カニンヘンダックスフンドの寿命はどれくらい?飼育の注意点と飼育方法を解説!

カニンヘンダックスフンドの寿命はどれくらい?飼育の注意点と飼育方法を解説!

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カニンヘンダックスはミニチュアダックスよりも小さい犬種です。基本的に小型犬種の方が長生きするといわれており、これはカニンヘンダックスにも当てはまります。しかし、寿命は飼育方法や個体によって多少異なります。この記事ではカニンヘンダックスの寿命や、少しでも長生きさせる上での注意点や飼育方法を解説します。

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カニンヘンダックスフンドは長生き?

カニンヘンダックスフンド

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小型犬のほうが長生きすることが多い理由は、大型犬に比べて強い心肺機能を持っているからといわれています。大型の犬になると、大きい体を維持するのにどうしても心肺機能に負担がかかるので、小型犬に比べて短命になるようです。

小型犬は平均寿命が14歳から17歳と比較的長く、カニンヘンダックスフンドの元の犬種であるミニチュアダックスフンドは、その中でも長生きの犬種です。ミニチュアダックスフンドは異なる遺伝子を交配し品種改良された犬種です。ゆえに、より強い個体へと改良されて、結果的に長生きの犬種になりました。

ミニチュアダックスフンドから改良されたカニンヘンダックスフンドも同じ遺伝子を持っているので、比較的長生きする犬種といえます。

カニンヘンダックスフンドが長生きする飼育方法

カニンヘンダックスフンド

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犬の寿命は飼育法によって、健康を維持することができます。逆にいえば、比較的長生きする犬種であっても、飼育方法を間違えてしまうと犬の寿命を縮めることになりかねないということです。

では、カニンヘンダックスフンドがより健康を維持する上で大切な飼育方法を解説します。

肥満に気を付ける

カニンヘンダックスフンドは短足な犬種です。ゆえに、椎間板ヘルニアになりやすい犬種といえます。体重が増えることで椎間板ヘルニアのリスクが高まり、体力が落ちてしまうかもしれません。この他にも、肥満は生活習慣病の引き金にもなるので、おやつの与えすぎには注意してください。

適度な運動を心がけることも肥満予防につながります。カニンヘンダックスフンドに適した散歩の時間は1日2回、10分から20分です。胴長短足で気温の影響を受けやすいので、夏は涼しい時間、冬は暖かい時間を選んで散歩に出かけてください。あまり激しい運動は心臓に負担がかかります。飼い主さんがコントロールしてください。

健康管理

子犬の時から定期的な健康診断を心がけましょう。そうすれば、病気の予防だけではなく病気の早期発見につながります。病気を早めに治療することができ、結果的に健康を維持することに繋がります。特に7歳を超えるとシニアになるので、より一層の注意が必要です。

定期的なお手入れ

爪切りや耳掃除などのお手入れは大切です。その他にも、ブラッシングを定期的に行うことで、血行が良くなります。その時に皮膚の状態をチェックしてください。年齢を重ねると皮膚病のリスクが高まり、ハゲてしまうことがあります。毎日のお手入れで早期発見を心がけましょう。

飼育環境

ストレスが多い環境での生活は、カニンヘンダックスフンドの寿命にも影響を与えます。ゆえに、飼い主さんがストレスフリーの環境を作ってあげることは健康を維持する秘訣になります。

また、歩く時に滑ったり段差があったりすると怪我の原因になります。特に、段差や階段は椎間板ヘルニアの要因になるので、バリアフリーの環境を用意してあげましょう。

飼い主さんとのスキンシップ

カニンヘンダックスフンドが長生きする一番の秘訣は、飼い主さんとのスキンシップです。スキンシップを取ることで、飼い主さんが犬のわずかな変化に気づくことができます。

また、犬にとっても欲求が満たされるので、毎日がイキイキとした生活を送れるでしょう。何よりも、飼い主さんの愛情をたくさん受けることで精神的に満たされるので、ストレスが軽減されます。

シニアになったら気を付けること

ダックスフンド

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7歳を超えるとシニア犬になります。これは人間に置き換えると44歳くらいです。これくらいの年齢から少しづつ体力が衰えていきます。食事も変えていく必要があります。

運動量が減るので食欲が落ちることがあります。しかし、食べないと免疫が下がってしまうので、健康を維持するために食事を摂ることは不可欠です。鶏肉などのトッピングをしたり、シニア用のフードに変更したりすることで対応してください。高タンパク質で低カロリーのフードを選びましょう。野菜を与えることもできますが、食物アレルギーを持っている可能性があるので注意して与える必要があります。

足腰もだんだん弱っていきます。散歩に行きたがらない場合もあるかもしれません。でも、適度な運動や日光浴は体力の維持に役立つので、少しの時間でもお散歩に出かけるようにしましょう。怪我をしやすくなるので、若い頃よりもバリアフリーを心がけましょう。

目や耳も衰えてきます。餌やトイレの位置を変えてしまうと順応できないことがあります。シニアになったら不要な模様替えも控えることをおすすめします。

体温調節も上手にできなくなります。室温管理は徹底してください。飼い主さんと気温が合わない時は、服を着せてあげてください。温度管理だけでなく、皮膚を保護するのにも役立ちます。

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