【ドッグトレーナー監修】犬を寝かしつけるベストな方法とは?安心感を与えることがポイント

【ドッグトレーナー監修】犬を寝かしつけるベストな方法とは?安心感を与えることがポイント

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この記事の監修者(48件監修)

Moe Yoshida

ドッグトレーナー

Moe Yoshida

国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。 噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを引き取った事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。 保有資格:NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級

愛犬がなかなか寝てくれないときってありますよね。犬たちにとって睡眠は非常に大切な時間なので、そんな時は飼い主さんが寝かしつけてあげる必要があります。今回は、犬を寝かしつけるベストな方法をご紹介します。

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犬に活発なイメージをもつ人は多いですが、実は犬は活動時間よりも睡眠時間の方が長いといわれています。 成犬の平均睡眠時間は1日に12~15時間で、幼犬や老犬の場合はより長い時間の睡眠が必要となります。

しかし、時には「犬がなかなか寝てくれない」こともありますよね。夜に寝てくれず、夜鳴きをされつづけてしまうと飼い主さんの睡眠時間も短くなり、お互いストレスを抱えてしまうことになりかねません。

愛犬を寝かしつけるときのポイントは「安心感を与える」ことです。そのために飼い主さんが行えることがいくつかありますので、解説していきます。

犬を寝かしつける方法

ベッドで寝る犬

pixabay.com

犬を寝かしつけるためには、まず犬を落ち着かせることが大切です。

人間と同じように、犬も興奮しているとなかなか眠ることができません。安心させ、心から落ち着いてもらうことで自然な眠りを促すことができます。

寝かしつけるためのいくつかのコツをご紹介しますので、是非実践してみてください。

安心できる寝床を作る

一番大切なのは、犬が安心できる寝床を作ることです。

犬はもともと野生動物として生活しており、弱肉強食の感覚が染みついています。そのため、敵に狙われるような場所で寝ることは絶対にありません。自分の安全が確保されており、敵に見つかりにくい場所が寝床として最適です。

飼い犬も同じようにそのような環境を好みます。飼い犬や飼い主の匂いがついた毛布やタオルを敷いてあげたり、比較的狭くて暗い場所を寝床にしてあげましょう。

特に、飼い主が変わったり、引っ越しをしたりして周囲の環境が大きく変化するときには、前の飼い主さんやお家の匂いが付いた衣類を寝床に入れてあげると安心しやすくなります。

マッサージ

マッサージをするとリラックスして眠ってくれる、と報告する飼い主さんは多いです。私たち人間もマッサージされると血流が良くなり気持ちよくなるものですよね。

愛犬に対しても同様の方法が効果的です。寝て欲しい時間帯の少し前に、特に耳の後ろを優しくマッサージしてあげてください。

室温管理

意外と盲点になりがちなのが、室温の管理です。

暑い季節であれば、犬であっても寝苦しく感じてしまうものです。逆に、冷房の効きすぎにも注意しましょう。寝床に直接冷房の空気が当たらないようにしてください。

もちろん、寒い季節の室温管理も大切です。震えるほど寒すぎるなら犬たちもなかなかリラックスできません。ホッとできる温度を保つと、犬も自然と睡眠へ移行していくはずです。

テンションを落ち着かせる

犬を落ち着かせる方法はいくつかありますが、「興奮させない」ということを意識するとよいでしょう。

当たり前ですが、寝る前に激しい運動を行ったり、犬の狩猟本能を刺激するようなおもちゃで誘惑したりすることが無いようにしてください。一度興奮してしまうと、落ち着くまでには時間がかかります。

また、飼い主さんは大音量でテレビを見たり、近くで大声を出したりしてはいけません。犬の寝床は、家の中でもっとも静かな場所を選んでください。

ラジオをつける

寂しがり屋な犬であれば、ひとりではなかなか寝付けない場合もあります。そんな子にはラジオを聞かせてあげるのも良いといわれています。

もちろん、音楽が流れる激しいラジオではなく、静かで落ち着いた雰囲気のラジオを選んでください。

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