猫を捕まえるときは洗濯ネットを使うと便利?洗濯ネットを使うメリットを解説!

猫を捕まえるときは洗濯ネットを使うと便利?洗濯ネットを使うメリットを解説!

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愛猫を病院に連れて行くときや愛猫のケアをするときなど、猫を捕まえないといけない場面は多々あります。しかし捕まえようとしても暴れてすぐに逃げ出してしまうため、多くの飼い主さんが頭を悩ませているようです。そこでこの記事では、洗濯ネットを使った猫の捕まえ方を紹介したいと思います。

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猫と洗濯ネット

洗濯ネットを手に持っている人

BonNontawat/shutterstock.com

猫を捕まえるのに洗濯ネットを使うのは意外かもしれませんが、インターネットで調べてみるとかなりの人がオススメしていることが分ります。猫を捕まえるのに洗濯ネットを使うにはどんなメリットがあるのでしょうか?洗濯ネットに入れる方法や注意点なども解説しますね。

洗濯ネットは獣医師さんも使う便利アイテム

驚くかもしれませんが、獣医師さんたちも猫を捕まえるのに洗濯ネットを使うことがあるようです。動物病院に愛猫を預けていたら、洗濯ネットに入れられたのでびっくりしたという飼い主のコメントを聞くことがあります。中には批判的な意見を述べる人もいるようですが、獣医師さんたちが洗濯ネットを使うには理由があります。

猫は普段室内飼育をされていて、犬のように散歩の必要がないので外出する機会は極めて少ないのが現状です。家の中でゆっくりと過ごしているので、いざ外出するとなるとパニックになる子が多いようです。動物病院に連れてこられる猫も、普段は家でおとなしい子でも場所が違うのでパニックになって暴れることがあります。

洗濯ネットに入れるのは猫自身の保護のためでもあるそうです。柵の中に入れると、怖がって柵をかじって口の中をケガしてしまう子もいます。また柵の中で暴れまわれば体を打ちつけてしまうこともあります。しかし柔らかい洗濯ネットであれば噛んでも暴れても猫を傷つけることはありません。

さらに脱走防止のためにも洗濯ネットは活躍します。洗濯ネットの中に入っていれば自由に動き回ることはできません。治療の際に動きを制限することによって作業しやすくなりますし、パニックになって逃げだしてしまうことも避けることができます。入院中の事故防止の意味でも、洗濯ネットは獣医師さんたちの間で使用されているアイテムになっています。

洗濯ネットを使うことにはメリットがいっぱい

獣医師さんたちが使用するくらいですから、洗濯ネットにはメリットがいっぱいあります。猫は狭くて動きが制限される場所に安心感を抱くことがあります。洗濯ネットの中に入っていると落ち着くという猫も多いようです。普段から洗濯ネットで遊ぶことのある猫は尚更です。

また洗濯ネットの素材と猫は相性がいいとも言われています。安心感を与えるので自ら好んで洗濯ネットの中に入る猫もいます。洗濯ネットは外の様子も見えるので猫にとっても不安を与えるようなものではないのでしょう。洗濯ネットに入った猫を見るとかわいそうだと感じる人もいるようですが、猫はそれほど嫌がっているわけではありません。

さらに、災害時などのパニックになりやすい状況では、洗濯ネットに入れておくことにより脱走防止になります。災害時はパニックで暴れだしたり凶暴化したりする猫もいます。脱走してしまうとニ度と戻ってこなくなるかもしれませんし、逃げた先で生き延びることは難しい場合もあります。愛猫を安心できる状態で確保しておくのに洗濯ネットは大活躍します。

前述の通り、暴れた時にケガをしないためにも洗濯ネットは理想的なアイテムです。外出先ではパニックなどが原因で気分が高まることがあるでしょう。猫が安全に落ち着いて過ごせるように洗濯ネットを使うことをすすめている飼い主もたくさんいます。

加えて、洗濯ネットを使うと爪切りがしやすくなるというメリットもあります。洗濯ネットの中でリラックスしている時にサッと爪を切ることができます。目の粗いネットを使って、猫が爪を出した瞬間に切ってしまうようにしましょう。

洗濯ネットに入れておくとシャンプーの時に泡立ちが良くなるという飼い主もいます。水が嫌いな猫が多いので、暴れてケガをしないように予防することもできますね。また獣医さんにとっても洗濯ネットに入れておくと注射がしやすいなどのメリットがありますよ。

猫を洗濯ネットに入れる方法

普段から洗濯ネットで遊ぶことのある猫は、簡単に入れることができるでしょう。しかし中には洗濯ネットの中に入りたがらない子もいます。その場合はおやつやおもちゃを使ってみてください。おやつやおもちゃに釣られて洗濯ネットに入ったらファスナーを閉めます。慌てずに、洗濯ネットの中に完全に入ってからファスナーを閉めるようにしましょう。

別の方法としては、毛布にくるんでから洗濯ネットに入れるというものです。毛布にくるまれると落ち着く猫もいます。落ち着いておとなしくなったところで、そのまま洗濯ネットの中に入れます。それから毛布を取り出してファスナーを閉めるだけです。

動物病院に連れて行くのであれば、キャリーバッグに洗濯ネットをセットしてその中に入れる方法がオススメです。そのまま楽に移動することができますし、動物病院に付いたら洗濯ネットの中に入っているので獣医師さんも楽に診療することができます。キャリーバッグに抵抗のない子でしたらぜひ試してみてください。これがうまくいけば猫を捕まえるのに一苦労することはないでしょう。

家に迎えたばかりで警戒心が非常に強い猫の場合は、簡単に捕まえることはできないでしょう。その場合は虫取りの網などを使うことができます。サッと捕まえて洗濯ネットの中に入れます。猫の体を傷つけず、飼い主のケガも防止できるのでいい方法だと言えるでしょう。

洗濯ネットを使うときの注意点

洗濯ネットは便利なアイテムではありますが、やはりなかなか入ってくれない猫もいるので注意が必要です。洗濯ネットに入れられると動物病院に連れて行かれると学習しているのでしょう。洗濯ネットを見るだけで逃げ出してしまう子もいます。洗濯ネット=嫌なことと結びつかないように工夫することが注意点になります。

できれば普段から洗濯ネットに慣れることができるようにしましょう。例えば洗濯ネットを使って遊ぶ習慣があれば、洗濯ネットに入れられることに抵抗を感じることはないでしょう。

洗濯ネットを選ぶときは猫が入る十分な大きさのものを選びましょう。また、目が大きめで中が見えるものが好ましいです。猫としても外がちゃんと見えたほうが安心でしょう。

また、洗濯ネットに入れて移動するときは扱いに注意しましょう。高いところから落としてしまうと猫は洗濯ネットの中で身動きがうまく取れずに、着地に失敗してケガをしてしまう可能性があります。必要以上に洗濯ネットの中に入れておくことがないようにしましょう。

まとめ

猫の捕まえ方や洗濯ネットを使うと便利なことについて説明することができましたがいかがでしたか?

動物病院でも使われていると聞いてビックリしたかもしれませんね。猫を捕まえなければならないシチュエーションが来た時に、洗濯ネットを使ってスムーズに行なえるといいですね。

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