愛犬の甘えん坊診断をしてみよう！犬が飼い主に甘えているときにする仕草とは

犬を甘やかしすぎることのデメリットとは？

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愛犬の可愛い仕草をみるとつい甘やかしすぎてしまいがちになりますが、それにはデメリットもあるので注意が必要です。

次のようなデメリットが挙げられます。

分離不安になってしまう

犬を甘やかし過ぎてしまうと、分離不安という症状があらわれることがあります。分離不安とは、犬が飼い主さんと離れて1匹だけになったとき、恐怖を感じたり、不安が募ってパニック状態に陥ってしまうことです。

何時間も激しく鳴き続けたり、家の中で暴れ回る、色々な場所に粗相をしてしまう、自傷行為などの症状を引き起こします。症状がさらに悪化すると家を壊したり、声が枯れるまで鳴き続けるなどの状態も見られることがあります。

神経質な性格になってしまう

溺愛しすぎて甘やかしてしまうと、神経質になってしまうことがあります。また、愛犬が快適な環境で過ごせるように溺愛すぎることにも注意が必要です。

不安やストレスの仕草かも？！

愛犬が甘えている仕草をしていると思ったら、実は不安やストレスの心理状態であるということもあります。

たとえば上記で挙げた、甘えている仕草の中には、顔や口を舐めてくることや前足を乗せる仕草などがありましたが、不安やストレス、やきもちなどの気持ちからそのような仕草をするときもあります。

愛犬が不安やストレスを感じていないか、様子をよく観察するようにしましょう。

愛犬が急に甘えん坊になってきたら要注意！！病気の疑いがあるかも？

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少し前まではあまり甘えてくることはなかったのに、ここ最近やたらと愛犬が甘えてくるという場合は、注意が必要です。

年齢とともに甘えん坊になりやすいと言われていますが、急に甘えてくるようになったなら病気が原因で甘えている可能性があります。では、急に甘えん坊になったように見える原因となる病気には何が挙げられるのでしょうか？

ヘルニア

ヘルニアとは、体のある一部の組織が、本来あるはずの正しい場所からずれてしまった病気です。痛みが伴うため、犬は身体に違和感を感じ不安な状態になってしまいます。

特に犬の場合、椎間板ヘルニアになりやすい傾向にあります。椎間板ヘルニアは、足腰に影響が出る病気なので、最初は抱っこされることを嫌がったり、後ろ足を引きずって歩くような症状があらわれます。

そのため、ヘルニアが発症するとその不安な気持ちから、飼い主さんに寄り添うことが多くなります。また、痛さから”クーン、クーン”と普段は鳴かないような声を頻繫に出すため、甘えているのではないか？と勘違いしてしまうことがあります。

てんかん

てんかんは、脳の神経の病気です。異常な興奮状態が脳内で生じることで正常な命令をだすことができなくなってしまい、身体が痙攣したり、泡を吹くなどの症状を招きます。

てんかんの症状が生じる前には、その前兆を感じ取るため、不安や違和感を抱き、飼い主さんに甘えるような態度をしてくることがあるようです。

愛犬が急に甘えてきたと思ったら、身体が痙攣し始める、または意識を失ってしまうといった症状があらわれるなら、てんかんの可能性が高いので、すぐに動物病院を受診されることをおすすめします。

認知症

愛犬が高齢になってから甘えてくるようになったのであれば、認知症の疑いがあります。認知症は、ある日突然、夜鳴きをするようになったというケースで始まることが多いと言われています。

そのため、”今まではひとりで寝ることができたのに、どうして急に甘えん坊になってしまったんだろう・・”と戸惑ってしまう飼い主さんも少なくありません。認知症の前兆の疑いがありますので気を付けましょう。

また、認知症の症状には、以前よりもぼっとしている時間が増えた、ずっと同じ場所を歩きまわっている、狂ったように吠え出すなどの症状も見られます。

もしこれらの症状が複数でているなら、かかりつけの獣医師さんに相談してみましょう。