【最新版】猫が顔に手を伸ばしてくるのは何故?理由や対処方法を詳しく解説

【最新版】猫が顔に手を伸ばしてくるのは何故?理由や対処方法を詳しく解説

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不意に猫が顔に手を伸ばしてきたという経験をしたことはありませんか?なぜ猫はそのように顔に手を伸ばしてくるのでしょうか?今回はその理由のいくつかを考えてみたいと思います。また猫が顔に手を伸ばしてきた時の対処法を解説したいと思います。

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目線以外からも分かる猫の気持ち

イカ耳になっている猫

Real Moment/shutterstock.com

目線以外にも耳、しっぽ、体勢によっても猫の感情を知ることができます。

1.耳

耳が横にピンッと張っていて外に寝たような耳をイカ耳、または飛行機耳と言いますが、こうした耳の時には何かに興味津々で集中している状況です。

興味のある音や苦手な音が聴こえてくると、このような耳になります。そして、目線も一緒に注意してみてあげると、猫の興味のあるものが何なのか把握することができるでしょう。

また、警戒している時や不安な気持ちの時にもイカ耳になります。周りの環境や自分の今いる状態を確認している時です。このような時には、ヒゲが前のめりになっていたり、頭を左右にゆっくり動かしていたりという動作も見受けられますので、観察してみてください。こうした時に、むやみに触ろうとすると威嚇されてしまいますから注意しましょう。

さらに、イライラしていたり、不愉快であったり、不満がある場合にもイカ耳になります。おやつやごはんが貰えていない、おもちゃで飼い主さんが遊んでくれない、触られたくない、一人でいたい、音がうるさいなど不満がある場合に表われます。

このイカ耳と同時に飼い主さんの顔を触るという場合には、何かの欲求を訴えていることですから、猫にとって何が不満なのかを汲み取って早めに解決してあげる事で、猫との絆も強まるでしょう。

しかし、不満を抱いているからといって何でも要求を叶えてあげているとワガママになっていき、飼い主さんが構ってくれないと不満を感じるようになるので、バランスが必要となります。

また、怒っている時にもイカ耳になることがあります。その場合目にも注目してください。瞳孔が狭くなり、口角が後ろに引かれて歯が剥き出しとなり、ヒゲも側方に引き寄せられているならそれは怒っている証拠です。背中を弓なりにして毛を逆立てていたら、攻撃の準備ですからそっと離れましょう。

加えて、恐怖を感じていたり、相手への服従の気持ちもイカ耳には表われます。瞳孔が大きく開いて、耳を頭にくっつける仕方のイカ耳は恐怖を感じているときです。姿勢もなるべく小さく見せて、相手を挑発しないよううずくまり、目線も反らしているはずですから、このような体勢になっていたら、そっとしておいてあげましょう。

耳があちらこちらの方向に動く時もあります。この時の感情としては、興味はあるけども少し不安に感じている気持ちの表われです。何かの音は聞こえるけど、どこから聞こえてくるのか分からない、何の音か分からないという時は情報収集する為、聴覚を研ぎ澄まして集中しています。目線もあちこちに向いている場合があります。

耳がイカ耳とは違い自然な形で横を向いている時には、リラックスしていて穏やかな気持ちでいる時です。飼い主さんに撫でてもらっていたり、日向ぼっこしていたり、コタツに入ってお昼寝していたりと、猫が本当に安心してくつろいでいる力の抜けた状態を表しています。少しでもこうした姿を見れるようにしたいですね。

2.しっぽ

しっぽに関してはどうでしょうか?ピンと上がっている時は、機嫌が良いというサインです。しっぽを立てたまま振るわせていたならば、嬉しいと思っている証拠です。またピンと立てたしっぽの上部だけを曲げていたら、遊んで欲しいという欲求です。

ピンと立っているしっぽを見たら、ポジティブなサインと受け取ってください。また、安心している時やリラックスしている時などは自然にしっぽが垂れている状態になります。

不愉快な時には、猫のしっぽが大きく膨らんでいたり、床にしっぽを激しく叩きつけたり振ったりします。イライラしていたり怒っている場合に見られる行動です。

他にも警戒している時にはしっぽを体に巻きつけたりすることがあります。怯えている時には、しっぽを足の間に隠すような行動も取ります。このようなネガティブなサインを見逃さず、何に怖がっているのか不安なのかを感じ取ってあげてください。

3.体勢

次に、体勢についてです。見知らぬ人の気配を察知した時には、すぐに逃げ出せるように腰を低くして緊張体勢になります。また、頭を下げて様子を覗い音がよく聞こえるように耳をピンッと立てます。目線も気配のする方向をずっと睨み反らしません。

相手が姿を現した時に知らない人だった場合、相手に対してどのように対応したらいいのか様子を伺う為、そのまま低い体勢を取り続けます。

緊張感が全身に表われ判断が出来るまではあまり動きません。相手がいざ攻撃に出そうだと判断した場合には、背中を丸めて横を向きながらこっちも攻撃に出るぞ!という体勢で威嚇します。

それとは逆に、相手が攻撃して来ないだろうと判断した場合には目を反らして「こちらも戦う気持ちはありませんよ」という意思表示をします。

まとめ

猫が飼い主さんの顔に触る理由が分かりましたね。また、どのように猫の気持ちを理解してあげることができるのかも知ることができましたから、参考にしながら、猫と絆をさらに深めていってくださいね。

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