ぬいぐるみ好きな猫がいるのはどうして?猫の心理を解説!

ぬいぐるみ好きな猫がいるのはどうして?猫の心理を解説!

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ぬいぐるみ好きの猫たちは私たちの心を惹き付けます。ぬいぐるみを抱きかかえたり、ぬいぐるみで遊んだりする様子はまるで人間のようです。ここでは、ぬいぐるみが好きな猫の心理を解説します。

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ぬいぐるみ好き猫の心理とは?

最近では、よくペット用のぬいぐるみが販売されています。人間用のぬいぐるみを所持している飼い主さんも多いことでしょう。

猫の中には、ぬいぐるみが大好きな子がいます。まるで自分の物であるかのように、ぬいぐるみを抱きかかえたり、一緒に寝たり、ちょっと噛みついて振り回してみたりすることがあります。

この時の猫の心理とはどんなものなのでしょうか?人間も大好きなぬいぐるみですが、猫たちも同じような気持ちを抱くことはあるのでしょうか?

ここでは特に、猫特有の気持ち、また人間にも共通する気持ちをご紹介していきます。

狩猟本能

猫は本来、野生動物として生活し、獲物を狩って食料調達していました。その本能は現代の飼い猫たちにも受け継がれています。

子供の猫でも大人の猫でも、何かを獲物のように扱って追いかけたり、咥えたりすることがあります。その対象は動く虫だったり、風で動くカーテンだったり、ねこじゃらしだったり、ぬいぐるみだったりするのです。

ぬいぐるみを前足でパンチしたり、甘噛みしたり、そのまま振り回したりしているのであれば、それは狩猟本能から来ている行動の可能性が高いです。

猫たちはストレス解消として「狩りごっこ」をすることがあります。また、子猫は狩りの勉強としてぬいぐるみを相手にすることもあるでしょう。この時、猫たちは「わくわく」しながら、人形と一緒に遊ぶことを楽しんでいるのです。

しかし、柔らかいぬいぐるみだとすぐにボロボロになってしまいます。猫が狩猟本能によるぬいぐるみ好きなのであれば、ちょっと頑丈なぬいぐるみを与えると買い替えの頻度が少なくなることでしょう。

においが好き

猫はにおいにとても敏感な動物です。においは自分の縄張りを主張するものであり、安心させるものでもあります。

ぬいぐるみには猫のにおいがしっかりと付着しているため、それらを好むのは当然ともいえます。

自分の居場所を主張するときには、周囲ににおいを付着させるものです。同様に自分のにおいの付いたものを持ってくることもあります。ぬいぐるみがまさしくそうなのかもしれません。

また、ぬいぐるみから飼い主さんのにおいがする場合もあります。飼い主さん好きな猫なら、飼い主さんのにおいのするぬいぐるみで安心できるのでしょう。

ぬいぐるみと寝る猫

Lario/shutterstock.com

遊んでほしい

猫がぬいぐるみを1つのコミュニケーション手段として活用することもあるでしょう。

基本的に猫はマイペースな生き物ですが、中には飼い主さんにベタベタしたがる子もいます。そうした猫の中には「飼い主さんともっと遊びたい」「もっと構ってほしい」という心理状態ゆえに、ぬいぐるみを持ってくる子がいるのです。

「一緒に遊ぼうよ」「ねえねえ、これ見てよ」と言っているかのように、飼い主さんにぬいぐるみを持ってくる場合は、遊んでほしいという気持ちが強いと言えるでしょう。

「ぬいぐるみが好き」というよりは、「飼い主さんが好き」という気持ちの表れなので、ぜひ一緒に遊んであげてくださいね。

家族だと思っている

猫は他のペットとも仲良くなれます。例えば、犬と猫がまるで兄弟や親子のような関係を築くことがありますね。同じような現象は、人間相手でもぬいぐるみ相手でも起こり得ます。

特に、お母さん猫たちはまるで自分の子供のようにぬいぐるみを扱うかもしれません。一緒にくっついて寝ている姿は本当に微笑ましいものです。家族のような関係は猫にとっても飼い主さんにとっても良いことなので、危険が無い限り取り上げたりしないで、優しく見守ってあげてくださいね。

あったかい

大きいぬいぐるみに抱き着いたことがあるでしょうか?毛布のような柔らかさと心地よさ、そしてあったかさを感じたことでしょう。

同じように、猫たちも「気持ちいい」とか「あったかい」という心理で、ぬいぐるみに抱きつく場合があります。

特に、寒い時期にはあったかいものを求めています。抱きしめることで暖かく感じ、時には敷布団代わりにぬいぐるみの上に乗ってしまうこともあるでしょう。冷たい床に接することが無くなるのでかなりあったかいはずです。

逆に、夏は猫のためにスベスベでひんやりとした肌触りの人形を用意してあげるのも良いでしょう。

誤飲に注意しながら優しく見守ってあげましょう

おもちゃで遊ぶ猫

MaraZe/shutterstock.com

皆さんの猫もぬいぐるみが好きかもしれません。猫の仕草や表情から、好きな理由や心理が分かることもあります。猫とぬいぐるみの関係は、見ているだけでも癒されるものです。優しく見守ってあげましょう。

ただし、1つ気を付けなければいけないことがあります。それは、ぬいぐるみの誤飲です。ほとんどのぬいぐるみは飲み込めるほどの大きさではありません。しかし、ぬいぐるみのパーツが取れてしまう可能性は大いにあります。特に、噛みついたり振り回していたりすると取れやすいです。

定期的にぬいぐるみの状態を確認して、パーツの誤飲がないように努めましょう。

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