物として獲物を捕らえて生活していました。

仕留めた獲物を素早く食べてしまわないなら、獲物を横取りされる可能性があります。また食事中は非常に無防備な姿を晒すことになりますので、自分の命も危険を守るためにも、食事はなるべく早く済まさないといけないのです。

もともと早食いの犬たちの中でも、それぞれ特徴や性格が異なっています。食欲が非常に旺盛な子もいれば、口が大きくて丸のみ出来てしまう子もいます。そんな子たちは空気を飲み込む量も多くなってしまい、オナラの増加につながるのです。

早食い防止策

どうすれば早食いを防止することができるでしょうか?しつけによって早食いを修正することは非常に難しいですから、物理的に早食い出来なくすることがおすすめです。

フードボウルに1度に入れるドッグフードの量を少なくしてみてください。無くなったら追加する方法で、少量ずつ与えてみましょう。手間がかかりますが、愛犬の早食いを防止することはできます。

他にも、フードボウル自体を変更する方法もあります。

フードボウルの種類はたくさんありますが、中には、早食い防止のフードボウルがあります。比較的浅いボウルにやわらかい突起がいくつも付いているものです。それらの突起があるため食べづらくなり、必然的に早食いが防止されるのです。

過度な早食いは愛犬に良い影響をもたらさないので、気になるのでしたら早食い防止を行なってみてもいいのではないでしょうか?

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