キングチャールズスパニエルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

キングチャールズスパニエルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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キングチャールズスパニエルとはキャバリアキングチャールズスパニエルの祖先犬です。 性格がよく、しつけもしやすいと愛玩犬として人気です。 チャールズ二世に特別に愛されたこの犬種が2種類に分かれた歴史や特徴の違いをご紹介します。

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キングチャールズスパニエルの飼い方としつけ

happy cavalier king charles spaniel puppy playing outdoors

otsphoto/shutterstock.com

キングチャールズスパニエルは心臓が弱い犬種です。

それで、温度差などに弱くそのような気候などのストレスなどで寿命が短くなることもあるようです。

キングチャールズスパニエルだけでなく、犬の寿命は室外で飼育する場合よりも、室内で飼育するほうが延びるようです。

それは、室外で飼育する場合、生理的なストレスや心理的ストレス、そして物理的科学的ストレスを受けやすいからです。

ストレスをできるだけ与えない、ということが飼育のポイントとなりそうですね。

では、キングチャールズスパニエルはどのような飼い方としつけをするとよいのでしょうか?

持っている性質などを踏まえてみてみましょう。

キングチャールズスパニエルの飼育環境

キングチャールズスパニエルは、温度差に弱いので、室内飼いをする必要があります。

そして、室内で飼育するとしても熱中症などになりやすいので、温度管理はしっかりとしてあげる必要があります。

日本の夏は30度以上になることもしばしばですが、室温を23~25度くらいにしておいてあげましょう。

冬はそれほど苦手ではありませんが、これも個体差があります。

冬にも必要な暖が取れるようにしましょう。

そして、室内のフローリングなどはとても滑りやすいです。

ジャンプをしたり走ったりしたときに、関節を痛めたり骨折をしたりすることもあります。

それで、滑り止め加工をしたり、マットなどを敷いてあげましょう。

元気の良い性格ですが、運動量は少ないので、ドッグランやアジリティで走り回るような飼い方はしなくても良いでしょう。 飾り毛のケアをするために、馴致をしつけておくと良いでしょう。

特に、お腹を仰向けにするリラックスポジションをしつけると、お腹の飾り毛も簡単にケアできます。

もともと愛玩犬として、人間と常に過ごしてきて甘えん坊な性格をしています。

それで、飼い主さんにべったりな性格になる子もいます。

とても可愛くていいのですが、ときにはお留守番などもしなくてはいけない時もあるでしょう。

そのような時のために、1人になることに慣れさせたり、おもちゃなどを使って一人で遊ぶことも覚えさせて、お留守番の練習をしておくこともよいでしょう。

キングチャールズスパニエルのしつけ

キングチャールズスパニエルは頭がよくしつけは簡単です。

スパニエルの名前がついていますが、根っからの愛玩犬のため、基本的なしつけを行えば問題行動は起きないでしょう。 何でもすぐ覚えるので、可能性を広げるためにも、いろんなことをしつけてあげるのもお勧めです。

とはいえ、飼い主さんの命令を無視することもありますので、イライラせずに根気強く教えてあげましょう。

厳しく叱るよりも、褒めながらしつけるほうがよいでしょう。

一発芸などしつけて家の中でも楽しめるようにした飼い方をして、一緒に楽しみましょう。 しつけを行うにあたり、ごほうびとしておやつかボールで遊ぶ方も多いと思いますが、キングチャールズスパニエルは肥満に注意することと、呼吸器の問題があるので激しい遊びは控えましょう。

しつけのごほうびは、愛情深い性格に答えるように声で褒めたり、なでたりしてあげるとよいでしょう。 愛情表現豊かな性格なので顔を舐めることが多いかもしれませんが、お年寄りや小さな子供に対してはあまりよくないので、抑制させるようにしつけるといいでしょう。

そのため、信愛を伝える手段は、アイコンタクトなど別の方法でとることをしつけてあげることをお勧めします。

キングチャールズスパニエルの毛色・被毛

three cavalier king charles spaniel dogs together on white

otsphoto/shutterstock.com

キングチャールズスパニエルの被毛は、ウェーブのかかったロングコートです。

耳と胸元、尻尾にある飾り毛がおしゃれで、ゴージャスな印象を与えますね。

シルクのような手触りをしています。

毛色は、キャバリアと同じく4種類です。

光沢のあるブラックと明るいマホガニーのタン・マーキングのある「ブランク&タン」、地色がホワイトでブラックの班が分布している「トライカラー」、地色がホワイトでチェスナット・レッドの班が分布している「ブレンハイム」、そして全体がチェストナット・レッドの「ルビー」がいます。

毛がよく抜けるので、お手入れが必要です。

キングチャールズスパニエルの健康管理とお手入れ

Portrait of a dog on a background of green grass

Lari Cavalier/shutterstock.com

もともと、心臓が弱かったり、遺伝疾患をもっていることも多いキングチャールズスパニエルは、飼い主として健康管理をしっかりとしてあげることが必要です。

そして、美しい被毛と皮膚の健康を保つためにも、毎日のお手入れをしてあげましょう。

キングチャールズスパニエルの健康管理方法

キングチャールズスパニエルはいびきだけでなく、遺伝疾患に気を付けた飼い方をしなければなりません。

普段から体重・体調管理に気を付けた飼い方をして、遺伝疾患を持っている場合は定期的に獣医師による定期診察を受けるようにしましょう。

特に心疾患系の病気にかかりやすいようなので、子犬を選ぶときは親の代を何代もさかのぼって、遺伝子疾患がないかどうか調べる必要があります。

そして、日本の暑い気候がとても苦手ですので、熱中症などにならないように気を付けましょう。

短吻種は体内の熱を外に逃がすのが不得意なんです。

夏はお散歩も、涼しくなってからにしましょう。

お散歩のときにはこまめに休憩したり、水分補給ができるようにしてあげましょう。

関節が強くない犬種なので、激しい運動はおすすめできませんが、毎日お散歩にいくことによってストレス発散させてあげるようにしましょう。

キングチャールズスパニエルに必要なお手入れ

シルクのような手触りの被毛は、とても柔らかくて毛玉ができやすいです。

毛玉ができる前に、ブラッシングをしてあげましょう。

抜け毛も多いので、特に換毛期には毎日ケアをしてあげてください。

抜け毛などを放置していると、皮膚病にもなりやすくなります。

さらに、外耳炎にもなりやすいです。

それで、耳のお掃除も定期的にしてあげるようにしましょう。

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mofmo掲示板

3 名無しさん
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キングチャールズスパニエルは、飼い主に対しては愛情深く寄り添うような性格で、はしゃいで困らせるということがないので、ペット飼育が可能なマンションなどでも比較的飼いやすいかもしれませんね。子どもに対しても温和と言えます。

2 名無しさん
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大きな潤んだ瞳が印象的です。こんな可愛い瞳で見つめられたらメロメロ虜ですね。甘えん坊な性格もまた良いですね。いつもそばにいてくれて、一緒に過ごせそうです。キングチャールズスパニエル、お目にかかりたく思います。

1 グレイス
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名前がおしゃれですな。だって「キング」ですよ。おっしゃれーです。それと、顔は気品あふれてて優雅に見える。どこを取っても可愛いし。