柴犬が笑顔になるのはどんな時?表情やしぐさから分かる柴犬の気持ちを紹介!

柴犬が笑顔になるのはどんな時?表情やしぐさから分かる柴犬の気持ちを紹介!

update

ときどき柴犬が笑ったような表情になるのを見たことがありますか?どのような瞬間に柴犬は笑うのでしょうか、また顔のパーツから犬のどんな気持ちを読み取ることができるでしょうか。柴犬の気持ちがもっと理解できたらいいですよね。この記事では、柴犬の見せる表情やしぐさについて解説します。

update

柴犬の気持ちの表し方

柴犬

TOM KAROLA/shutterstock.com

柴犬に限らず、犬は言葉で自分の気持ちを知らせることができない代わりに、全身を使って自分の気持ちを伝えようとします。特にしっぽの振り方を見ると犬の感情がよく分かります。例えば、飼い主が帰ってきた時には、しっぽを左右に大きく振って「うれしい」という気持ちを表します。

しかし、犬はしっぽのみで気持ちを表すのではありません。顔や耳も使っても自分の気持ちを表現します。そのため、飼い犬が笑ったように感じたとしても、それは気のせいではありません。愛犬の笑顔が見られたら、飼い主にとってとてもうれしい瞬間です。

柴犬はどのように表情をつくる?

人間は「表情筋」という筋肉で顔の表情をつくっています。この表情筋によって、目や口・頬などの顔のパーツを動かし、「楽しい」や「悲しい」といった細かな感情を表現することができます。

柴犬も人間と同じ哺乳類なので、同じように「表情筋」を使って顔の表情をつくることができるといわれています。このことからすれば、犬も笑顔を見せられるといっても過言ではないでしょう。

犬の表情は顔のどのパーツで読み取る?

笑った表情をしている柴犬

Seregraff/shutterstock.com

犬が感情を表現するために使うのは目・耳・そして口元です。これは、柴犬に限らずにすべての犬に共通します。ここからは、それぞれのパーツがどんな気持ちを表わしているかをご紹介します。

犬は目の大きさを変えることで気持ちを表します。興奮したり、集中している時は瞳孔をかなり大きく開きます。一方、落ち着いている時は目が小さくなります。

基本的に、犬は視線を合わせられるのが苦手な動物です。そのため、不安を感じている時や落ち込んでいる時は、相手を攻撃する意思がないことを知らせるために、視線をそらすといわれています。まばたきの回数が異常に多い時は、緊張していることが多いので、注意してあげてください。

犬は耳の傾きや方向で感情を表します。例えば、耳を上に立てていて顔が不安げで落ち着かない様子なら、周囲を警戒している可能性があります。逆に、耳が上に立っていても落ち着いた表情をしているなら、周りに何か好奇心をそそるものがあり、それに気を取られているのかもしれません。この場合は、近づいてもあまり危険はありません。

もし耳を前に傾けているなら、相手を威嚇していることや怒っていることを表しています。周囲に他の犬がいた場合は、トラブルの原因になるので注意してください。反対に、とてもくつろいでいる時や楽しい時、飼い主に甘えたい時などには耳を後ろに傾けます。

特に柴犬は耳の表情が豊かです。犬の気持ちは耳からけっこう分かるので、仕草をしっかり観察すると楽しいですよ。

口元

歯が見えるまで口を開いている時は、怒っていたり何かを威嚇している時です。このような時は刺激をしないでください。刺激してしまうと、より攻撃性が高まるかもしれません。

口元が少しゆるんでいるなら、それはくつろいでいて甘えたがっているサインです。そんな時は、ゆっくり時間をかけてかまってあげましょう。愛犬もきっと喜ぶはずです。ちなみに、眠くなってる時も口元はゆるくなるので、その時はゆっくり寝かせてあげてください。

落ち込んだ時は口を固く閉ざします。その時は耳が垂れてションボリした表情をすることがあります。いたずらが過ぎても過度に叱らないようにしてください。度が過ぎてしまうとペットとの信頼関係が壊れるかもしれません。

ここまで取り上げた表情はほんの一例です。普段から愛犬とのコミュニケーションを積極的にとっているなら、もっと色々な気持ちを読み取ることができるようになるでしょう。

柴犬が笑顔になる瞬間

笑った表情をしている柴犬

Wollertz/shutterstock.com

ここまで犬の表情と気持ちの関係についてご紹介してきました。ではここからは、柴犬がどのような時に笑顔になるのかについてご紹介します。

楽しい時やくつろいでいる時

楽しい時やくつろいでいる時は人間も自然と笑顔になりますが、それは犬も同じです。愛犬が笑っているような顔で、目を細めたりまばたきを繰り返す場合は、飼い主と過ごせて楽しい気分になっていることの表れです。

飼い主のマネをしている時

柴犬は観察力に優れており、いつも飼い主の表情やしぐさを見ています。そのため、飼い主が笑顔で楽しい表情をしているのを見ると、一生懸命マネをして飼い主と同じ行動をしようとします。ですから、飼い主が何度も愛犬にほほ笑むなら、愛犬も自然と笑顔になるはずです。

攻撃する意志がないという合図を出している時

初対面の人や他の犬に対して笑顔を見せる時は、攻撃の意志はないという合図を送っています。犬だってケンカをしたいわけではありません。そのため、トラブルを避けるためにもこのような表情を見せることがあるようです。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板