ベルガマスコってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ベルガマスコってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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正確にはベルガマスコ・シープドッグと呼ばれますが、シープドッグと示すように、この犬種は牧羊犬です。モップのような特徴のある被毛を持ち、大変珍しい犬ですが、輸入で日本には入ってきているようですね。ブリーダーも少なく、日本では見る機会は少ないですが、この大型犬について飼い方や特徴、歴史などを紹介します。

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ベルガマスコの毛色・被毛

ベルガマスコの被毛の色は、ホワイト、ブラック、グレーなどです。

被毛の色は様々で単色の個体もいますし、2色の個体もいます。

寒さにとても強く、オオカミの鋭い牙さえも皮膚に到達できないほどの被毛は、ベルガマスコの体をまるで鎧のように守ってきたものです。

その被毛は3層にもなっていて、ものすごいボリュームです。

中にはきめ細かく密生する被毛があり、油分の多い被毛が防水の役目を果たします。

そして、粗めの毛質のオーバーコートはややウェーブがかかっています。

体全体を覆うその暑い被毛は、背中は中央からサイドに流れるように垂れていきます。

顔の被毛も長いので、前が見えるようにリボンなどで止めてあげてもいいですね。

ベルガマスコの健康管理とお手入れ

大変丈夫な犬で病気にも強く、被毛のお手入れと飼育環境以外は、飼い方は難しくないでしょう。

ただ皮膚疾患になりやすい特徴のある犬種なので、気をつけましょう。

ベルガマスコの健康管理方法

その被毛故に、皮膚病になりやすい犬種です。

初心者には被毛のお手入れが難しすぎてできませんので、トリマーさんに頼むしかありませんので、定期的に皮膚の状態も確認してもらいましょう。

そして、高温多湿の日本の夏はコートを刈り取るなどする方法もあります。

しかし、ショードッグの場合はそれができないのですごく難しいです。

温度管理をして、熱中症にも気をつけてあげる必要があります。

眼病予防のために、眼にかかる被毛はクリップで止めてあげるかカットすることも良いでしょう。

さらに、大型犬は股関節形成不全になりやすいと言われています。

まだ幼犬のころは、骨も筋肉も成長過程なので激しい運動はさせないほうが良いでしょう。

そして、やはり基本的なこととしてはいつも様子をよく観察してあげる事により、少しの異変にもいち早く気づいてあげることができるでしょう。

ベルガマスコに必要なお手入れ

特徴ある被毛ですが、維持はさほど難しく無いのが面白いところです。

というか、特有のモップの様になる被毛は、ブラッシングなんてできません。

できるのは、顔としっぽの部分のみでしょう。

ただ定期的にトリマーさんに頼んで、プラッキング(リッピング)という被毛の新陳代謝を促すため、トリミングナイフを使って長すぎて古くなった毛を抜く必要があります。 被毛の特性から、シャンプーなどはそれほど頻繁に行う必要はなく、年1~3回程度以上は必要ないとされています。

シャンプーは、一本一本ロープ状になっている被毛を手洗いします。

ちなみに、ショードッグの場合、コートがカットできないのでおトイレの度にお尻周りの被毛を汚れないように結んであげる必要があります。

被毛は犬の被毛とヤギ、羊の被毛が混ざったようなもので、完全に生えそろうのに6年を要するほどです。

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