
ブルマスティフってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!
その名の通り、ブルドッグとマスティフのハーフ犬として誕生したブルマスティフ。 存在感があって見た目はちょっと怖いけど、実は家庭犬として飼育されているとても穏やかな性格の持ち主なんです。 そんなブルマスティフの特徴や性格、飼い方やしつけ方のコツについて説明します。

ブルマスティフの毛色・被毛

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ブルマスティフの被毛は短毛タイプで硬いスムースコートです。
毛色はフォーン、イザベラ、グレー、ブラック、ブリンドルなどの単色です。
ブラック以外の単色の場合はマズル、顔、耳にブラックマスクという黒いマーキングが入ります。
胸に白斑が入ることは許されていますが、その他の場所に白斑が入ることは好ましくないとされています。
また、稀に薄いブルーの子犬が生まれることもありますが、家庭犬として飼う分には問題ありませんが、ショードッグやブリーディングストックとしては好ましくないとされています。
ブルマスティフの健康管理とお手入れ

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犬の中でも決して長寿とは言えない犬種ですが、できるだけ長く一緒に暮らせるように努めましょう。
気を付けたい病気などがあるので、それらを予防したり、健康管理に気を遣えば、平均寿命よりも長く生きることのできる個体もいますよ。
ブルマスティフの健康管理方法と必要なお手入れについて説明します。
ブルマスティフの健康管理方法
ブルマスティフがかかりやすい病気に、股関節形成不全がありますが、これは遺伝的疾患とされています。
それで、子犬を購入する時は、親犬や兄弟犬に股関節形成不全の血統がいないかどうか確認するようにしましょう。
大型犬ゆえにかかりやすい病気として胃捻転があります。
これは、ドカ食いや水のがぶ飲み、食後の激しい運動を控えることによって予防できます。
マスティフ系の犬種がかかりやすい病気に眼瞼内反症という目の病気があります。
遺伝の場合は1歳未満で発症することが多く、手術で回復します。
垂れ耳なので、外耳炎などの耳疾患にかからないように、普段から耳を清潔に保つようにしましょう。
また、肥満になりやすい犬種なので、食事と運動のバランスを保つようにしましょう。
ブルマスティフに必要なお手入れ
短毛タイプなので被毛の手入れは非常に楽です。
週に1回ほどブラッシングをしてあげるだけでいいでしょう。
汚れが目立つようになったりべたつきがある場合はシャンプーをしてあげましょう。